
A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
以下のサイトが参考になりますでしょうか?
1.http://www.jaclap.org/newtests1999.html
(SP-A(サーファクタントプロテインA)(準用先区分D007-29)
2.http://www.health-net.or.jp/kenkonet/shoziten/me …
(アレルゲン特異的免疫グロブリンG4抗体)
3.http://square.umin.ac.jp/aoki530t/prorogu_daigak …
(放射線造影剤学)
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IgGは血液中に最も多量に含まれており、免疫中期と後期に多く生産される。また、胎盤を通過できる唯一の抗体である。IgGは抗原と結合するとIgMと同様にClqに結合して補体系を活性化する。その度合いは、IgGのクラスにより異なる。IgG1とIgG3はIgMとほぼ同程度に補体系を活性化し、IgG2は弱く、IgG4は活性化しない。IgGはマクロファ-ジや好中球などの貧食作用による抗原の分解を促進する。IgGはF(ab’)2で抗原に結合し、Fcで貧食細胞のFcレセプタ-に結合し、貧食細胞による標準細胞の貧食を助ける。各IgGサブクラスのFcレセプタ-との結合はIgG1とIgG3が最も強くIgG4は中間で、IgG2は弱い。Fcレセプタ-はIgGのCH2のドメインに結合すると考えられている。また、IgGのCH2とCH3間で黄色ブドウ球菌のようなグラム陽性細菌の細胞壁の成分であるプロテインAと結合する。ヒトのサブクラスでは特定のアロタイプのIgG3を除いたIgGはプロテインAと結合する。
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ご参考まで。
No.1
- 回答日時:
「プロテインA」について、黄色ブドウ球菌を例えに説明してみます。
「プロテインA」は黄色ブドウ球菌の「表面」にあたる細胞壁に含まれている蛋白質の1つです。
そしてその役割ですが、ヒトの免疫グロブリンの異物を捉える先端部分は、
異物の種類に応じていくらでも変化させてその異物に対抗します。
人間の体内には異物の種類別に何千万種類ものBリンパ球が存在します。
そけらのBリンパ球がそれぞれ対抗できる異物に合わせて働きます。
そして、それらのBリンパ球は自分が対抗できる異物が侵入したことを察知すると
素早く分裂・増殖して攻撃を開始します。
しかし免疫グロブリンノ先端部分より後ろの部分は全て共通なのですが、
「プロテインA」は、この共通の部分に結合することで、
黄色ブドウ球菌周囲の免疫グロブリンの働きを「妨害」するといわれています。
免疫グロブリンが異物に結合した後、白血球等を呼び寄せたりするための「シグナル」を覆い隠してしまうのです。
つまり黄色ブドウ球菌は、プロテインAというたった1種類の蛋白質だけで
人間の免疫グロブリンに対抗している訳ということになります。
「プロテインA」は免疫グロブリンの攻撃から身を守る為のものです。
もちろん黄色ブドウ球菌は、他にもいくつかの防御用物質や、毒素を産生することが知られていますが、
人間は何十兆個の細胞で構成されているのに、
とても簡単なつくりで侵入できるある意味素晴らしい対戦能力に優れたものです。
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