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副詞の基本的な用法は動詞・形容詞・他の副詞を修飾するというものですが、一部の副詞には名詞や代名詞を修飾する用法もあると習いました。ここで気になるのはnotの用法です。

Not a word was spoken.

という表現がありますが、この場合Notはaという冠詞を修飾していると考えられます。

Not you but I am to read a paper.

という表現もありますが、こちらは通常では熟語表現と考えられているもので、一般性のある用例なのか疑問です。

Only Mr. Parker understood what was happening.

この文のOnlyのようにnotが直接名詞や代名詞を修飾する用法はあるのでしょうか。

A 回答 (2件)

内容が広がりを見せていて、どのあたりに焦点を絞って言及させていただいたらよいのかわからず稚拙な解釈になるかもしれませんが、



(1)The brakes were applied not eight feet from the child.
に関しては、日本人としてはなじみにくい表現かもしれません。

(2)The brakes were not applied eight feet from the child.
とする方が単純で端的であるように思えます。

(1)(2)の間には、ニュアンスがあると思いますが、

(2)は「ブレーキがある時点で利かなかった(ほかの機能はちゃんと作動したけど)」という主述の否定に重点があり、過去の一時点での事実のみを伝達している感覚ですが、
(1)は「ブレーキは利いたのだが、ある時点では利かなかった」という感覚で、ブレーキに主眼がおかれており、しかも、ある程度時間的に幅のある事実を叙述的に高めて述べている表現であると思われます。

ただし(2)の文でも、eight feet from the childにイントネーションを置くことで、(1)とほぼ同義になり得ると思われますので、上記のニュアンスは必ずしも生じるとは限らないと思われます。

#1さんが仰るように、notには語否定と文否定があって、(2)の文は、主述のつながりの中における否定で文否定であり、主述の否定を重視するものであると思われます。
それに対して(1)は主述のつながり重視というよりも、部分的な語や句の方に注意を向ける表現であると思われます。

しかし、この文のnotは名詞や数詞を修飾しているのではなく、eight feet from the childという副詞句を強めているものではないかと思われます。at a distance of 8 feet from the child のニュアンスがあるのではなかろうかと思われます。
ただ、#1さんが仰るように、結局は動詞を否定するnotと変わりがないようにも思えます。要は、イントネーションとコンテクスト次第ではなかろうかと思われます。

また、質問者様が仰る、数詞の場合に限って使われるとは一概には言えない面もあると思われます。

稚拙例ですが、
That accident happened not at the place.
には、
That accident happened at another place.
の意味が含まれている可能性があり、

That accident did not happen at the place.
には、通常なら
Another accident happened at the place.
の意味ですが、イントネーション次第で、
That accident happened at another place.
の意味も含まれると思われます。

だんだんわけがわからなくなってきましたが、本題の
Not a word was spoken.
という表現はaという冠詞(形容詞であり数詞)を修飾(否定)していると考えでよろしいと思われますし、
#1さんの例のNot me.は#1さんの解釈の通りだと思われます。

長くなりました。わかりにくくてすみません。いったん回答をしめさせていただきたいと思います。
 
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この回答へのお礼

形容詞は名詞を修飾し、副詞はそれ以外を修飾する、という原則を確認させてもらえました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/06/07 03:51

 名詞を修飾する副詞として,only や even を挙げている辞書や文法書が多いと思います。



 Only Mr. Parker understood what was happening.
であれば,only は Mr. Parker という名詞を修飾する副詞と考えられます。
 
 この only は,文において,主語や目的語や動詞や,さまざまな部分を強調することができ,この例であれば,Mr. Parker という主語を強調しています。結局,主語を強調することによって,述語,ひいては文を修飾しているのであり,Mr. Parker という名詞を修飾しているのではないというのが私の考えです。日本語で考えても「パーカー氏だけ理解した」において,「だけ」は「パーカー氏」につながっていますが,「理解した」という動詞を修飾しているのだと思います。

 not は語否定としての用法があり,not a word の他,not a few とか,not surprisingly などが例として挙げられます。Who broke the window? Not me. のような言い方もできますので,考え方によっては me という代名詞を修飾していることになります。ただ,これも結局,It was not me that broke the window. のような動詞 was を否定する not とかわりはないと思います。

この回答への補足

wind-sky-windさんには以前にもお世話になりました。ありがとうございます。notの語否定について調べたところ、次のような例文にあたりました。

The brakes were applied not eight from here.

数字や計量語を修飾する場合に限りこのような使い方ができるようです。ここまで調べて、ふと昔悩んでいた問題が頭をよぎりました。この場を借りて再質問をする非礼をお許しください。
問題自体は平凡です。<not more than 100 yen>という表現でnot more than の品詞について悩んでいました。結局、副詞的な熟語だと処理しました。しかしこの春英文科に入り、このmoreが名詞だと聞き驚きました。moreという名詞にthan以下の前置詞句が掛かるという考え方です。それだとno more than の場合はよくてもnot less thanの場合副詞のnotが名詞を直接修飾していることになります。この場合のnotは上記の数字や計量語を修飾するnotと考えればよいのでしょうか。それともmoreが名詞だという考え方自体が間違いなのでしょうか。レス頂ければ幸いです。

補足日時:2006/06/06 11:36
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この回答へのお礼

すいません、補足の例文に間違いがありました。正しくは、

The brakes were applied not eight feet from the child.

でした。

お礼日時:2006/06/06 11:45

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