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イスラエル軍がレバノン国民をガンガン虐殺していますが、ヒズボラを壊滅させるまで続くのでしょうか?
罪なき国民が殺されるのは許されるのでしょうか。
アメリカがあれだけ本気になってもアルカイダを殲滅させられないのに、イランなどが支援しているテロ組織をイスラエル如きが壊滅させるなんて無理なような気がしますが・・・。
地球警察であるアメリカの許可が出ているばかりか、アメリカもこの戦争のために兵器を続々と送り込んでいるといいますし、アメリカvsイランの代理戦争のような形でしょうか?
詳しい方、今後どうなっていくのか教えて下さい。

A 回答 (5件)

根本的な問題は、一般国民の犠牲ではなく武力行使の合法性です。

なぜなら、武力行使は原則として無制限なので、武力行使が合法であれば、ヒズボラに対して空爆を行なうことも原則的に可能(合法)であり、合法的な武力行使伴い、結果として発生する一般国民の犠牲はやむを得ないものだからです。

合法的な武力行使とは、現在では、侵略に対する反撃、即ち自衛権の行使にあたるものだけです。ヒズボラは、レバノンの拠点からイスラエルに対する攻撃を繰返していたので、イスラエルに言わせれば、ヒズボラ=侵略者=合法的な武力行使の対象、ということになるのでしょう。イスラエルのこのような主張の正否を判定できるのは、国連安保理しかありません。国連安保理は、国際法、特に武力紛争法に基づいてこれを判定します。

現在の状況を見るに、安保理常任理事国であるアメリカがイスラエルの武力行使を自衛権の発動とハッキリ認めている以上、安保理がイスラエルの行為を不法な攻撃と認定することはあり得ません(アメリカの判断が正しいかどうかは別問題です)。従って、イスラエルの攻撃を止めさせる方法はただ一つ、ヒズボラの武装解除・解体だけでしょう。これは、本来、レバノン政府の責任でとうの昔にやっておかなければならないことでした。ヒズボラを野放しにしておけば、いつかはイスラエルの攻撃を受けることは判りきっていたからです。
しかし、レバノン政府には、ヒズボラを武装解除する意思も能力も在りません。また、ヒズボラは死んでも武装解除に応じません。一方、イスラエルは予備役を動員しました。ヒズボラを根絶やしにする決意であることは明らかです。よって、どちらかが倒れるか、疲れ果てるまで戦いは続きます。

この戦いに対してイスラム教シーア派の指導者は、宗教上の命令によって信者にイスラエルとの戦いを勧告するでしょう。しかし、イランが、国家としてこの戦いに参戦することはあり得えません。なぜなら、戦いがレバノンで行なわれているからです。タリバンに対するアメリカの戦いが、アフガニスタンというホーム・グラウンドで行なわれたのとは事情が異なります。イランは、イスラエルから直接攻撃されない限り、この戦いに参戦することはあり得ません。イラクは、イラク戦争にアラブ諸国を巻き込むためにイスラエルを攻撃することができましたが、ヒズボラにはイランを巻き込む方法がありません。

この戦いの行き着く先は、イスラエルの勝利=ヒズボラの壊滅以外には考えられません。もちろん、その過程で一般国民に大きな犠牲が出るでしょう。が、これもやむを得ません。ヒズボラは、イスラエルの攻撃に対する報復としてイスラエルの都市に対するロケット攻撃を激化する=イスラエルの一般国民を殺す、と宣言しているのですから。テロ集団(ヒズボラ)のために自国の国民が犠牲になっているのに何もできないレバノン政府の無策・無能にはあきれるばかりですが、レバノンは何十年も前からこういう状態なのです。もはや何をかいわんやです。

中東の戦いは仁義なき戦いです。中途半端な停戦を認めないアメリカは、現実的に対応しているともいえるでしょう。
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歴史的な経過からすると、ヒズボラを壊滅するまで続くでしょう。

イスラエルはアメリカの後ろ盾であらゆる国連決議を無視し続けています。
現在の戦闘の始まりは、イスラエル国軍のスパイがレバノン国内に潜入しヒズボラと戦闘になったのが始まりです。
日本のメディアはこんな基本的なことをほとんど報じていません。西側だけの見方だけでなくアラブ側の見方も必要です。
ヒズボラ、ハマスは単なるテロ組織ではありません。国民が合法的かつ民主的に選挙で選んだ組織でもあります。単なるアメリカ対イランの代理戦争ではありません。宗教戦争でもあり、アラブ対白人の戦いでもあります。
現在は圧倒的な武力の差でイスラエルが勝つでしょう。
ただし50年、100年後はイスラエルが消えているかもしれません。なぜならイスラエルは人口が減少傾向になっており、反対にパレスチナは圧倒的に人口が増える傾向になっています。周りをすべてアラブに取り囲まれているため、いずれアラブに吸収されるでしょう。
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この回答へのお礼

やはりテログループが白旗を揚げるまで続きそうですか・・・。飛び火してささやかれている第三次世界大戦!なんてことにならないことを祈ります。

みなさまご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/03 21:12

レバノン国民は罪なき国民ではありません。

ヒズボラの存在を許したという大きな罪を背負っています。
サヨク流に言えば、「攻められるには理由があるのだから。レバノンは攻められないような外交をしなかった」ということですかな。

どこの国も、国家の中にこういうヒズボラのような支配の及ばない国家的なものがあることを認めません。
認めればこういう事態を引き起こすわけで、国際社会がイスラエルの行動にそれほど非難していないのはこういう訳です。

ヨルダンのかつてこうした事態になり、ヨルダンはレバノンとはことなり、同様なグループを追放しました。(ブラック・セプテンバー事件)
この追放した連中が落ち延びたのがレバノンで、レバノンがまともな国の統治ができないのは伝統です。
まともな国の統治できなければ、国民も不幸になるし、外国も相手にしてくれません。
欧米はこういう経緯を知っているので、イスラエルの行動には寛容ですね。

イスラエルはヒズボラを攻撃している。
ヒズボラはヒズボラという国ではないし、
ヒズボラ人というのがいるわけでもありません。

ヒズボラはレバノン南部に存在し、レバノン国民を盾にしている。
こうしたヒズボラを野放しにしていた代償を払わされているわけで、
レバノン自身がヒズボラと決別するのか、このままヒズボラと運命を共にするのかを決めなければならないでしょう。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%AB% …
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>ヒズボラを壊滅させるまで続くのでしょうか?



 はい。

>罪なき国民が殺されるのは許されるのでしょうか。

 はい、異教徒ですからゴミと同然です。

今後イスラエルを擁護する派(アメリカ1国)と、擁護しない派(その他大勢)に分かれて大戦が勃発します。
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アメリカのやりたいことはよく解りません。



イランのイスラム革命拡大に反対しているのに…
イラクはほとんどイラン寄りのクルド人とシーア派指導者サドルの支配下にありイスラム革命寄りです。
アフガンもイラン派にほとんど支配されています。
レバノン、シリアも同様で
サウジでもイラン支持グループが拡大中だとか…

イスラム原理主義に反対して拡大させているのがアメリカです。中国もイランとヒズボラへの闇支援を始めるのは明白ですし、米国の敗北とイスラエルの崩壊もまじかかと思います。
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