ギターやベースの値段について

楽器屋にいくと安いベース(1万円前後)もあれば数十万円のものもありますよね。でもエレキなら電気を通してしまえばそこまで音が変わるものではない気もするのですが・・・

要は何がそんなに違うのでしょうか？高いものは本当に良いものなのでしょうか？

No.2 ベストアンサー 回答者： lead1976 回答日時： 2006/09/10 16:32

安い物と高い物の音を比較した時、エレキでも実際上大きな差があるといえます。

安い物で十分なら、高い物は普及しません。 値段に差があるものがいずれも広く出回るということは、それだけの意味があるといえるでしょう。 これは、弾き比べてみるのが良いと思います。 実際に自分の手と耳で確かめてみるのが、なによりもわかりやすいでしょう。
ただ、エレキギターもエレキベースも、弦の品質やアンプの質、その他のハードウェア類でも音質にかなりの影響をもたらします。 楽器自体の違いを、厳密に比較するのも難しいところはあるかも知れません。 もし楽器店などで弾き比べをするなら、最低限アンプとシールドは共用し、またアンプのセッティングなどについては同一条件にするのが良いでしょう。

音の面に限って言えば、エレキギター/エレキベースでも結局は弦の振動を拾って電気信号化するというところから、弦の振動に関して影響をもたらす部分はすべて音質に関係します。 木材(特にネック材)などは弦の振動を受けて振動するために弦の動きに干渉する可能性を持ちますし、ナット、ブリッジ、テールピース、フレットなど、弦に触れる総てのパーツは木材への弦振動の伝達においてやはり影響をもたらします。 良い材料を使おうとすれば、その分価格は上がります。
電気系のパーツについても、ピックアップの質から内部配線のケーブルの質、ポット類・セレクター類の質など、材料の面だけでも影響をもたらす要素は多くあります。 やはりこちらについても、質のより良いものを選ぼうとすれば、それだけ費用はかさみます。
材料費の面以外でも、仕上げの工程などの精度を高めようとすれば、やはり費用はその分かかります。 確かなものを作ろうとすれば、それだけ高くなる理由があるともいえるでしょう。

高いものに関して言えば、その加減についてはプレミア的な価値が加味されている可能性は否定し得ないにしても、安い物よりはそれだけ良質に仕上げられているといって良いでしょう。 激安物だろうが超高価なものだろうが音は一緒、と見てしまうのは暴論と思います。
ただし、楽器の質が良いことと音の質が良いこととは必ずしも直結しません。 音の質に関しては、演奏者の手腕によるところも大きく、単純に高い楽器を使えば良い音が得られるとはいえないところがあります。 音作りに不慣れな初心者に高級ギターを持たせても良い音が作れないことも、音作りに慣れた経験者が激安ギターで良い音を工夫して作り出すことも、比較論とは別として、いずれも可能性としてはありうるとは言えるでしょう。

参考まで。

この回答へのお礼

ありがとうございます。
ピックアップの勉強。。したことないです。
一度時間をかけて楽器屋で「確かなもの」を探してみます。

お礼日時：2006/09/10 20:09

No.3 回答者： ayupapa 回答日時： 2006/09/10 16:50

個人でエレキを作っているオヤジです。

個人的経験ですが、
1万円前後：音の良し悪し以前の問題がある（チューニングが合わない、フレット音痴等々）。
3万円～10万円：値段と音がわりと正比例。
10万円～30万円：造りがしっかりしている。装飾も立派になる。ハイアマ、プロはこの辺を使う。
30万円～：入手困難な特殊な材を使っている、装飾が豪華、特定のミュージシャンの使用機を忠実に再現、等々、直接音に関係ない何らかの付加価値が付いている。
50万円～：機種にもよるが、私から見れば”勝手にしてください”の世界（苦笑）。
100万円～：現行新品でこの価格は稀、何らかのプレミアムが付いている。必ずしもいい音とは限らない（調整困難なものもある）。

＞電気を通してしまえばそこまで音が変わるものではない気もするのですが・
→No.2さんの説明に私も同感です。一度1万円のエレキと10万円のエレキを弾き比べてみて下さい。一目（一聴？）瞭然です。

この回答へのお礼

丁寧にありがとうございます。
一度楽器店で真面目に音比べをしてみようと思います！試奏ならタダですしね。

お礼日時：2006/09/10 20:07

No.1 回答者： shinji_k 回答日時： 2006/09/10 14:56

大まかに言えば材質が違う、ということでしょう。

ボディの木材が違ったり、ピックアップのメーカーや種類が違ったり、回線に使うコードが違ったり…

特にピックアップが変わると音が変わりますので、やはり値段に相応したクオリティがあると思います。


極端に安いギターやベースだと、チューニングが狂いやすかったり、歪み系のエフェクターをかますとハウリングを起こしたりと状態のあまり良くないギターも存在します。


アコギほど顕著ではないのですが、やはり値段によってそれなりのグレードがあるということです。

この回答へのお礼

ありがとうございます。
極端に安いものを店頭で見ると、たまに疑問に思ってたので今度じっくりと音比べしたいと思います！

お礼日時：2006/09/10 20:11