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俵万智さんの短歌、
男ではなくて大人の返事する君にチョコレート革命起こす

ここで歌われている「チョコレート革命」とは何でしょうか?
チョコはバレンタインデーに関係あるんでしょうか?
できれば、この短歌を意訳してください。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

歌はもたらされました。


あとはわれわれがどう受けとめるか。これで作品が完成します。
われわれの数だけある、ひとつの作品のさまざまな相貌。

チョコレートで区切るか革命まで続けるか、
こうした話題がすでに心楽しい鑑賞のしかたそのものではないかと嬉しくなりますが、
私としては「チョコレート革命」とワンセットにしたほうが面白いかな、と思います。

「チョコレート」と「革命」という、まったく異質なことばが結びつき
イメージが衝突することで、新鮮な驚きが生まれるからです。

チョコレートという甘くとろける平和なお菓子と
革命という、社会の仕組みが根底から覆される現象・事態との組み合わせ。
そのギャップ、落差、おかしみ。
日常のややありふれた正面切って強調されることのないささやかなことが
急に鮮やかさをもって立ち上がってきます。

「日ごろよそよそしいあなたへバレンタインデーに私の心をチョコレートに託して差し上げることにした」
この気持ちをそのまま歌っても一向に構わないでしょうが、
これでは平凡に落ち着くと見た歌い手は、発想を転換し、
「これは私にとって小さな革命と言ってもいいくらいの決意だ。受け取るあなたも、それほどの衝撃的な出来事とならないとも限らない」
そう思って「革命」という言葉がひらめいたのかもしれません。

えっ、それだけのこと?
ええ、それだけのことです。深い内容を背景に秘めた短歌ではないかもしれません。けれども、たった一言異質なものを放り込むことによって、なんと日常が生き生きと輝いてくるでしょう。

以上、私なりの「鑑賞?」を綴ってみました。
参考に供するところあれば参考にしてください。
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私の意訳です。



まず、「チョコレート革命」  と、続けるのではなくて

「君にチョコレート。 革命起こす」
と、読みたいですね。

同僚(友達、同級生とか、、)程度にしか私の事を見てくれていない彼に、ただの同僚じゃなくて、あなたの事を好きな女の子だよって気付いてもらうためにチョコを渡す。
彼には思いも掛けないだろう、その行為が革命みたいでしょ?と彼女は言ってるんじゃないかな。
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「チョコレート革命」という歌集に収録されているくらいですから、


やっぱり「チョコレート革命」なんでしょうね。

まず、俵万智さんは「サラダ記念日」や
カンチューハイという単語を使った歌で有名になったように、
軽いフィーリングの単語と、少し重い漢字の熟語を組み合わせて、
そのミスマッチ感を短歌で上手に使うのは、彼女の常套手段です。

さて、そのうえで勝手に意味を解釈すれば……。

詠み手としては、異性を意識してアプローチしている男性だけど、
相手の男性は詠み手を異性としてじゃなくて、
大人対大人という、つれない扱いをしてくる。
それに対して不満をもつ詠み手が、
チョコレートという手段を使って蜂起して、
お互いの間に異性関係という革命を起こす、
(#1さんも書いているように、この場合、バレンタインデーと解釈するのが自然かと)
そんな意味合いなんじゃないかと、個人的には解釈しています。

そして、チョコレートを使った革命を、
この場合「チョコレート革命」と命名したかのように読める歌ですね。
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「チョコレート革命」ではなく「チョコレート、革命起こす」ということだと思います。

バレンタインデーには関係あるでしょうね。
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