No.2ベストアンサー
- 回答日時:
ひょっとしてX線「解析」ではなくて、X線「回折」の間違いですか? つまり質問は「レーザー光を用いた回折とX線回折では対象が異なるのはなぜか?」
この場合、波長が異なることが一番効いていると思います。波の回折現象は、波長が対象の構造周期と同程度のときに顕著になると思います。
つまり代表的なCuKα線の波長は0.15nm位なので、結晶の原子配列(間隔は0.1nmのオーダー)を測定できますが、レーザー光(可視)の波長は数百nmとX線に比べて数千倍大きいので、原子の結晶構造は基本的には測定できません。
「回折」ではなく「解析」で正しい場合は、レーザー光やX線で行うどういった解析のことでしょうか? 具体的に書いていただけないと返答しようがありません。
「回折」現象でなければ、レーザー光とX線では光子あたりのエネルギーが千倍違うこと、その結果、X線は内殻電子、レーザーはバンド端電子と主に相互作用すること、コヒーレンスの違いなどが効いているかもしれません。
No.1
- 回答日時:
そうでしょう。
光のふるまいや,粒子・波動のような話は置いておいて,
大まかにはおっしゃるとおり波長の違いによるものと考えるのが無難だと思います。
波長により透過,不透過,反射率,吸収率は異なりますし,
また,必要とされる環境などでそれぞれが選ばれているんだと思いますよ。
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