硫酸バリウムや硫酸鉛は水に溶けないで、硫酸ナトリウムや硫酸銅は水に溶けると習いました。その違いの理由はナトリウムイオンよりもバリウムイオンの方が硫酸イオンと仲がいいと説明されましたが、いまいち詳しい説明とは思われませんでした。どなたか理論的な説明をしていただきませんでしょうか。

このQ&Aに関連する最新のQ&A

A 回答 (6件)

はじめまして,mitokonguratanさん!



硫酸塩の水に対する溶解性は,私が高校3年生のときに,自由課題でいろいろと調べたことがありました.
ただし,溶解反応の解析というのは,通常の反応の解析に比べてはるかに難しいので,あくまで一般論のみを紹介します.なお,Na2SO4の場合は,Na+とSO42-のイオン価数が違うため,比較しにくいので省略させてください.


塩の溶解性を判断するパラメーターとして,溶解熱というものがあります.そして,この溶解熱を細かく分類すると,

 (1) 結晶の格子エネルギー:ΔHとします
 (2) 溶媒和エネルギー(水和エネルギー):ΔQとします

の2種類があります.つまり,(1)は結晶を切り離すのに必要なエネルギーで,(2)は水和によって得られる安定化エネルギーです.ということは,ΔH≪ΔQならば,結晶は溶解しやすく,ΔH>ΔQであれば,結晶は溶解しにくいと予想できますよね.
ところが,イオンの価数が高いほど,あるいはイオン半径が小さいほど,格子エネルギーも水和エネルギーもともに大きくなるので,ΔHとΔQのどちらが大きくなるのかが予想しにくくなります.硫酸塩は,まさにその典型です.では,以下ではそれらを定量的に考察しましょう!

-----------------------------------------------------------------------
格子エネルギーΔHはイオン間の距離に反比例ことが知られています.つまり,

 (3)  ΔH ∝ 1/{r(+) + r(-)}

と書けます.ここで,r(+)は陽イオンのイオン半径,r(-)は陰イオンの半径です.

一方,水和エネルギーΔQは,それぞれのイオン半径の逆数の和に比例することが知られています.つまり,

 (4)  ΔQ ∝ 1/r(+) + 1/r(-)

となります.

もし,一方のイオン半径が小さければ,水和エネルギーは大きくなります.しかし,格子エネルギーのほうでは,小さいほうの値があまり影響を与えず,格子エネルギーはそれほど大きくなりません.
例えば,陽イオン半径が1.0Å,陰イオン半径が0.1Åだったとすると,ΔH : ΔQ = 0.9 : 11と,明らかに水和エネルギーの寄与が大きくなりますね.
したがって,イオン半径比が大きいほど(両方のイオン半径の差が大きいほど),水和エネルギーの寄与が大きくなって,溶解しやすくなります.

一方,イオン半径が共に小さいと,格子エネルギーも水和エネルギーも大きくなって,溶解熱はそれほど変化しません.例えば,陽イオン,陰イオン半径が共に1.0Åだったとすると,ΔH : ΔQ = 0.5 : 2 と,格子エネルギーの寄与も大きくなってきます.
したがって,イオン半径が同じくらいだと,格子エネルギーの寄与も大きくなり,溶解しにくくなるという傾向がうかがえます.


以上の理論をもとにして,硫酸塩の溶解性を考えてみましょう.ここで,各イオン半径のだいたいを下に示します(単位はÅ).

   SO42- : 2.0
   Cu2+ : 0.71
   Ba2+ : 1.36
   Pb2+ : 1.43

このことから,硫酸イオンと半径が近いPbやBaとの硫酸塩は溶解しにくく,半径に差が見られるCuは溶解しやすいという相対論が成り立ちます.

------------------------------------------------------
もう1つ余談を.おなじアルカリ土類金属で比較すると,

   Be2+ : 0.27
   Mg2+ : 0.72
   Ca2+ : 1.00
   Sr2+ : 1.16
   Ba2+ : 1.36

となり,BeSO4とMgSO4は水溶性,CaSO4は微溶性,SrSO4とBaSO4は難溶性であると説明できます.(高校では,そう教わったと思いますよ)


とまあ,難しいものですが,「決め手は両者の半径比」というのが一般論のようです.
    • good
    • 1
この回答へのお礼

塩の溶解性の判断には、溶解熱、結晶の格子エネルギーも関係するとは初めて知りました。とても奥の深い内容だったことに驚いています。

お礼日時:2002/03/11 17:18

rei00 です。

どなたか御呼びになったでしょうか?

 この御質問は UP された直後に拝見したんですが,「理論的に」がどの程度の事を指しておられるのかが分からず,考えない事にしていました(いや,考えても解らなかったという方が正確・・・)。

 しかし,私よりもこう言った事(無機化学,分析化学,理論化学,物理化学・・・)に詳しそうな方々の回答を拝見して,玉砕覚悟で私の第一印象に基づく意見を書いてみたくなりました。といっても,半分以上は私の発想ではなく,次の本の記述に基づきます。

「高校化学とっておき勉強法」(講談社ブル-バックス B1356)大川貴史,講談社,2002年

 この中にハロゲン化銀(AgX)とハロゲン化カルシウム(CaX2)の水に対する溶解性について,電気陰性度の差に基づいた説明があります。

 それぞれの溶解性と電気陰性度の差は,
  AgF(2.1):溶ける。
  AgCl(1.1), AgBr(0.9), AgI(0.6):溶けない。
  CaF2(3.0):溶けない。
  CaCl2(2.0), CaBr2(1.8), CaI2(1.5):溶ける。
  ()内は電気陰性度の差。

 ここで,「電気陰性度の差が大きい ⇒ 強いイオン結合」,「電気陰性度の差が小さい ⇒ 強い共有結合」となるため,水によるイオンへの解離が起らず「溶けない」。一方,両者の中間の場合,水によってイオンへの解離が起って「溶ける」。

 これと同じ事を考えてみます。各金属イオンの電気陰性度は,Be (1.5), Mg (1.2), Ca (1.0), Sr (1.0), Ba (0.9), Pb (1.9), Cu (1.9), Na (0.9), O (3.5) です(ポ-リングの値です)。したがって,各金属と酸素との電気陰性度の差は,Be (2.0), Mg (2.3), Ca (2.5), Sr (2.5), Ba (2.6), Pb (1.6), Cu (1.6), Na (2.6) となります。

 これで一応,アルカリ土類金属の Be, Mg, Ca, Sr, Ba については,イオン結合性が強い Ca, Sr, Ba の塩が難熔性である事は理解できます(モットモ,2.3 と 2.5 の差がどれ程の意味があるかは疑問ですが)。つまり,塩としての結合が強すぎて水で引き離せないわけです。

 同時に,上の説明に従えば,Pb や Cu の塩は共有結合性が強いため,やはり水で引き離されず,難熔性になります。

 残った問題は「Na などのアルカリ金属の塩が何故可溶性か」です。これについては,私の推測だけですが,次の様に考えました。例として Na 塩と Ca 塩を用います。

 極論ですが,Na 塩は「Na-O-SO2-O-Na」の形のイオン対の集まりと考える事ができます。一方,Ca 塩は「・・・-O-Ca-O-SO2-O-Ca-O-・・・」の形でイオン対を作っている状態(ポリマ-様構造?)と考えられます。したがって,Na 塩は「Na-O-SO2-O-Na」の形で水に溶けることも可能ですが,Ca 塩は不可能で不溶性になると考えられます。

 いかがでしょうか。「理論的な説明」になっていない様な気が強くしますが,この様に考えれば,炭酸塩やリン酸塩が不溶性の塩を作り,硝酸塩などが不溶性の塩を作らないのも理解できます。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

「高校化学とっておき勉強法」是非呼んでみたいと思います。本だけでは知り得ない考え方も伺えて大変ありがたいです。それができるのも教えてgooならではですね。

お礼日時:2002/05/08 18:46

エントロピーとエンタルピーの違いを忘れているので.言葉の定義は間違っています。



固体が水に溶ける場合は.固体を構築しているイオン(有機物はここでは除外)が.水と反応して(水和して).バラバラになることです。
ここで.固体のまま結合した状態から.水和して.バラバラになる時に.固体表面からイオンが水の中に移動します(例外がありますが省略)。このイオンが移動するエネルギーがたくさん必要か.少しですむか.ということが.可溶性・なんよう性を決める一つの因子です。3の方との違いは.固体表面の状態に限ったないようです。平衡状態に達しない状態での可溶性・なんよう性の話しです。

もう一つは.水の中でバラバラを保つためには.イオンの周りを水で囲む必要があります。この水がバラバラにする力と.イオン同士が固まって結合しようとするちからの状態の違いでとけたり溶けなかったりします。この話しが.3の方の内容です。条件としては.固体と液体の部分は平衡に達していることです。ただ.実際には.その他に.多核錯体形成とか.活量係数とか.イオン強度とか.いろいろな因子が混ざってくるので.はっきり言えばわかりません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

この問題に関わる様々な因子のご指摘、ありがとうございます。もっと化学の知識を増やして、指摘された因子を調べたいと思います。

お礼日時:2002/05/08 18:41

このご質問を拝見し、化学屋のくせに「理論的に説明」できない自分に


気づかされ、唸っております。ここは自戒も込めて「経験者・自信なし」
で、実用的?なアドバイスをさせていただこうと思います。

質問者さまがお聞きになった「Na+よりBa++のほうがSO4--と仲がいい」
を認めてしまいましょう。「Na+はSO4--とイオン対を形成して析出するより、
水分子に囲まれて漂っているほうがエネルギー的に有利」「Ba++はBaSO4
として析出する方が有利」などと説明すれば、少し理論的っぽくなるかも
しれません。『それは何故?』と問われると苦しいのですが・・。

その溶解/析出のバランスを「平衡」の理論で扱ったのが、#1の方の回答
にある「溶解度積」です。便覧に載っている溶解度積は理論値ではなく
測定値ですから、お尋ねの『理由』は解決しないかもしれませんが、この扱い
によって、様々な現象を上手く説明でき、応用範囲も広いです。#2の方の
「難容性塩を作る場合の目安」は、暗記を楽にしてくれるでしょう。

1+1=2を数学的に厳密に証明するのは難しいとか(自信なし)。
でも、1+1=2を認めてしまうと、いろんな計算ができますね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

[1+1=2を数学的に厳密に証明するのは難しいとか(自信なし)。でも、1+1=2を認めてしまうと、いろんな計算ができますね。] のたとえはいいですね。勉強についての一つのほうほうなのですね。ありがとうございます。

お礼日時:2002/05/08 18:39

こんばんは


理論的に説明しようとすると、なかなか大変です。
まず一般的に言えることは、アルカリ金属、ハロゲンのように1価のイオンとなる物質は難溶性の塩とはなりません。アルカリ土類金属類は硫酸塩と難溶性の塩を形成しますが、周期律表の下の方ほど、難溶性になります。
陰イオン(酸類)注目すると、先程述べたハロゲン酸と硝酸は難溶性塩とはならず、リン酸はカルシュウムやマグネシュウムと難溶性の塩を形成します。
弱酸である炭酸もアルカリ土類金属と難溶性の塩を形成します。
シュウ酸、酢酸、クエン酸などの有機酸は重金属とは錯塩や副塩を形成するのでなかなか簡単ではありません。
以上色々書きましたが、
1.イオン化傾向の強い強酸や強塩基の塩類は難溶性となららない。
2.弱酸や弱塩基は反応する相手の性質により、難溶性の塩類を形成することがある。
ということでしょうか。
イオン化傾向が強いのは、独立心の強い息子の様なもので、沈殿となっていつまでも仲良くはしてくれない。・・・?
rei000先生あたりに見解を伺いたいところですが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

無期酸と有機酸とでも塩類の溶け方に違いがあり、考え方も異なることが分かりました。「錯塩、副塩」について調べてみようと思います。

お礼日時:2002/03/11 17:15

 あまり理論的な説明は出来ないのですが、各種イオンの組み合わせには「溶解度積」というものが存在します。

Na+やK+に比べてBa2+やCa2+は難溶性で溶解度積が小さくなります。従って硫酸との組み合わせの塩がより難溶性となります。しかし、まったく溶解しない訳では無く無限大に近く希釈すれば溶解はします。
 また、共通イオンの効果で塩濃度が濃くなると単独では溶解する物質でも沈殿を生じる場合があります。染料のナトリウム塩は塩化ナトリウムを飽和まで加えて析出させて取り出します(塩析という操作です)。
下記URLあるいはそこの周辺のURLなどが参考になれば幸いです。

http://chemserv.b-ed.smz.u-tokai.ac.jp/chemilab/ …
http://chemserv.b-ed.smz.u-tokai.ac.jp/chemilab/ …

参考URL:http://chemserv.b-ed.smz.u-tokai.ac.jp/chemilab/ …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

簡単に説明できないものですね。共通イオンの効果などの影響もあることが知れて勉強になりました。

お礼日時:2002/03/11 17:09

このQ&Aに関連する人気のQ&A

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています

このQ&Aを見た人が検索しているワード

このQ&Aと関連する良く見られている質問

Q塩の選び方

塩の用途についてお聞きしたいです。

塩にもいろんな種類があると思います。
食卓塩とか天然塩とか・・・

その中で料理に使うにはコレ、風水で盛り塩に適しているのはこの塩というのがあれば教えてください。

Aベストアンサー

盛塩に使うのは、紙袋に入った3Kg、5Kg10Kg等を湿らさずに保管して毎日使えば良いかと思います。多分、純粋Naclかと思います。
食べる、料理に使う時は、わたしの好みですが、塩のまま食べるなら(天ぷらとか)自然塩が良いです。
水に溶かして使う時は、100%化学合成塩が良いです。水に溶かすと、ミネラルが多い自然塩はそのミネラル分が他の出汁などの味を押さえてしまう事があります。
夏場の水分補給、塩分補給なら、100%化学合成のNaclを水に溶かしていましたが、それでも旨味成分で口の中がベタベタするので、去年から、塩を舐めて、水を飲んでいます。

塩を食べない使い方の時は出来るだけ安いの。
口に入れる時は、旨味成分が雑味成分になる時は出来るだけ純粋塩、旨味成分が欲しい時は自然塩を選んでいます。
未だ、この程度です。これに焼き塩がどうのこうのと言えれば少しは説得力があるんですが、今のところは塩分の取りすぎと言われるだけです。

どこかの自然塩作りで、にがり分のほとんどを塩に入れて煮詰めていましたが、それの美味しい食べ方まで聞きたかったのですが、自然だから美味しいしか言わなくて、
自然だって不味いのがあるでしょうとテレビに向かって突っ込んでいました。

盛塩に使うのは、紙袋に入った3Kg、5Kg10Kg等を湿らさずに保管して毎日使えば良いかと思います。多分、純粋Naclかと思います。
食べる、料理に使う時は、わたしの好みですが、塩のまま食べるなら(天ぷらとか)自然塩が良いです。
水に溶かして使う時は、100%化学合成塩が良いです。水に溶かすと、ミネラルが多い自然塩はそのミネラル分が他の出汁などの味を押さえてしまう事があります。
夏場の水分補給、塩分補給なら、100%化学合成のNaclを水に溶かしていましたが、それでも旨味成分...続きを読む

Qある溶液(例えば水)に可溶性不揮発性物質(例えば塩化ナトリウム)が溶け

ある溶液(例えば水)に可溶性不揮発性物質(例えば塩化ナトリウム)が溶けていると、沸点にどのような影響を与えるか。

砂や炭のような不溶物質の影響はどうか。

これら2つの沸騰溶液のすぐ上の蒸気の温度はどうなっているか。

Aベストアンサー

架台の丸投げは禁止ですよ。
可溶性物質に関しては「沸点上昇」をキーワードに検索すること。
非可溶性物質が沈んでいるときは何の変化もありません。

Q良質のお塩

私はお塩にこだわりがありますが、皆さん一押しのお塩を教えて下さい。
私が使ってるのは、キパワーソルトやゲランドの塩、後は生協で売ってるお塩などです。

Aベストアンサー

私もいろいろな塩を使っています。

能登半島の珠洲市で海水をくんで砂に含ませて濃度を上げていく昔ながらの製法によって作られています。以前、能登半島に旅行した際に知った塩です。
http://www.suzu.co.jp/suzucci/kigyou/enden/enden.htm

モンゴル岩塩も使用することあります。
http://www.gem.hi-ho.ne.jp/to-kubo/ganen.htm

ハーブ・スパイスが入ったクレージーソルトも使用してます。
http://www2.odn.ne.jp/~ceb19080/salt.htm

ミネラルや不純物(?)を多く含む塩が美味しく感じます。

Q炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムと硫酸マグネシウムの反応について

初めて質問させて頂きます。

先日の実験で、
「炭酸水素ナトリウムを水に溶かしたものと、炭酸ナトリウムを水に溶かしたもののそれぞれについて硫酸マグネシウム水溶液を加え、沈殿が生じない場合は加熱を行う」という操作を行ったのですが、私の実験では溶かす量が少なかったのか、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムともに何も変化が起こりませんでした。

NaHCO3とNa2CO3についてMgSO4を加えると、それぞれどのような反応が起こり、何が沈殿するのでしょうか?また、沈殿が生じなかった場合になぜ加熱を行うのでしょうか?

似た質問が過去にもあった様なのですが、そちらでは答えが出されていなかったので質問させて頂きました。
宜しくお願い致します。

Aベストアンサー

まず、炭酸水素ナトリウムについては、

 1) MgSO4 + NaHCO3 → MgCO3↓ + NaHSO4
 2) MgSO4 + 2NaHCO3 → MgCO3↓ + Na2SO4 + H2O + CO2↑

という2つの式が書けます。
但し、NaHSO4が生じると液性は酸性になるため、未反応のまま溶けているNaHCO3の分解(NaHCO3+NaHSO4→Na2SO4+H2O+CO2↑)が起きますので、実質的には「2)」に集約されます。
沈澱が生じなかった場合の加熱は、CO2の気化を促すことで、この反応を進みやすくするためでしょう。
(また、マグネシウム塩は温度が上がると溶解度が下がるものが多いことから、沈澱を促進する効果もあると思います)

次に炭酸ナトリウムの場合ですが、この溶液は塩の加水分解によってアルカリ性(恐らくpH10以上)になっているため、

 1) MgSO4 + Na2CO3 → MgCO3↓ + Na2SO4
 2) MgSO4 + Na2CO3 + H2O → Mg(OH)2↓ + Na2SO4 + CO2↑

といった反応が考えられます。
つまり、この場合は炭酸マグネシウムと水酸化マグネシウムが混ざった沈澱が生じている可能性があるということです。
(すみませんが、どちらが主となるかは私にはわかりません)

まず、炭酸水素ナトリウムについては、

 1) MgSO4 + NaHCO3 → MgCO3↓ + NaHSO4
 2) MgSO4 + 2NaHCO3 → MgCO3↓ + Na2SO4 + H2O + CO2↑

という2つの式が書けます。
但し、NaHSO4が生じると液性は酸性になるため、未反応のまま溶けているNaHCO3の分解(NaHCO3+NaHSO4→Na2SO4+H2O+CO2↑)が起きますので、実質的には「2)」に集約されます。
沈澱が生じなかった場合の加熱は、CO2の気化を促すことで、この反応を進みやすくするためでしょう。
(また、マグネシウム塩は温度が上がると溶解度が下がるものが多い...続きを読む

Q盛り塩の種類について・・・

盛り塩に最適な塩を教えて下さい。
食塩は良くないのは分かるのですが、お塩のパックの裏の塩の製法方法又は種類に「塩」と記載されているのがいまいち分かりません・・・
そこで、
1)粗塩が一番良い? 粗塩ならなんでも良いのでしょうか?
2)天然塩は盛り塩にどうなのでしょうか? サラサラしすぎて盛るのが難しいのですが・・・
3)無漂白の塩は盛り塩にはどうなのでしょうか?

近くに盛り塩用の塩が販売されていればそれがBESTなのかもしれませんが、あいにく近くには無く、できれば手に取って直接買いたいので良いアドバイスお願い致します。

Aベストアンサー

「天然塩」は文字通り「何も添加していない塩」ですね。
大きく分けて2つ。ひとつは「岩塩」です。
岩塩は正真正銘の天然塩です。
もうひとつは「天日塩」。
天日塩は「太陽、風、人力」で海水などから塩を作ったもの。
これは昔から塩田という方法で作られたものです。
1970年ほどまでは日本もこの方法が多かったようですが、法で規制されるようになってから難しくなったみたいです。

さて、「粗塩」は少々添加しているもののことをいいます。
にがりなどを添加したものことです。
しかし、食塩ほど添加していないものですね。
ご質問の2:にある「サラサラしすぎて盛るのが難しいのですが・・・」とあるのですが、サラサラしてるものもあるんですね(知らなかった^^;;;)。
私が所持している粗塩はサラサラしていないものです。
実際は「ここまでが粗塩。ここからは天日塩。・・・」など明確になっていないのかな?^^;

さて、本題へ^^;
「盛り塩」に適している塩は、やはり天然塩といわれるものでしょう。
日本に住んでいるから国産のものがいいと聞きました。
伊勢神宮では毎年(だったかな?)、海水から作成することをしているようです。
大きな入れ物で作成して、それを割ると不思議と三角になるそうですよ。
そのひとつひとつを宮(?)に祀る(?)みたいです。

しかし、私たちはその天然塩をお店で見つけること自体が、結構難しいような気がします。
先日、チラッと見ましたが「国産でないにもかかわらず、国産のような表記をして販売している企業に国が注意した」という記事を見ました。

お店に並んでいる塩の中に「天日塩」を記載があるものが一番、自然に近い塩ということになるのだと思います。
でも、先ほどにいったように「国産」まで拘るとなると難しいかも?しれません。

余談:我が家にある塩は「粗塩」と記載があります。
でも、「ほんじお」「国産原料100%」ともあります。
粗塩?じゃぁ、添加してるのに・・・。ほんじお?、じゃぁ添加してないの?
と、まぁよくわからない(はっきりしない)表記ですね^^;

参考URLには、天然塩などの説明がありました。
ご一読ください^^

http://www.health-navi.net/sionoiroiro.htm

参考URL:http://www.health-navi.net/sionoiroiro.htm

「天然塩」は文字通り「何も添加していない塩」ですね。
大きく分けて2つ。ひとつは「岩塩」です。
岩塩は正真正銘の天然塩です。
もうひとつは「天日塩」。
天日塩は「太陽、風、人力」で海水などから塩を作ったもの。
これは昔から塩田という方法で作られたものです。
1970年ほどまでは日本もこの方法が多かったようですが、法で規制されるようになってから難しくなったみたいです。

さて、「粗塩」は少々添加しているもののことをいいます。
にがりなどを添加したものことです。
しかし、食塩...続きを読む

Q無水硫酸銅から硫酸銅5水和物に変化する時の色の変化について

検索しても見つからなかったので質問させて下さい。

青い硫酸銅5水和物結晶少量を試験管にとり、
ガスバーナーで加熱すると白色の結晶が得られます。
これに水少量(湿るくらい)を加えると結晶は
白色からまたもとの青色に戻ります。

この反応は 5水和物→無水→5水和物 の変化に
よるということは大丈夫なのですが、色の変化を
構造と関連させて説明することは可能でしょうか?

つまり、
水分子があると何故青色になるのか、
なくなると何故白色になるのかということです。
光の波長などと関係があるのでしょうか。

Aベストアンサー

白色→可視光(400nm~800nmの波長を持つ)を吸収しない

青色→補色の光(黄色)580~595nmの波長を吸収する。

ではなぜこの光を吸収するようになるのか?

簡単に説明すると、
水の分子が銅原子の周りに配位することで、エネルギーの状態が変わり、電子の詰まった軌道と、あいている軌道とのエネルギー差が580~595nmの波長のエネルギー差と等しくなったため。

です。

構造も重要ですが、配位子が配位することやその配位子の種類もエネルギーの状態の変化には重要です。

配位子場理論などを学べば詳細が見えてくると思います。

Q天日塩についてです。

天日塩でオススメのメーカーがありましたら教えていただきたいです。
天日塩を使って煮干を作ろうと思っています。
また業務用でオススメがあれば教えてください。

Aベストアンサー

一般にデパートやスーパーで売られている「天日塩」は、ほとんどがメキシコ産やオーストラリア産の「輸入天日塩」を淡水や海水で溶解して再び煮詰めた「再製塩」です。
全国各地の業者が製造しています。「伯方の塩」や「赤穂の天塩」はその代表的ブランド。他の輸入天日塩商品も、たいてい国内の塩産地名を冠しているので、勘違いさせられます。
ちなみに、財団法人塩事業センターの割安な「クッキングソルト」「キッチンソルト」「精製塩」「つけもの塩」も、原料は同じ輸入天日塩です。(イオン交換膜式の塩は「食塩」と「新家庭塩」だけ)

天日塩は、日光と風力だけで数か月~1年以上の時間をかけてゆっくり結晶化したものです。化学的にいえば、時間を掛けて成長した結晶ほど高純度になります。輸入天日塩は、高純度の塩化ナトリウムの結晶です。それを原料にした再生塩は、海水で溶かしたりニガリを加えることによって塩化マグネシウムなどのミネラル分を補っています。(塩化ナトリウムもミネラル分です)

一方の釜焚き塩は、揚浜式・入浜式・流下式などの塩田で得た濃い塩水(鹹水)を火力で煮詰めたものです。むしろこの方が海水中のいろいろな成分が多く含まれていたりします。安価な天日塩(再製塩)よりも、ちょっと割高でも素性の確かな釜焚き塩のほうがお奨めといえます。

純粋国産の天日塩は、湿度の高い日本では量産できないため、流通量はごく僅かです。従ってべらぼうに高価です。それよりも同じ製造元の割安な釜焚き塩のほうをお奨めします。割安といっても輸入天日塩に比べればかなり高価ですが。

粟国の塩(天日塩)、粟国の塩(釜焚き塩) 沖縄県粟国島
http://www.aguni-salt.com/

海の晶(天日塩;青ラベル)、海の精(釜焚き;赤ラベル) 東京都伊豆大島  
http://www.uminosei.com/syouhin/syouhin_sio.html

ムーンソルト(天日塩)、ボニンソルト(釜焚き) 東京都小笠原
http://www.ogashio.com/shopping/shopping_oya.html

ほかにも、健康食品業者・自然食品業者の通販サイトには高価な「天日塩」がいろいろありますが、よく見ると再製塩も多いようです。しっかり確かめたほうが良いです。

#1さんが紹介されている「ぬちまーす」は、海水を霧状にして温風で瞬間乾燥させる特別な製法によるものです。

一般にデパートやスーパーで売られている「天日塩」は、ほとんどがメキシコ産やオーストラリア産の「輸入天日塩」を淡水や海水で溶解して再び煮詰めた「再製塩」です。
全国各地の業者が製造しています。「伯方の塩」や「赤穂の天塩」はその代表的ブランド。他の輸入天日塩商品も、たいてい国内の塩産地名を冠しているので、勘違いさせられます。
ちなみに、財団法人塩事業センターの割安な「クッキングソルト」「キッチンソルト」「精製塩」「つけもの塩」も、原料は同じ輸入天日塩です。(イオン交換膜式の塩...続きを読む

Q硫酸銅水溶液に、硝酸バリウム水溶液をいれると、白い濁りがでました。

硫酸銅水溶液に、硝酸バリウム水溶液をいれると、白い濁りがでました。
そのときの、化学反応式を教えてください。

Aベストアンサー

CuSO4+Ba(NO3)2→BaSO4+Cu(NO3)2

Qなぜ?。塩コショウが淘汰されて味塩コショウばかり

最近、困っていることがあります。
近所のスーパーから、「塩コショウ」が無くなっています。

塩とコショウを遠くにある業務スーパーで購入して
調合して「塩コショウ」を作っています。
手間がかかるし、味が一定しませんので「うーーん」状態ですが
【塩+コショウ+調味料】の「味塩コショウ」の味が大嫌いなので、
塩とコショウを調合して使ってます。
-----
ダイショーの「味塩コショウ」ばかりでうんざりしてます。
反感&怒りを抱く状態になるくらい、
スーパーで「ダイショーの味塩コショウ」以外の「塩コショウ」の入手が
困難です。【名古屋近郊の東海地方です】

専門店には「塩コショウ」がありますが、すごく高いです。
ダイショーが侵略するまでのスーパーでの「塩コショウ」の価格の
4~5倍はします。
-----
下記のように、ダイショーの「味塩コショウ」が急激に勢力を伸ばし
て塩コショウを淘汰したような感じです。
なぜ、塩コショウが激減して入手難になったのか、お分かりのかたが
見えましたら教えてください。
-----、
ハーブ入りや黒ごま使用などの、少々変わった塩コショウを除く
平凡な塩コショウは無くなっていたので、
複数のスーパーに聞くと、
「ダイショーの味塩コショウ」に商品を変えたと答えるところが殆ど
でした。
---
温泉旅行に行ったときに、スーパーを偵察しましたが、やはり、
「ダイショーの味塩コショウ」だけで、
従来品の「塩コショウ」は無かったです。

ダイショーに侵略されてないスーパーでも、類似品の
「味付き塩コショウ」だけで、「塩コショウ」は無かったです。
---

最近、困っていることがあります。
近所のスーパーから、「塩コショウ」が無くなっています。

塩とコショウを遠くにある業務スーパーで購入して
調合して「塩コショウ」を作っています。
手間がかかるし、味が一定しませんので「うーーん」状態ですが
【塩+コショウ+調味料】の「味塩コショウ」の味が大嫌いなので、
塩とコショウを調合して使ってます。
-----
ダイショーの「味塩コショウ」ばかりでうんざりしてます。
反感&怒りを抱く状態になるくらい、
スーパーで「ダイショーの味塩コショウ」以外の...続きを読む

Aベストアンサー

味塩コショウ、確かにほとんどこれですね??
いずれにしろ、すべてのメーカー品には、独自の調合で、色々な香辛料やら、添加物が沢山入っていて味が複雑すぎます。
私は、塩コショウも一度買いましたが、すぐにやめました。
何故なら、食塩(焼き塩)が駄目なのです。
料理には、すべて粗塩か岩塩を挽いて使います。
塩は塩、コショウはコショウで別々に使ってます。
料理によって、塩が効いているほうが良い場合、コショウが効いているほうが良い場合と有りますので、いつも、別々に買っております。
特に、コショウなどは、種類により使い道が変わりますので、そうしています。
まあ、めんどくさくても、自分で調合するのが一番良いのでは、と思います。
塩もコショウも色々替えて、自分の好みを探すのも楽しいですよ。

Q銅イオンとニッケルイオンが共存する水溶液からの銅の抽出について

先日実験を行いましたが、どうしても分からない事があるので質問をさせていただきたいと思います。

実験の概要は

「銅イオンとニッケルイオンが共存する水溶液から、銅イオンをまずチオシアン酸銅(I)として有機層に抽出して、水溶液にとどまるニッケルイオンから分離する。次に無色のチオシアン酸錯体をジエチルジチオカルバミン酸錯体に変換して、その吸光度から銅を定量する」

というものです。具体的には、


(1)7本の分液ロート全てに

(1)1%チオシアン酸ナトリウム水溶液2cm^3
(2)10%硝酸カリウム水溶液5cm^3
(3)1%アスコルビン酸水溶液3cm^3
(4)0.01M硝酸1cm^3


を加える。次に分液ロート全てに

4-メチル-2-ペンタノン(MIBK)を正確に10cm^3加える。


(2)2~6番目の分液ロートには1.5*10^-4Mに調整した銅(II)イオン標準溶液をそれぞれ1.00,2.00,3.00,4.00,5.00cm^3加え、7番目には銅とニッケルが共存する試料溶液を3cm^3加える

(3)それぞれの分液ロートから水層をとりのぞき、0.1%ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウムを約10cm^3加えて有機層のみを取り出す



というものです。この後検量線を作って濃度を求めるところは問題ないのですが、上述の操作で疑問点がいくつかあります。
それは(1)の作業でくわえる(2)と(4)の試薬がどういう働きをするかというものです。
(1)は銅(II)イオンを銅(I)イオンに還元するため、(3)はチオシアン酸銅(I)として銅を有機層に抽出するためと考えられますが…

先日実験を行いましたが、どうしても分からない事があるので質問をさせていただきたいと思います。

実験の概要は

「銅イオンとニッケルイオンが共存する水溶液から、銅イオンをまずチオシアン酸銅(I)として有機層に抽出して、水溶液にとどまるニッケルイオンから分離する。次に無色のチオシアン酸錯体をジエチルジチオカルバミン酸錯体に変換して、その吸光度から銅を定量する」

というものです。具体的には、


(1)7本の分液ロート全てに

(1)1%チオシアン酸ナトリウム水溶液2cm^3
(2)10%硝...続きを読む

Aベストアンサー

推測で申し訳ありませんが・・・

チオシアン酸ナトリウム水溶液の液性は弱アルカリだと思いますので、
銅イオンを含む水溶液に添加した場合、一部が水酸化物となり、水相に
留まる可能性が生じます。
それでは「定量」には支障がありますので、「(4)0.01M硝酸」はそれを防ぐ
為のpH調整として加えているのではないでしょうか。


残るのは「(2)10%硝酸カリウム」ですが・・・もしかしたら、チオシアン酸
イオンへの配位子交換を速やかに行わせるため、かもしれません。

どういうことかというと・・・

例えば検体がキレート剤を含んでいた場合、キレート剤は複数の原子で
銅イオンに配位しているため、なかなかチオシアン酸イオンへの配位子が
交換しない可能性が考えられます。
このとき、配位力が弱い配位子が多量にあれば、競争によって一時的に
キレートが外れる可能性は高くなります。
一方、一旦銅(I)イオンにチオシアン酸イオンが配位すると、生じた錯体は
有機相への溶解度が高いためにそちらに移動し、水相に留まる硝酸イオン
やキレート剤との再結合を免れることができます。

このため、キレート剤とチオシアン酸イオンだけで競争するのに比べ、
別の弱い配位子が存在した方が、銅(I)イオンが有機相に取り込まれる
のが早くなる可能性がある、という推測です。

 *今回の実験の検体にキレート剤が含まれているとは思いませんが、
  例えば実際の工場排水の水質検査などになれば、そういったものが
  共存する場合もあり得るので、「定量方法」としてはそれらの存在を
  前提とした手順になっている必要があるわけです。

推測で申し訳ありませんが・・・

チオシアン酸ナトリウム水溶液の液性は弱アルカリだと思いますので、
銅イオンを含む水溶液に添加した場合、一部が水酸化物となり、水相に
留まる可能性が生じます。
それでは「定量」には支障がありますので、「(4)0.01M硝酸」はそれを防ぐ
為のpH調整として加えているのではないでしょうか。


残るのは「(2)10%硝酸カリウム」ですが・・・もしかしたら、チオシアン酸
イオンへの配位子交換を速やかに行わせるため、かもしれません。

どういうことかというと...続きを読む


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A

人気Q&Aランキング