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60代の母が、総合病院の乳ガン外来で検診を受けました(エコー、触診、マンモグラフィ)。
マンモについては「乳房をテコのように挟まれ、泣くほど痛くなる」と聞いていたのですが、実際は「テコのように」挟まれることはなく、ほとんど痛みを感じなかったそうです。

すると、乳ガン検診歴の長い親戚複数から「別の病院で再検査を受けたほうがいい」と忠告を受けました。乳房をギューッと押し潰すようにして挟まないと、血管内のガン細胞が投影されないというのが、彼女たちの論です。

一方、乳ガン経験者である別の親類たちは「そのような挟みかたをすると、血管内にガン細胞があった場合、破裂して飛び散ってしまう」と警告します。

どちらの言い分が正しいのでしょうか?
お詳しい方がおられましたら、お教え下さい。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

bachaooさん、こんOOは。



この質問を見て誤解される方がいるといけないので回答します。私は男性のマンモグラフィー認定技師です。

マンモグラフィーを受けて痛いかどうかは、受診者やそのときの状態によります。一般的には若くて乳房に張りがある方のほうがお年を召して張りがない方より痛みを訴えられることが多いですし、同じ受診者でも生理やホルモンで乳房の張りの度合いが時期により違ってきます。当然、張りがない時期の方が痛みが少ないです。検診など急いで検査を受ける必要がない場合は、生理後の乳房の張りが少ないときに受けることをお勧めします。痛みも少なくなりますし、より圧迫できて乳房が薄くなるほどX線が少なくて済み、被曝量も少なくてすみます。大雑把に言って1cm薄くなると線量が約半分で済むのです。
ちなみに撮影時の圧迫の基準は乳房がピンと張るか受診者が我慢できるまでです。痛くないから検査が良い、悪いはありません。痛みを訴えられて十分圧迫できずに結果良い写真が取れない場合はありますけど。

乳がんは母乳が作られる小葉や、母乳を乳首まで送る管、乳管といいますがそれらから発生した悪性新生物(いわゆる癌)のことで、浸潤していない限り血管内にあることはありません。また、マンモグラフィーの圧迫でがん細胞が飛び散るのであればそのそばにある正常の細胞も飛び散るでしょう、そうなれば乳房そのものがつぶれてしまうことになりますが、もちろんそんなことはありません。撮影する技師が加減して圧迫しますので。

もう一つ、回答の中で男性技師の方が痛いとありましたが、実際は女性技師が上手だとは限りません。性別に関係なく技術を磨きよく勉強されている技師が良いと思います。ただ、男性技師が担当すると受診される女性が緊張してどうしても力が入るようです。そのため痛みを感じやすいのでしょう。

結論としては、マンモグラフィーで痛いかどうかで検査がうまく言ったかどうかは関係ないこと、圧迫したらがん細胞が破裂することはないことです。少しは疑問が解消されたでしょうか。医師の説明を100%信用しましょうとは言いませんが、不確定な情報に振り回されないよう、検査を受けたのにより不安にならないようにと思い回答しました。
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この回答へのお礼

ご回答を有難うございます。
マンモ技師の方からの詳しい説明を得ることができ、感謝しております。なぜ痛みを感じたり感じなかったりするか、という理論を説明下さったことで、母も納得したようです。
複数の親戚に「ガンを見落としている。間違いない」と脅され、母娘ともどもひどく不安に陥っておりました。有難うございました。

お礼日時:2006/05/08 20:42

乳がん経験者です。


マンモグラフィでの検診は、技師さんの技量で痛かったり痛くなかったりします。痛い挟み方だったからきちんと画像が撮れているというものでもありませんし、ゆるければかえって画像そのものがクリアではありませんから、その場で「撮り直し」になるはずです。
マンモで乳房を薄く挟むのは、もちろん画像をはっきり撮るためもありますが、被爆量をできるだけ少なくするためでもあります。
40歳前の方の乳房は乳腺が発達していてハリがあるので、挟むとかなり痛む上に、乳腺が白く映って、たとえがんがあったとしてもよくわからないため、40歳未満の方のマンモグラフィはあまり意味がないといっていいでしょう。
でも、質問者様のお母様の場合、もう60を過ぎていられるので、それほどきつく挟んでいなくても、かなり画像的にはきれいに撮れるのではないかと思われます。その画像で特に疑わしいところがなければ、大丈夫なのではないでしょうか?
ちなみに、乳がんは乳房内の血管にできるのではなく、乳管および小葉にできるものです。乳房を何ミリの薄さにつぶして撮るのならともかく、数センチの厚さでしたらつぶれて飛散することはありません(手にふれるしこりがある乳がんの場合、ほとんどは「浸潤がん」といって、リンパや血管を通って全身にがん細胞が散っている可能性があります。マンモでつぶれる、あるいは針生検でがんが飛散する、という以前に、もうすでに全身療法の対象になっているわけです)。
マンモには映らなくても、自分で入浴時などにしこりを見つけた方も大勢いますので、マンモだけにこだわらず、自己検診をまめにされていれば、それほど心配なことにはならないと思いますよ。

参考URL:http://www.v-next.jp/contents_01.htm
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この回答へのお礼

ご回答を有難うございます。判りやすい参考URLも有難うございました。
親戚以外の乳ガン経験者からお話を伺うことができ、感謝しております。親戚たちの話に、過度に不安を煽り立てられていたような気がします。
>>自分で入浴時などにしこりを見つけた方も大勢いますので、マンモだけにこだわらず、自己検診をまめにされていれば、それほど心配なことにはならないと思いますよ。
入浴や着替えの際の乳房チェックは、習慣として行っているようです。乳ガン検診は、半年~年に1度やっています。

いずれにしましても、急いで別病院で再検査、ということは見合わせようと思います。

お礼日時:2006/05/08 20:37

何度かマンモしてますが、泣くほど痛かった時とたいして痛くなかった時と両方あります。


下の方もおっしゃってますが、痛くなかったからと言って上手く撮影できなかったという訳ではありません。
私は受ける度に「上手く写ってなかったらもう1度やりますのでその場でお待ちください」と言われます。
うまく撮影できてなければ、もう1度その場で再撮影されます。
撮影が終わった時点で技師が確認し、その後医師がその写真を見ながらチェックするのですから、上手く撮影出来てない物をそのまま使うとは考えられません。
圧迫が弱かった、痛くなかったというだけで再検査する必要はないと思います。
確かに私も女性技師にやってもらった時の方が痛くなかったです。
やはり同じ女性の方が痛くないように配慮できるんでしょうかね。
でも、その写真を使い前回との写真の見比べした際も、同じように写っていたので、やはり痛くない圧迫が弱いは関係ないと思いますよ。
それにお母様はマンモと共に触診・エコーもされてますので、私は充分だと思いますよ。
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この回答へのお礼

ご回答を有難うございます。
親戚以外のマンモ経験者からお話を伺うことができ、感謝しております。
>>それにお母様はマンモと共に触診・エコーもされてますので、私は充分だと思いますよ。
そうですね。触診とエコーもしておりますし、いずれにしても2ヶ月後に同病院で別のガン検診を受けることになっていますので、急いで別病院で再検査という必要はなさそうですね。

お礼日時:2006/05/08 20:29

マンモグラフィを撮影するにあたっては撮影方法に基準があります。


撮影の際に「痛い」と感じる人も「痛くなかった」と感じる人もいます。痛いから撮影が上手くいったとか、いかなかったとかそういうものではありません。

また、マンモグラフィによる圧迫で癌が飛び散るという話は不安に思っているかたはときどき見受けられますが、癌が検査によって飛び散ったという証明はされていません。

どちらのご親戚のお話も医学的な根拠がない話とお見受けしますがいかがなものでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答を有難うございました。
今回の忠告・警告をしてきた親類に、医療関係者はいないのですが、いわば耳知識の豊富な門前の小僧、ガン検診のベテラン受診者という感じです。
そういう彼女たちが集団になって「痛くないマンモは正しくない。絶対にガン細胞を見落としている」と主張するため、だんだん不安になってきたのです。
逆に「涙が出るほど強く挟むマンモは時代遅れだ」との声もあり、わけがわからなくなってきた次第です。

お礼日時:2006/05/06 18:42

痛みについては、個人差があります。



ただ、圧迫が少ないと仰るとおり腫瘍が写らない可能性があります。
ただ、現時点では圧迫が少なくて痛くなかったのか、単純に検査された方が痛みを感じなかったのかはわからないのでなんともいえませんね。

破裂については、正確な事はわかりませんが、どこを調べてもマンモグラフィによって腫瘍が破裂したという話は聞いたことが無いですね。豊胸手術で生理食塩水を入れた方やペースメーカーが入ってる方は生理食塩水のパックが破裂したり、ペースメーカーが故障したりしますので、検査前に言わなくてはいけませんけど…。

圧迫が弱かったのであれば、再検査をオススメします。
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この回答へのお礼

早速のご回答を有難うございます。

>>圧迫が少なくて痛くなかったのか、単純に検査された方が痛みを感じなかったのか

母が表現しますに、「女性技師が、ブラジャー販売員のごとく器用に乳房(の肉)の位置を整え、挟んだ」とのことです。乳房はさほど大きくありません(AカップとBカップの間です)。
母はそれまで、別の総合病院で検査を受けていたのですが(男性技師)、マンモ受診のたびに、気が遠くなるような痛みを感じていたと言います。
自らも乳房を持つ女性技師なので、痛くない挟み方を知っているのかと思っていたのですが、ちょっと心配になってきました。

お礼日時:2006/05/06 16:13

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