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古典の文法問題をやっています。わからないことがありました。教えてください。

( )内の語を適当な活用形に直せ。 心に任す( まじ )なり。

「なり」 は 終止形接続の伝聞・推量の「なり」と 連体形、体言接続の断定の「なり」と二つ考えられると思います。
もし、この「なり」が終止形接続の伝聞・推量の「なり」ならば(まじ)→(まじかる)に、連体形、体言接続の断定の「なり」ならば(まじ)→(まじき)になるのかなと思うのですがどっちなのでしょう?どのようにして判断したらよいのでしょうか?文脈ですか?

それともうひとつ質問なんですが、この問題の場合 連体形、体言接続の断定の「なり」だったら(まじかる)ではなくて(まじき)になるのは知っているのですが どうしてなんでしょう?

お願いします。

A 回答 (2件)

 これはおもしろい問題ですね。

たぶんこういうことではないでしょうか。
 形容詞及び形容詞型活用の語(「まじ」は形容詞型活用)が助動詞に接続するときは、カリ活用部分が接続するということは知っていますよね?
 伝聞・推定の助動詞「なり」は終止形接続ですが、ラ変型活用には連体形に接続します。カリ活用はラ変型活用ですから、「まじかるなり」となります。
 では、断定の助動詞「なり」の場合はといいますと、基本的には体言に接続するわけですから、連体形に接続する場合は、体言が省略されていると見ればよいのだと思います。つまり、「まじき(こと)なり」が「まじきなり」になるわけです。
 特に何かで調べたわけではなく、少ない知識の中で思いついた説明なので、ちょっと自信がありませんがどうでしょう。

この回答への補足

回答ありがとうございます。なるほど、断定の「なり」の場合は こと が 隠れていて それでカリ活用じゃない普通の活用のほうが適用されるのですね、ひとつ解決です。
ありがとうございました。

補足日時:2006/07/11 03:36
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    • 1

ご質問の「なり」面白い問題ですね。


#1の回答者さんの回答でお分かりになったと思います。
この「なり」は断定か伝聞推定かの判断ですが、断定でよろしいかと。
ですから
「まじきなり」が答えなのでしょう。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
どこから判断して断定の「なり」に決まるのでしょう?教えてください。

補足日時:2006/07/11 03:38
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