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先日、ルーブル美術館展(東京芸大博物館)でギリシャ語の書かれたTシャツを買ってきたのですが、さっぱり意味が分かりません(;;)
もし、どなたか意味が分かる方がいらっしゃいましたら、部分的でもいいので教えていただけないでしょうか?

ΔΗΦΟΡΙΟΥΔ
ΕΝΕΝΝΟΜΩΕ
ΓΛΗΣΙΑΘΗΣΕΑ
ΗΙΟΣΕΝΟΥΑ
eΝΑΙΟΝΔΕΛ
ΦΟΙΔΕΛΦΟΝΕ
ΠΟΙΗΖΑΝΚΑΙΒΟ

5行目の最初の文字は、ギリシャ文字ではなく、ローマン・アルファベットのeみたく書いてあります。

自信はないのですが、どうも単語ごとに分かれているのではなく、(ギリシャ碑文にありがちですが)単語の途中で改行されているような気もします。5行目~6行目にかけて"delphi"と書いてあるような気も……。
1行ごとにLidell & ScottのGreek-English Lexiconで調べてみましたが、うまく合いそうな単語が見つかりませんでした。

A 回答 (1件)

ご明察。

こういった碑文は単語の途中で改行するのが普通です。
ΔΗ ΦΟΡΙ ΟΥΔΕΝ ΕΝ ΝΟΜΩ ΕΓΛΗΣΙΑ ΘΗΣΕΑ ΗΙΟΣ ΕΝ ΟΥ ΑeΝΑΙ ΟΥ ΔΕΛΦΟΙ ΔΕΛΦΟΝ Ε
ΠΟΙΗΖΑΝ ΚΑΙ ΒΟ

と区切って意味の判るところから読んで省略を補っていくと、

εν νομω(ι) εΚΚλησια(ι) Θησεα(ι) 「テーセウスの集会の名において」 (各語末のιはiota-subscriptum)

νιοs?εν?(不明)

ου Αθηναι ου Δελφοι 「アテーナイとデルポイは~しない」

(α)δελφον εποιησαν και βο「兄弟と為さなずそしてbo…」

(α)δελφον は ただのΔελφονかもしれません。

アテーナイの民会の議決を記した碑文だと思います。さていつでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど、そうやって区切って読むのですね!
このTシャツがルーブル展と関係してるかは怪しいのですが、ルーブル展では
「石碑:決議碑文(断片)」(B.C.420-410頃)
という碑文が展示されていました。
碑文だと他に「会計碑文(ショワズール・マーブル)」(B.C.409-405頃)というのもありましたが、こちらは数字?(ΗΗΗΗなど)がやたら多かったように思うので、決議碑文の方が可能性が高そうですね。

お礼日時:2006/07/26 00:11

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