
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
我々動物にとって「心」とは、「与えられた状況に対応した適切な行動を選択するため」にあります。
それは生後学習の結果を基に環境からの情報に対して価値判断を行い、「自分にとって利益となる行動」を選択します。これにより、我々動物は生後環境に発生する様々な変化に対応し、「本能行動では解決することのできない問題」に対処します。
さて、「なぜ心があるのか?」ということですが、このご質問を整理しますと、それは心ではなく、「なぜ人間には高い知能があるのか」ということになるのではないかと思います。これはたいへん難しい問題でありますが、そのためにはまず、「心と思考の違い」というものをはっきりとさせる必要があります。これにより、質問者さんがご指摘をなさる問題の構造を明らかにすることができます。
我々動物の行動といいますのは以下の二種類に分類されます。
「報酬刺激に対する接近行動」
「嫌悪刺激に対する回避行動」
中枢系は感覚器官からの入力を基に「利益・不利益の価値判断」を行い、その結果を運動系や自律系に出力します。これにより、我々動物は身体内外に発生する様々な環境の変化に対応し、与えられた状況に応じた適切な行動や反応を選択しています。
そして、我々高等動物の行動選択には、その脳の構造上、以下の三系統があります。
「命の選択:本能行動(本能行動・無意識行動):生命中枢」
「心の選択:情動行動(学習行動・無意識行動):大脳辺縁系」
「知の選択:理性行動(学習行動・意識行動):大脳皮質」
このように、「思考」と「情動」といいますのは、その構造も性質も異なる全くの別物です。
「本能行動」といいますのは我々動物にとって最低限必要なものでありますから、その「反応規準」は生涯に渡って変更することができないようになっています。このため、本能行動では生後環境に発生する様々な変化に上手く対応することができないわけですが、学習行動といいますのはこれを補助するためにあります。
「情動行動の判定規準」といいますのは個体の生後体験によって後天的に獲得されるものです。大脳辺縁系ではこの学習結果に基づいて利益・不利益の判定を下し「情動反応」を発生させるわけですが、これが即ち我々の脳内に発生する「心の動き」であります。
この「心の動き」といいますのは環境からの入力に対して発生します。そしてその役割とは、「食べたい」ものに接近行動を選択させ、「怖い」という判定に従って回避行動を選択させることです。従いまして、環境からの入力に対してこのような判定が下されないとしますならば、我々は食べることも自分の身を守ることもできないということになります。
このような基本的な判定でしたら本能行動だけでも十分に可能です。ですが、本能行動では状況に応じた柔軟な選択というものができません。では、我々動物にとって「心の役割」とは、それは「行動選択に学習結果を反映させる」ということです。これにより、我々高等動物は自らの存続の道を巧みに切り開いてきました。
「情動行動」と「理性行動」は行動選択に生後体験を用いた共に学習行動でありますが、このふたつの違いといいますのは、それが意識行動であるか無意識行動であるかということです。
「本能行動」と「情動行動」はその場の判定に基づいて直ちに選択されるものであるため、この結果は常に「無意識行動」です。これに対しまして、「理性行動」といいますのはその場の状況だけで選択されるものではなく、過去の学習体験を基に「未来の結果を予測する」という計画行動であり、こちらは原因と結果の自覚された「意識行動」ということになります。
では、この未来の結果を予測するために必要なのが「想像力」であります。我々の想像力、即ち「人間の高い知性」とは、本能行動や情動行動では予測することのできない「未来報酬」を想定し、より価値の高い行動の選択を行なうためにあります。
但し、この「知性」を以って可能となるのは未来を予測するというところまでありまして、この結果に対して利益・不利益の判定を下す機能は大脳皮質にはありません。このため、最終的な意思決定といいますのは大脳辺縁系の情動反応によって下されなければなりません。つまり、大脳皮質がどんなに素晴らしいアイディアを提案したとしましても、大脳辺縁系の情動反応、即ち脳内に何らかの「心の動き」が発生しない限りそれが実行に移されることはないということです。そして、これは我々の脳内では「思考を行う機関」と「情動を発生させる機関」がそれぞれに異なり、その機能が分離されているからです。
このように、心には心の大事な役割というものがあり、思考と情動ではその機能が違います。
情報反応の判定規準といいますのはそのひとの個人体験を基に獲得されるものですから、そこには必ずや「個人差」というものがあり、これが我々の性格や個性を作ります。そして、生まれてからこれまでに獲得された無数の判定規準が即ち我々の「価値観」であります。
「個人的価値観:食べ物の好き嫌い、異性の好みetc.」
「文化的価値観:一般常識、社会道徳、お国柄、時代の考え方」
このようなものがそのひとの体験を通して大脳辺縁系に積み重ねられてゆきます。
もちろん、同様の記憶情報といいますのは大脳皮質ではもっと詳細に整理されていますし、学校で習ったり親から言われたことは思考によって幾らでも理解することができます。ですが、ただ口で言われただけではなく、親や先生に叱られた、などいったことは、恐らく九分九厘こちらの大脳辺縁系にしっかりと記録されます。ですから、我々がそこに豊かな価値観を育てるためには単に知識を身に付けるだけではなく、豊かな実体験を積み重ねるということがたいへん重要ということになります。
さて、我々高等動物の脳内では行動選択の機能は三系統に分離しているわけですが、実は、これらは「並列回路」として構成されています。これがどういうことかと申しますと、ひとつの入力に対して複数の異なる判定が下されてしまうことがあるということです。果たして、我々の全ての苦悩とはここに発生します。
「苦悩」とは欲求が自覚されることによって発生するものです。
本能行動と情動行動は共に「現在の利益」に従う無意識行動でありますから、ここでは判定の対立は起こりませんし、欲求が自覚される必要もありません。判定の対立が起こるのは、大脳皮質が未来の結果という別の利益を予測するからです。
理性行動では「現在の利益」と「未来の利益」を比較する必要があります。ですから、ここでは必然的に複数の欲求が自覚されるわけですが、果たしてこの場合は、そのどちらかは必ずや阻止されなければなりません。
「苦悩」といいますのはこのようにして発生します。そして、我々人間の欲求に限りがないのは、大脳皮質にはより価値の高い結果を予測することができるからです。このため、我々の人生は様々な選択と苦悩の連続ということになります。これが、大脳皮質を発達させてしまった人類の「苦悩の構造」です。
では、どんなに辛く苦しいからといいましても、第一線を越えてしまうような選択といいますのは通常、そう簡単に起こるものではありません。何故ならば、他に如何なる選択肢もない状況に至ったとしましても、「いざっ!」というときになりますならば、まず必ずや「生物学的利益」に従った行動が優先されるからです。当たり前のことを申し上げているようですが、これがどういうことかといいますと、我々の行動選択機能といいますのは並列回路としてそれぞれに独立して働いてはいるわけですが、とはいいましても、やはりそこには「最低限の秩序」というものが保たれているということです。
一定の秩序が保てなくなるほどの大きな変化を「カタストロフィー」といいます。「窮鼠返って猫を噛む」というのはこのカタストロフィーであり、通常では考えられない行動が選択されてしまいます。では、もしこのカタストロフィーが発生するならば脳が第一線を越えてしまうということはあり得るわけです。ですが、飽くまでもこれは通常の状態ではありません。
確かに人間の思考は複雑であり、現代のような社会が心の健康に良いわけではありませんから、そのような不幸な出来事もしばしば耳にします。ですが、大脳皮質にはその選択を想定することもできますが、この時点ではまだ秩序が失われてしまったというわけではありませんし、果たして最終決定といいますのは大脳皮質ではなく心の動きによって下されるわけです。そして、学習行動には本能行動と異なる結果を選択することも可能ではありますが、ここに苦痛や恐怖を報酬として学習してしまう、つまり全く正反対の判定規準を獲得してしまうというのは、普通の動物にはまず不可能です。
ですから、通常の状態でありますならば、我々の脳内に「生物学的な秩序」といいますのは現時点でも他の動物と同様に十分保たれており、少なくとも質問者さんがご心配をなさいますような、人類がその知能や情動の発達によって自らを絶滅に追い込んでしまうというような事態には幸いまだ至ってはいないと思います。
本能行動といいますのは命の選択でありますから、これを止めるということはできません。ですが、心の選択といいますのは我々が育て上げた価値観であり、知の選択とは未来の選択であります。
質問者さんが仰いますように、そこには様々な矛盾が発生します。ですが、人類が何故そのような道を歩んでしまったのかはまだ科学では解明されていません。では、我々がそれに振り回されて誤った選択を行なわないようにするためには、より豊かな体験によって心の秩序を保ち、より多くの知識を身に付け、それを自分の未来に役立てるというのが大切なのではないかと思います。そして、それが果たして、我々人間に与えられた脳の構造に適したやり方、ということになるのではないでしょうか。
>人類が何故そのような道を歩んでしまったのかはまだ科学では解明されていません。
はっきりとお答えいただきありがとうございます。そうだったんですね。
>それは心ではなく、「なぜ人間には高い知能があるのか」ということになるのではないかと思います。
そうだったようです。ruehasさんの行動選択についての説明を読んで、かなり納得しました。「思考」と「心」が違うということは考えもしませんでした。私は「心」についての捕らえ方が曖昧だったんですね。
私がこの疑問を抱いたのはそもそも、現代社会には「苦悩」して生きる気力を失っている人が多いのではないかなとなんとなく思ったからです。個人的には時々悩んでも仕方ないことで悩んでしまったりします。
そんな時、なんで人類は進化の過程で苦悩することを捨ててこなかったのかなと思いました。苦しむくらいなら最初からそんな機能なければいいのに、と。そして、苦悩するのは心があるからだと考えました。
みなさんの意見を読んでなんとなく見えてきたものを、ruehasさんが一気に整理してくださったという感じがします。
人は未来を予測してより適切に行動するために知能を発達させてきたんですね。けれども「苦悩」はその知能があるからこそあるものなんですね。そして現代は未来に対して幅広い選択肢がある。だからこそ、欲求とともに苦悩も増えていくのでしょうね。
>我々の脳内に「生物学的な秩序」といいますのは現時点でも他の動物と同様に十分保たれており、
よかったです。それでも一線を越えてしまう場合があるのは、私たちが生死に直結する環境で生きていないからなのかなとも思いました。
「大脳辺縁系」ってなんだか有能な中間管理職みたいですね。
丁寧な解説をありがとうございました。勉強になりました。
No.9
- 回答日時:
質問の「なぜ人間に心があるのか?」を
「人間という生物の心はどのように形成されてきたのか?」あるいは「各個人は母体から生まれて後、どのように心を形成してきたか?」というように「個体発生における系統発生の論理」という生物学の論理を適用して考えて見るのが最も実践的であるように思えます。
決定的には言葉,言語の創造、これが結節点だと思います。こんな研究されている人、いないのかな?
ところで「心」という概念は人間の精神活動の「文学的表現」だと思います。そのような文学的に表現されている人間の特徴を生物学的にどう規定するのかもはっきりさせないと、一歩も前に進みません。難問ですね。
「心」なので心理学かと思ってこちらに投稿しました。
みなさんの回答から、うすうすカテゴリー違いかなとは思っていたんですが、生物学だったんですか。
教えてくださりありがとうございます。
知識もないのに漠然とした質問をしてしまいました。
>文学的に表現されている人間の特徴を生物学的にどう規定するのか
no.7の方が回答の中で考えてくださいました。なんといってもやはり人間は生物なんですね。
No.8
- 回答日時:
>>人も動物ですから生きて子孫を残す。
>発端はそこなんでしょうね。でも何で人間は心を作ったんでしょうね。
>「集団生活」の中で相手の変化に敏感にならざるをえないからでしょうか。
人間は心を作ることは出来ません。
店頭で「人工心 定価・・・」って聞いたことも見たこともありませね。
人は群れで生きるから、そんな意味もあるかもしれませんね。
>>生きるのに効率のよい方法をご存知でしたら、私にも教えてください。
>生きて子孫を残すだけが目的なら、効率がいいのは機械的になることなのではないのかと思います。喜びも悲しみもない方が、揺らぎがないのではと。
>でもそうなるには少し、人間の人生は長すぎて、環境の変化が早すぎるのかもしれませんね。
効率のよい生き方とは、どのようなことなのですか?
貴方の考え方が機械的では?・・概念的思考とか言うらしいです。
人間の寿命が長いって、人間が決めるのもね。
人間以外の生命体に言われると納得するかもしれないが。
書き方がいけませんでした。すみません。
作るというのは、なぜそこで人間が心を持つことを選択したのかという意味合いでした。
>効率のよい生き方とは、どのようなことなのですか?
引用部分を「生きるのに効率のよい方法をご存知でしたら、私にも教えてください。」という部分を引用して書いたのは間違いだったと思います。文意を読み取れず申し訳ありません。
言いたかったことを書き直しますと、子孫を残したいだけなら、心という機能を持たなくてもいいのではないか、遺伝子に組み込まれたプログラムを淡々とこなしていくほうがいいのではないかと思いました。
でも、それでは環境の変化には適応できないのかもしれない。環境の変化に適応できなければ種の保存ができない。人間は、環境に適応するために心を発達させてきたということがみなさんの回答でわかりました。つまり、生きるのに効率の良い方法とは、「環境に適応すること」だったんですね。
>人間の寿命が長いって、人間が決めるのもね。
人間の寿命が無条件で長いという意味ではありません。淡々と子孫を残す生き方をするとしたら、そのような生物と比べたら、です。でも人間は、一人前になるのに時間がかかるし、機械的に子孫を残すだけの生き方はしていません。何とも比べないのであれば、長さがどうなのかは分かりませんよね。
意味の取りにくい文章の書き方をしてしまってすみませんでした。

No.5
- 回答日時:
心を互いに欲するから、でしょうか。
No.3
- 回答日時:
心つまり感情の豊かさというものは簡単に言ってしまえば、本来ひとえに個体の保全ひいては種の保全、存続のため、要するに生き抜かんがためでしょう。
ですから当然、ヒト以外の動物にもあるはずです。私は、これまで出会ってきた様々な動物たちに、それを教えてもらいました。
「なぜ必要なのか」というよりは、結果的にそうなってきたと言うべきなのかもしれません。
ちょっと想像してみてください。
心とか想像力とかが、もしなかったとしたら、どんなことになるだろうか。。。
これと言って身を守る武器になるような機能を直接には身に備えてこなかったヒト族は、なぜ、これほどまでに脳を発達させてきたのか。
心や想像力は何と共に発達してきたのか。それを発達させることで何を手に入れようとしたのか。
ヒトというものは、やたら脳ばかりが突出して発達しているということだそうですが、それに比例するかのように欲の深さも複雑怪奇なまでに発達しています。また、それにつれて人間ならではの文化も発展発達してきています。
「過ぎたるは及ばざるが如し」というコトバもありますが、まさに「諸刃の剣」とも言えますね。
>「絶望」して死に向かうこともある
のは、まさに
>生きる「喜び」を感じる
ことができるからこそ、そして、それを強く求めているからこそです。皮肉なことです。
このへんは脳の発達の歴史を調べてみれば何がしか見えてくるものがありそうですね。
下記の質問スレッドは哲学カテゴリーのものですが、本御質問と一脈通じるものがあると思います。参照なさってみてください。
『道徳は本能に根ざしたもの?』
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3530228.html
>心つまり感情の豊かさというものは簡単に言ってしまえば、本来ひとえに個体の保全ひいては種の保全、存続のため、要するに生き抜かんがためでしょう。
そうならば、やはり人も他の動物のように「生きるために生活している」のは間違いないのですね。そして心も、そのための機能だということか。
>心とか想像力とかが、もしなかったとしたら、どんなことになるだろうか。。。
想像力がなかったら、このような人間社会は生まれなかったのでしょうね。でも、なかったらなかったで別の進化の道もあったんだろうなーとも思います。何にせよやはり「結果的にそうなったから」ということなんでしょうね。
>「絶望」して死に向かうこともあるのは、まさに生きる「喜び」を感じることができるからこそ
なるほど、言われてみれば。望みが先にあるから、それが絶たれてしまうのですものね。でもそれなら最初からそんな感情がなければ・・と思ったのが、この質問をしたきっかけでした。ですが、心がなかったら生きるのに困りそうですね。
哲学カテゴリーの質問、ざっと読みましたがとても興味深かったです。あとでもう一度じっくり読んでみます。
ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
>、生きるために生活するなら、感情があるのは諸刃の剣なのではないかと思ったのです。
生きる「喜び」を感じることもあれば、「絶望」して死に向かうこともあるからです。まず、死を望みやすい人はいないと思います。
何故なら自然淘汰で考えれば、そのような特長を持つ家系は生き残れずとっくに絶滅しているからです。
何故感情があるのか。
第一に生存本能があるから。
ライオンを見ても何の感情も発生させなければ、どんどん近づいていく。
もしライオンを見て「怖い」と思えば、危険回避手段を講じ、生き残る確立が増す。
種の保存能力。
「あの子いい」とわくわくし、「この子いい」とわくわくする。
そのような男はあっちこっちに自分の子孫を増やす確立が増す。
脳内物質が異常により停滞すると、インポテンツになる。
悲しみにふけって、「あの子いい」なんて感情が起こらず、子孫はあまり増えない。
絶望を人間は感じるが、人間は集団で暮らすことで、絶望を感じたものも生き残る確立を増やしている。
>どんな動物もそんなに生きるのに効率よく出来てはいないのでしょうが
捕食される側の動物ほど多産。
>人間が脳を発達させて心とか想像力とかを豊かにしてきたのはなぜなのでしょうか?
他の動物は生後すぐに立ち上がり自分で乳を飲む。
できなければ死ぬ。
思考より元来持っている優れた臭覚・聴覚・視覚などによって生存を高めていく。
人間の場合、生まれて3年くらいしないと、自分で食べ物を手に入れられないとても弱い生き物。
しかし、その弱い生き物が集団化して知恵を使ってマンモスを水際に追い込み、足をとられたマンモスが自分より弱い人間に倒される。
言語能力が高く、意思統一を音で知らせることができるほど、集団化したときの総合力は増す。
人間はそっくりそのまま記憶することができない。
構造上そうなっている。
しかし、曖昧にしか記憶できないという特徴を持っているので、他のことを創造できる。
そのまま出力したとき、入力したそのままが出てこないことで、別のことを作り出すことが可能になった。
他の動物に比べ、臭覚・聴覚・視覚 その他がめちゃくちゃ劣る人間ですので、それを頼りに生き残れないが、知恵をつかうことで、弱いにもかかわらず、地球上で王様にようになって他の動物を支配しているわけです。
もし、それができていなければ、、、、、
何故クロマニヨンは絶滅したんでしょうね。
ホモ・サピエンスに殺されてしまったのか、環境に適合するだけの柔軟性が無かったからなのか。
トルコにカッパドキアってところがあり、そこはキリスト教徒が迫害されたとき、隠れ住んでいたとこらしいですが、先住民が作った住居だそうです。
誰が作ったかというとクロマニヨンだとか。
もしかして、やっぱり滅ぼしたのは。。。。。
>第一に生存本能があるから。
なるほど、納得です。危険なものに対する恐怖は、ないと困りますね。
>種の保存能力。
うーん、種の保存に「わくわく」って必要でしょうか。それが本能なら「わくわく」してもしなくても関係ないような気がするのですが。
気分を盛り上げないとだめなのでしょうか。「わくわく」があることによって、異性に目を向けることができるようになるのでしょうか。
>人間は集団で暮らすことで、絶望を感じたものも生き残る確立を増やしている。
そうならすばらしいですね。
>捕食される側の動物ほど多産。
個としてよりも種として生き残ることを優先してるんですね。多産は種としては効率がいいのでしょうね。
>曖昧にしか記憶できないという特徴を持っているので、他のことを創造できる。
なるほど!欠点のようでも実は発展的な進化だったんですね。知恵は心なのでしょうか。
>もしかして、やっぱり滅ぼしたのは。。。。。
すみません、複線が理解できませんでした・・。誰ですか、宇宙人ですか?
クロマニヨン人が絶滅したというのははじめて知りました。壁画も残しているのに不思議ですね。
No.1
- 回答日時:
人も動物ですから生きて子孫を残す。
それだけでは?心は機能の一つで、動力源は身体が作りだしたものらしい。
脳の発達によって感情的に考えたり概念的に考えたり出来る様に
なったと言われてます。これは集団生活をすることの進化と思います。
喜怒哀楽って言葉、実際には人各々感じ方が違うと思います。
映画を観てて「このシーンで何故わらうのか」・・・とか。
しかし、そんな要素、笑うは誰にでもあることです。
それを概念、共通意識として捉えた表現が文字になると思います。
ただ、どんな生き物も進化をし続けてると言われてるので、
長生きできる様な方法は動物(人も含めて)は本能として知ってる
のでしょう。
年金貰えない? 年金くれー。は、都会で生きる人の手段の一つです。
感情の話が、生きるの話に変わり、最後は寿命に変えます。
生きることは出来ても、行き続けてる人は私は見たことがありません。
いつかは寿命で死ぬんです。生きるのに効率のよい方法を
ご存知でしたら、私にも教えてください。
>人も動物ですから生きて子孫を残す。
発端はそこなんでしょうね。でも何で人間は心を作ったんでしょうね。
「集団生活」の中で相手の変化に敏感にならざるをえないからでしょうか。
>生きるのに効率のよい方法をご存知でしたら、私にも教えてください。
生きて子孫を残すだけが目的なら、効率がいいのは機械的になることなのではないのかと思います。喜びも悲しみもない方が、揺らぎがないのではと。
でもそうなるには少し、人間の人生は長すぎて、環境の変化が早すぎるのかもしれませんね。
ありがとうございました。
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