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政治家の派閥について教えてください。
派閥とはいったい何でしょうか?
何を目的に集まる集団なのでしょうか?

テレビや新聞では、さかんに○○派がどうのこのとか、○○派に所属している議員がとか・・・報道されていますが、それが我々庶民の生活や政治にどのように関わるのでしょうか?
同じ政治思想を持った人たちの集まりであれば政党で十分なはずです。

テレビや新聞ではなぜ時間やスペースをさいて、そんなことをいちいちそ報道しなければならないのでしょうか?

A 回答 (3件)

まず派閥のイメージですが、大学のサークルのようなものと捉えれば分かりやすいです。


A大学の甲と言うサークルと乙と言うサークルでは、それぞれにサークルのカラーがあり、微妙に雰囲気は違います。
しかし、同じA大学なわけですから、大きな視点で見れば、学風は同じと言うことで、実際は甲の部員も乙の部員も印象に大差ないわけです。
森派も津島派も主張は微妙に異なりますが、大きな視点で見れば同じ自民党の議員なわけですから、大差はありません。
次に、派閥の存在意義ですが、建前上は政策勉強会です。
教育のプロフェッショナルとして選挙に当選しても、国会ではその人の専門外の経済や外交について、自らの賛否を表明しなければならないことが多々あります。
その専門外の領域について、党員としてどう身を処したら良いのかを勉強するためにあるわけです。
そんなことは、サークルを作ってやらなくても、党の事務局なりが積極的に主催してやれば良いと言うのはもっともな意見ですね。
そこで、とりあえずの試みとして、先の総選挙で初当選した議員に対して派閥には属さないよう、自民党は呼びかけています。
そして、党自らで勉強会や懇親会などを催して、派閥に入らないデメリットのカバーに努めています。
この動きが今後どの程度まで広がるかは注目したいですね。
最後に、ではどうして派閥間で争いが起こるかと言うと、国会議員である以上、勉強会が単なる勉強だけで終わってはならず、勉強した結果得られた「政策」を実現させる努力をしなければならないからです。
最初にサークルによって微妙にカラーが異なると言う話をしましたが、派閥も(同じ自民党ですから大きな違いはないとは言え)微妙にカラーが異なるわけです。
微妙な関係が時に大きな騒動をもたらすのは、一般の人間関係でも言えることですね。
複雑そうで単純、単純そうで複雑、それが派閥なのです。
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総裁選の時に応援して貰うための集団です。



領袖→議員:正月の餅代や大臣などのポストの獲得、選挙時の応援など
議員→派閥:領袖の応援、上納金など

政党内のことなので、選挙民には直接関係ありません。
役所でも企業でも、学閥や派閥がありますが、消費者には関係ないのと同じですね。

総裁選の選択が、単なる年功序列(小渕、森など)や、連立の都合(村山富市)では、おかしな事になるし、選挙で勝てないので、選挙で勝てる総裁(=国民に人気がある総裁)を選ぶべきだという発想が強く、小泉政権が誕生しました。

次の総裁は、派閥の影響が多分にありますし、派閥の諸事情もいろいろあります。一つの派閥から二人立候補しそうであるとか。それで報道しています。
結果に影響を与える重要なことなので、報道しているだけでしょう。

民主党にも社民党にも派閥はありますが、野党であるので結びつきは強くありません。ですから報道も少ないですね。
民主党の派閥の正確な名簿は新聞では見たことがありません。

ただ、派閥はまるっきり違う政策の人は少ないです。特に中選挙区であれば、自分の選挙区に希望の派閥から現職がいれば、他の派閥から出るしかありませんでしたが、現在は同党同士で選挙を戦うこともありませんから、派閥の選択はかなり自由にできます。
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マスコミが、政党内をさらに区切って、○○派とか○○グループがどうしたと伝えるのは、


そうしなければ政治に関心がある読者に政治の動向を説明しきれないからです。

逆に、政党で十分というのなら、それは単に政治に関心が無いだけです。
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