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御世話様です。
非常用発電機の選定でディーゼルとガスタービン(エンジン)でメリットデメリットを御教授ください。
200~500KVAあたりで考えているのですが...

A 回答 (2件)

ディーゼル:冷却水が必要で200kVA程度ならラジエタ方式もあるかもしれませんが500KVAになると冷却水を市水または冷却槽が必要です。

地震などで停電した場合、水道管が破れて阪神大震災の時に始動しなかった例もあるので対策は十分検討が必要です。燃料消費はおそらく軽油で100リットル~150リットル/時間と思います。

ガスタービン:冷却水は不要ですが空気が大量に必要なので給排気設備が大がかりとなります。また燃料消費がディーゼルに比べてかなり多いので燃料タンクが大きくなります。

騒音についてはディーゼルは低音、ガスタービンは高音であり消音はガスタービンの方が容易です。

ディーゼルかガスタービンかを選定する場合、容量については小型のガスタービンもありますので設置場所、冷却水の確保ができるかで決まるのではないでしょうか?設置スペース、冷却水が確保できるのであればディーゼルと思います。

NO1さんの回答にありますタービン主任者の資格は非常用では不要と記憶しております。
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● 小型のガスタービンもありますが、経済性、保全性を考えると一般的に発電機の場合は1000kw以上でしょう。



● ガスタービンはジェットエンジンで、圧縮空気の所で灯油などで燃焼し、燃焼温度で膨張したガスでタービンを回します。タービンは小型の機種では1分間に5万回転以上で非常に高速です。

● 従ってタービン主任者の資格が必要です
   (法令変更で不要になっている可能性があり、確認ください)
● メンテナンスも特殊な部品、技術が必要です。
  (ディーゼルの場合は、500KVA程度までであれば、大型トラック等のエンジンを使う場合が多く、汎用機器であり、部品、保全共に対応性が良い)

● ガスタービンは、大型も小型も原理的に部品点数が変わらず、大型はメリットがある、ディーゼルの場合は大型化は気筒を増やすなどが必要であり、船舶用として需要がある。 

●小型エンジンの熱効率はディーゼル35%、ガスタービンは20~25%程度と思います。ディーゼルはガスタービンの70%以下の燃料で同じ発電が出来ます。

● ガスタービンは効率が悪く、廃熱をボイラーを備えたコージェネ方式とすれば総合効率70%程度と成りますが、非常用発電機で廃熱ボイラーの案はありません。

まとめ ガスタービンは1000kw以上で廃熱ボイラーと併用出来れば、経済的ですが、500KVA以下の非常用であれば、ディーゼルが経済的で保守も簡単と思います。
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