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こんにちは。

このカテが適当かどうかわかりませんが、質問させていただきます。

タイトルの通り、2000年辺りから電機メーカーの半導体部門の分社化が進んでいるように思います。
例えば、Renesas、Freescale、Infeneon等です。
これらの分社化にはどのようなメリットが有るのでしょうか?
半導体の外販強化やセット側の社外品選定というメリットが思い浮かぶのですが、
特に会社を分けるほどの必要性は感じません。
何か理由があるのでしょうか?

以上、宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

従業員の給与レベルを本体より下げるという一般的なメリットもあるかとは思いますが、大きいのは、「専業」になることだと思います。


半導体は莫大な投資が必要ですが、総合電機では、社内の優先順位等を考慮する必要があったり、投資の決断が鈍ることが考えられます。スピード重視の半導体業界では、一瞬の出遅れが致命傷になることもあります。半導体「専業」になることで、社内のベクトルが統一し易くなるので、決断も迅速化できます。
また、投資サイドから見ると、例えばメモリーが伸びると考えた投資家の場合、メモリーしかやってないエルピーダに投資すればほぼ全てがメモリーに向かいますが、東芝に投資しても投資が原子力に回る可能性もあり、投資効果が判り難くなってしまいます。専業化することで、投資先としての価値を高める意味もあるのと思われます。
なお、専業化することで、会社の規模自体は縮小、投資余力も小さくなりますので、投資リスクの分散という観点から、専業メーカー間での提携等は増えていくものと考えられます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど。投資側の視点というのは考えてませんでした。
給与という点では、役員の数を増やせるというのも隠れたメリットかもしれません。
自動車関係の併合は役員報酬のアップが実は目的なんてこともありますよね。

Philipsも遂に半導体を切り離しましたね。時代の流れですね。

お礼日時:2006/08/12 07:40

国内の電機メーカーですと最近、 某SA社が半導体部門を切り離してますが、本体の電化製品の売り上げが落ちて赤字決算の場合、その一部門で有る 半導体部門も色々とあおり受けて 事業拡大するための計画で 予算の削減を受けて 事業の進行が遅れたり頓挫することにより


その業界の流れに 付いて行くことが出来なくなり 結局半導体部門から撤退してしまう可能性が出てきます。

その会社が半導体部門を伸ばしていきたいと考えるなら、分社化して
事業の進行を早めるのが 得策と考えます。

別の考えで、 会社の不採算部門を切り離して、 他社のそれと同じ
部門同士で 合同の会社を作り 生き残るやり方も有りますよ。
せっかく研究した部門が 上市する前に撤退すると その研究は無駄
になります。 工場が止めても その部門の社員は他の仕事に全部
廻す事が出来ないと 社員を首切りしないと 生き残れなくなります。

判りにくいコメントでゴメンネ。   
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

半導体部門が研究開発費や設備投資に莫大な金額が掛かる為に体力勝負な部分はあるでしょうし、
一度市場に受け入れられた製品がデファクトになるのも分かる気がします。

renesasはともかく、Freescale等はかなり前向きな分社化という印象を受けます。
モトローラではダメだったのでしょうか?
デザインインという考え方ではセット側と密接に繋がっている方が有利だと思えます。

ちなみにSA社の場合は体の良いリストラなので少し他の事例とは違うと思うのですが。。。

お礼日時:2006/08/04 01:25

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