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漠然とした質問でわるいのですが、やや景気回復の兆しが見えつつありますが、景気を低迷していた理由とはどのような問題点があったのでしょうか?

A 回答 (3件)

日本の場合は内需が強いときに景気拡大してました。


 不況になると輸出ドライブが掛かります。
輸出の条件は円安であることです。
円高の場合は工場が逃げます。工場が逃げたら
雇用がなくなります。
95年の85円まで行った超円高で見切りをつけた工場が
中国に逃げると、製造技術も流れます。
ますますコスト割れとなって更なるリストラ 海外脱出が加速していきました。円高是正を政府と日銀が行おうとしましたが効果はありませんでした。
国内の弱い産業と、輸出型の産業とを評価すれば
¥150ぐらいのはずが アメリカの政策で超円高が持続しました。(中国と、アメリカがタッグマッチを組んでいると言うことも考えられます)
これが大きな不況の原因です。つまり 長期不況の原因はアメリカです。
バブル期は86~90年と言われますがそれ以前
82年ぐらいからかなり景気のいい時期が長く続きました。
住宅建設 公共事業 耐久需要と言う内需が成長エンジンでした。
内需拡大イコール 輸入拡大ですから 円安です。
この内需型成長期なら 輸出型企業群も円高を気にせずに生き残れたはずです。
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日本の失われた10年はバブル崩壊が原因。



実際の経済とはかけ離れた莫大な資産を企業(や個人)が持つようになったのがバブル経済。
つまり、実際には儲かってない企業が儲かっているように見え、その企業自体も自分が儲かっていると勘違いしてどんどん事業を広げたりしたため、その虚構が崩れた時、全てが崩れ去ってしまったのです。
これがバブル崩壊。

もう少し詳しく言うと、土地神話に代表される株や地価が永遠に上がり続ける、という妄想が80年代後半に生まれ、それによる資産の売買が活発化し資産価格が異常に高騰していきます。
毎年100万しか儲かってない企業が、売買してるだけでどんどん上がっていく土地のおかげで総資産が何千億になったりしたわけです。
銀行はその総資産を参考・担保にして金を貸してしまいました。
本来どれだけ経営で儲かる能力があるか、を評価して金を貸さなければいけないのに、無駄に高くなった総資産のおかげで銀行は無条件という勢いで金を貸してくれるようになり、経営能力を軽視するようになりました。
結果土地神話の崩壊後、資産が激減した企業をよく見てみると全然儲からない企業だったりして銀行には不良債権が溜まり、企業自体も倒産&借金地獄に陥りました。
これにより失業・給料の激減がおこりデフレスパイラルに突入してしまいます。

バブル崩壊時、大手企業だけで合計40兆の借金を作ったとも言われてますが、90年代の不景気はその借金の返済に終われ、設備投資や技術開発、新たな事業拡大なんてもってのほかでした。
しかし2010年前後にはその借金を全て完済し終えるという見通しが出ていて、既に7割の企業が完済している、というのが景気回復の要因にもなっています。
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一番は給与の削減やリストラのせいでしょうか。


リストラから逃れられた人も昇給もほとんどない、ボーナスもカットでは、将来に対して不安になりますし、消費者は購買意欲が湧きませんよね。
物が売れない、企業の利益が下がる、給与のカット、さらに物が売れない・・・・・
この様な状態をデフレスパイラルと言いますよね。
しかしこの間に企業は体力を温存出来ました。
そこで今まで止めていた工場などの設備投資を行うようになりました。
すると関連業種が儲かり始めます。
設備投資により工場内の清算率が上がります。
安定した供給が行えるようになり、企業の実績が上がります。勤める人間の給与が増えるようになる。
また消費者の購買意欲が高まります。
そういう意味でデフレスパイラルから脱却出来る。
という事ではないでしょうか。
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