No.7
- 回答日時:
>「心」って何ですか。
世界が現れる「場」だと思います。ここで「世界」というのは、”いわゆる”物質の集合のことではなく、「物資的性質」と「心理(精神的)的性質」の集合のことです。言い換えると、「世界」は「もの」の集まりではなく、「こと」の集まりだということです。
>脳ですか。体の一部ですか。
脳や体は心に映し出されたイメージですから、心が脳や体の一部であるということはあり得ないと思います。脳や体は「心という場」に現れる物質的性質の集合体だと思います。
>体から離れることのできる「心」が、別のところにあるのですか。
「心」は3次元空間のどこかにあるのではなく、「心」が、「体」を含む3次元空間を描き出しているのだと思います。従って、体から離れられないというのは、空間的に離れられないのではなく、論理的に離れられないということだと思います。
>「我思う ゆえに 我あり」の「思う」をしているのは、どこですか。
>うれしい悲しい淋しいと「感じる」ことをしているのは、どこですか。
少なくとも3次元空間のどこかにあるわけではないことは確かだと思います。では、どこにあるのかといういことですが、しいて言えば、「論理空間上」にあるということになります。「どこにあるか」という問いは、人間の知性の特性に基づいてなされる質問だと思いますが、その人間の知性そのものは「一つの方便」であって、何か「絶対的真理」のようなものを意味しているわけではないと思います。
ご回答ありがとうございます。
すみません、とても「分かりたい」ご回答なのに、半分ぐらい理解不能でした。
>世界が現れる「場」・・・「世界」は「もの」の集まりではなく「こと」の集まり・・
:これは、なんとなく、なるほどです。私がモノ(生き物も含めて)として認識してその
名前を覚えてそれに関わってそれについてあーだこーだと感じたり思ったりする営みの集
まりってことですか。
>脳や体は心に映し出されたイメージ・・・
:これは、ぼんやり、なるほどです。
先に「心」があって、「心」が脳を見て云々しているということですか。
>「論理空間上」にある
:これを、「ある」と実感して確信することはできないものですかねえ。
ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
#3です。
ご返事ありがとうございました。>そうすると、その化学作用(感じ方)を意図的に変えるのは難しそうですね。
:確かにおっしゃるとおりなのですが、たとえば「痛み」という感覚を例に取ると、
これは「痛みを感じる化学物質」が神経間で受け渡しされるためだということのようです。
化学作用という観点でこの物質の発生を完全に抑えることはできないかもしれません。
しかし、「意志する」ことによってこの物質の量を制御することはできるのではないか、と個人的には思っています。
では、その意志はどこから出てくるのかということになってくるでしょう。
ご存知と思いますが、脳には海馬という記憶を司る部分があります。
意志は、ここに蓄積されている記憶とDNAに保管されている生まれる以前の記憶とを材料にした、前頭前野の働きによって生まれるのではないか、と考えます。
全くの素人なのでこの辺になると推測の域を出ませんが、
少なくとも「心」に関する事柄には全て脳が関与している、というか脳の引き起こす現象に他ならない、と考えて良いのではないかと思います。
再びご回答ありがとうございます。
>「意志する」ことによってこの物質の量を制御することはできるのではないか・・
>意志は、ここに蓄積されている記憶とDNAに・・
:新しい経験を取り込む→新しい記憶が生まれる→それを材料に加えた新しい反応の仕方
が生まれる→感じ方が変わる・意識に上る部分が変わる・「感」の流動の速度が変わる、と
いうことはありそうですね。
>少なくとも「心」に関する事柄には全て脳が関与している・・・
:「感」とか「思」は自分の中でしか起こりえないということは、ぼんやりと分かりました。
ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
科学的の言ったら脳の中の色々な物質の作用なんでしょうけど。
禅っぽく言うと、理屈(智)では解らないもの。
「我思う ゆえに 我あり」→たぶん禅では我思う前(分別する前)の自分が真実の自我なんでしょう。(自分に囚われていない)
この回答への補足
ご回答ありがとうございます。
「理屈(智)では解らないもの」を「解ることができる」ところも、体の一部ですか。
「我思う前の自分(自分に囚われていない)」は、どこですか。何モノですか。
また、そういう部分が「ある」と認識しているのは、やっぱり体の一部ですか。
つっこみまくってすみません。
No.4
- 回答日時:
今のところ、心は何かという答えは出ていないと思います(というか検証する方法がないような・・・)。
人間の行動のよくわからない部分を心と置いているような気が私はします。議論を恐れず、自分なりに回答します。>「我思う ゆえに 我あり」の「思う」をしているのは、どこですか。
>うれしい悲しい淋しいと「感じる」ことをしているのは、どこですか。
これは脳でよいのではないでしょうか。ある行動を行ったと判定するためには、ある行動を行ったという認識をする必要性があると思います。思う・感じるといった行動をしたと自分が再認識できる機構はおそらく脳にしか存在していないのではないかと認知科学については、ズブの素人なのでそのように認識しております。
蛇足です。
「心」って何ですか。の問いには、心はありますがどのようなモノですか。の意味にとることができるのですが、果たして心というモノが実際にあるのかどうかは分かりません。私は、心というモノ自体はないのではないかと思っております。人によって、同じ出来事でも、うれしい悲しい淋しいと感じる違いが生じるのはその受け取り方・解釈の仕方が異なるのではないかと。それは、心ではなく、頭でやっていることだと思います。
ご回答ありがとうございます。
>心はありますがどのようなモノですか。
実際そんな意味で質問しました。
「頭がやっている」ことの結果、発生した、感情、考えなどを、便宜上「心」と名付けて
いる、ということですね(解釈、合ってますかねえ・・)。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
>「我思う ゆえに 我あり」の「思う」をしているのは、どこですか。
多分、「前頭連合野」ということになるのでしょう。
http://tmin.ac.jp/medical/10/frontal1.html
>うれしい悲しい淋しいと「感じる」ことをしているのは、どこですか。
大脳辺縁系の一部である「扁桃核」ということだと思います。
http://trauma.or.tv/1nou/1.html
http://www.shuyukai.or.jp/shikumi_dainouhenenkei …
ただ、いずれの場合も、
そこでの化学作用によって生じる認識を「心」と呼ぶことになると思うので、
上に上げた場所は「心を作り出す場所」と言っても良いかもしれません。
私としては、「心」は単なる概念にすぎないと考えるほうがわかりやすいと思っています。
まず、何らかの(あらゆる意味での)刺激を受けて脳に化学作用が起こり、その結果のひとつとして思ったり、感じたりするのでしょう。
同じ刺激を受けても発生する化学作用の内容が異なっており、それが個性などと呼ばれていくことになるのではないかと思います。
ご回答ありがとうございます。
ご紹介いただいたサイトは全て拝見しました。とても参考になりました。
>同じ刺激を受けても発生する化学作用の内容が異なっており、
それが個性などと呼ばれていくことになる
化学作用ですか。そうすると、その化学作用(感じ方)を意図的に変えるのは難しそうですね。
「感じたことについて思うこと」が違うのも、化学作用のしわざなのでしょうか。
No.2
- 回答日時:
私が知る限りでは、この質問を心理学で答えるのはおそらく無理かと思います。
この質問に対する答えを有するのは、宗教・哲学といった分野ですね。
もっとも、それを信じるか信じないかは質問者の方次第ですが……
この回答への補足
ご回答ありがとうございます。
実感として理解できるかどうか、確信できるかどうか、ではなくて、信じるか信じないか、ですか?
体という物理的なものに支配されずに、恒常的に何かを求めている「心」のようなものがあるのではないかと、
ぼんやり思っていたのですが、私は、そこについて、わりと必死で「分かりたい」と思っています。
ご迷惑でなければ、入り口だけでも教えていただけませんか。
ずうずうしくてすみません。ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
私の好きな本に書かれている言葉です
「心はかたちもなければ存在もしないよ」
「心ってちゃんとあるわけじゃない
波がたつように ただ起こるだけ」
あまり書くと著作権に触れるかもしれないので興味があるなら参考URLをどうぞ
参考URL:http://www.amazon.co.jp/gp/product/4840107726/sr …
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