夏が終わったと感じる瞬間って、どんな時?

UFJ証券から電話があり、『スパークス満期時元本確保型 アジア・パシフィック・ダイバーシファイド・ファンド2(米ドル建)』を勧められました。
元本確保型で、手数料は無料、信託報酬は2%台で、7年4ヶ月ものの無分配ですが、最終的にかなりの利回りも期待できるとか(これにすこしよだれが‥)。
為替リスク、途中でやめにくいなどありますが、何か都合の良いことばかりを伝えられているようで。
何か裏があるのでしょうか?初心者でその辺の事情が分かりません。
宜しければアドバイス等をお教えください。

また第1期のものが半年前に出され、現在1.1倍と聞かされています。


http://www.sc.mufg.jp/products/trust/pdf/diversi …

A 回答 (3件)

このファンドの欠点は、コストが二重にかかる事と更に米ドル元本を確保する事を目的とするので、余程利益が出なければ儲からないのです。



まずは、複数のヘッジファンドに投資するので、最初のヘッジファンドの信託報酬+成功報酬が取られて、更にこのファンドでもう一度信託報酬がかかるのです。
この手のファンドは超過リターンの4割以上がコストで消えると言われています。
更に米ドル元本を確保する方法は現在の金利水準ならば総資産の7割前後をゼロクーポン債に投資すれば、満期時の元本確保が出来ます。
つまり、実質的に投資をしているのは3割程度だと考えられます。

仮にも投資対象のファンドの1年間の超過リターンを20%、信託報酬を1.5%、成功報酬20%として、このファンドの信託報酬を2.5%、ゼロクーポン債に7割投資すると仮定すれば・・・
((20%-1.5%)x0.8-2.5%)x0.3≒3.69%
米国の金利を5.5%と仮定すれば・・・
3.69%+(5.5%-2.5%)x0.7≒5.79%

つまり、1年間の超過リターン20%に対して、投資家の実質リターンは5.79%となる訳です。
米ドル元本を確保しなければ、上記の例では超過リターンは12.3%になる訳です。
しかし、これは一般的な話なので、このファンドの目論見書だけでは本当のコストは分かりません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
とてもわかりやすかったです。

お礼日時:2006/05/29 19:29

元本を確保するために、大部分をドル建て債券で運用して、ヘッジファンドには小額を運用しているのだと思います。


今、アメリカの金利は4%台だったと思います。もしも、2013年10月に償還される債券を100万ドル分買うと、1年で4万ドル、単純に計算すると、7年で28万ドルの利息が得られます。この、利息に相当する部分を、ヘッジファンド運用にまわすと、ドル建てで元本保証になります。
まとめてみますと、あなたが128万ドル分投資すると、ファンドは債券を100万ドル買い、満期まで運用、28万ドルをヘッジファンドに投資するのではないでしょうか。
とても、大雑把な計算ですが、このようにすると、ドル建ての資産に関しては、元本確保になります。(円では、元本確保ではありません)

一見お得なように見えますが、自分で債券を買うと、必要な手数料は、為替手数料(ドルなら買ったときと売ったときあわせて1ドル1円なので、約1%ですね)だけです。つまり投資額の80~90%に当たる債券部分にまで、毎年2%(100万投資なら7年で16~18万円)もの払う必要の無いお金を払っていることになります。
それなら、投資したお金がフルに投資されるファンドと、ドル建て債券に分けて投資した方が、よろしいかと思います。

もう一つ、注意点は、2008年1月までは、解約できないこと。申込手数料はゼロでも、その分途中解約のとき結構な買戻手数料をとられること。2013年6月までは、解約を申し出た日の基準価格ではなく、次の月の第一営業日の価格での売却になります。お金の支払いは2ヶ月先ですので、急な出費には間に合いません。
このファンドは、外国籍の投信です。UFJ証券はどうか分かりませんが、私が使っている証券会社では、このファンド(外国債券も)でしたら、外国証券取引口座管理料が年間3150円必要になります

元本確保型の投信は、上のような仕組みになっていることが多いのですが、目論見書を読んでいないので、ひょっとして、違っているかもしれません。

私は、投資の勉強を始めて1年しかたたない初心者ですので、達人さんアドバイスをお願いします。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。勉強します。

お礼日時:2006/05/29 19:30

・元本確保です。

元本保証ではありません。できるだけ元本を確保しましょうということで、どの程度かは、目論見書に載っていると思います。

・ドルベースの元本確保と大きく書いてあります。元本が変わらないとして、7年4ヵ月後に申し込み時よりドル安なら損失、ドル高なら利益、ということになります。

・途中どんな良い実績があっても、償還時がどうなるかがポイントです。

ヘッジファンドに少額投資、外貨資産を保有し、7年4ヶ月解約しない、7年4ヵ月後は今よりドル高を見込むというのであれば、投資対象になる可能性があります。

いつものことですが、投資は自己責任になります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。元本確保と保証はちがうんですね。
目論見書しっかり読みたいと思います。

お礼日時:2006/05/28 23:52

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