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メーカーに勤務している者です。
当社製品の検査規格は今まで、「○○以上」「○○以下」という表現を使ってきましたが、当社営業部門から、「以上」「以下」はわかりづらいと指摘があり、全面的に見直すことになってしまいました。
というのも、ある真空容器の規格が次のような表現だからです。

1.-0.05MPa以下まで減圧でき、(減圧を止めて)1分間保持して-0.04MPa以上にならないこと。

圧力(MPa)の数字の前に“-(マイナス)”が付いているのは、大気圧からの減圧の意味で、真空計も0MPaから左回りに-0.01、-0.02…と目盛られています。
私は、負数にしろ、ある値を含み、これより低い値は「以下」、これより高い値は「以上」でいいと思うんですが、営業部門に「数学的には正しいかもしれないが、国語的にはおかしい」と言われてしまいました。負数での話だが、符号を考慮しない(絶対値)で考えると0.05>0.04であり、紛らわしいからだと思います。

長くなりましたが、質問内容は、
・1.の文章の「以上」「以下」を使わない表現
・次の2.のような正の値での「以上」「以下」を使わない表現
  2.長さは10mm以上であること。
です。

できれば小学生にもわかる表現にしたいのですが、小学校の算数の教科書に「以上」「以下」の概念って載っていましたっけ??

カテゴリー違いかもしれませんが、皆様のご回答お待ち申し上げております。

A 回答 (9件)

>私は、負数にしろ、ある値を含み、これより低い値は「以下」、これより高い値は「以上」でいいと思う



私もそう思います。

>負数での話だが、符号を考慮しない(絶対値)で考えると0.05>0.04であり、紛らわしいからだと思います。

負の数をなんのことわりもなく絶対値すなわち正の数として扱うことを許すなら混乱が生じるのは当然でしょう。負の数はあくまで負の数として扱わなきゃ駄目でしょう。

>数学的には正しいかもしれないが、国語的にはおかしい

そんな馬鹿な話はないでしょう。国語としてどうおかしいのか説明をさせるべきじゃありませんか。

この場合に「以上」や「以下」を使わずに簡にして要を得た作文をするのは無理でしょう。桜を桜と呼ぶのを禁じておいてあの木の名前を言えというようなもんです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「マイナス○○以下」という表現は、例えば天気予報で、「明日の北海道○○市の最低気温は-10℃以下になるでしょう」とか、冷凍食品の保存方法に「-18℃以下で保存してください」と書いてあるので、奇異な表現ではないと思いますが・・・
何で圧力の表現では「国語的にはおかしい」のか私も疑問に思っています。

お礼日時:2006/09/18 22:48

 「-0.05MPa以下まで減圧でき、(減圧を止めて)1分間保持して-0.04MPa以上にならないこと」を


「-0.05MPaより低い圧力にでき、(減圧を止めて)1分間保持して-0.04MPaより高い圧力にならないこと」と変えてみてはいかがでしょうか?
 以上、以下を使った従来の説明でもきちんと説明すれば分かるので、説明の過程で製品の良さをさりげなくアピールすればよいと思いますが・・・。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「以上」「以下」はその値も含みますので、ご提案の文章に追記して、
「-0.05MPaまたはそれより低い圧力にでき、(減圧を止めて)1分間保持して-0.04MPaまたはそれより高い圧力にならないこと」
あたりが無難な表現かと私も思います。

お礼日時:2006/09/18 22:57

 中学を卒業すると、以上・以下を使わない表現は、算数的に難しいですね。

と言いつつ。。。

1.0.5気圧か、それより小さい気圧まで減圧でき、(減圧を止めた後、)1分間以内に、0.6気圧か、それより高い気圧に戻らないこと。

2.長さは10mmか、それより長い寸法であること。

 圧力(気圧)は、正の値のほうがわかり易いので、-MPa から気圧に変更してしまいました。ここが、そもそも -MPa で表現したいのでしたら、御免なさい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
大気圧に対する負圧(-MPa)ではなく、絶対真空を0にして正の値で表す方法ですね。
ただ、この場合は検査用の圧力計(真空計)を-MPa表示のものから交換しなければならないのがネックですが…。
参考にはさせていただきます。

注)0.5気圧の「気圧」はSI単位でないので、市販の圧力計を購入した場合は、「MPa」表示になると思われます。

お礼日時:2006/09/18 23:21

1、理論的な説明ではなく、「わかりやすい」ことのみに留意して良いのであれば、


「減圧操作後、針が【-0.05MPa】よりも左を指し、
その減圧操作停止後、一分間保持しても針が【0.04MPa】よりも右に行かないこと」

2、「長さは最低でも10mmであること」または、
「長さは10mmを切らないこと」
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
真空計の指針をイメージした表現ですね。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2006/09/18 23:26

>営業部門に「数学的には正しいかもしれないが、国語的にはおかしい」・・・



 負数絶対値の大小で比較する人も多いので、営業部門の言うのも一理ありますが、国語的におかしいというのは、間違いでしょう。

 もっともそれ以前に、負の気圧というのはありませんから、1の表現はより正確に、

1.(大気圧-0.05MPa)以下まで減圧でき、(減圧を止めて)1分間保持して、(大気圧-0.04MPa)以上に上昇しないこと。

 などと記述しては、いかがですか。
 いずれも正の値の比較ですから、間違いにくいと思います。

 蛇足ですが、技術的な記述をするときには、技術的に明確化されている用語を使うのがよいと思います。
 また、義務教育で習う「以上・以下」が理解できない人は、検査規格のような技術的な文を読むレベルにない人だと思います。
 ただし、誤解が受けやすい場合は、補足をしたり、誤解を避けるような表現にするようにされたら如何でしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ご指摘のように、1.は大気圧に対する負圧ですので、
「大気圧に対し0.05MPa以上減圧でき、…」という文も考えたのですが、「以上」が入っているからダメなんだそうです。
検査規格は現場作業員も読むので、わかりやすい表現がいいのでは? というのが営業部門の趣旨のようですが、中学卒業程度なら「以上・以下」は理解できると思うのですが…

お礼日時:2006/09/18 23:39

少なくとも、真空機器を買うような人であれば共通の認識でしょうから、その営業マンの考えの方がおかしいと思います。


小学生は真空容器を買いません。
幼稚な説明では、御社の技術もその程度かと思ってしまいます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
社外向けではなく、社内の現場作業員がわかる文章を考えているのですが、「小学生にもわかる」となると難しいものがあります。

お礼日時:2006/09/18 23:43

>紛らわしいからだと思います。



いいえ、御社がデタラメな企業だからです。

容器内圧力を-0.05MPaにし、
1分後-0.05MPa~-0.04MPaの圧力を維持出来る物。

容器内圧力を-0.05MPaにし、1分後-0.04MPa以上の気圧にならない事。

むしろ、
小学生はこの記載を読み、
「ああ、-0.05MPaって、-0.04MPaより気圧が低いんだ。」
こう、勉強をするのです。

貴社には、-0.05MPaは存在しません。
これ以上の減圧をして、耐圧試験と密封試験を同時にやってしまいます。

-0.06MPaでも1分後、-0.04MPaにならなければ良い。
-0.07MPaでも1分後、-0.04MPaにならなければ良い。

むしろ、強い良い容器だ。

>できれば小学生にもわかる表現にしたいのですが
そうですね。

容器内圧力を-0.05MPaにし、
1分後-0.04MPa以上の気圧にならない事。

試験の基準値を正しく設けて下さい。

実際、何やってるのか怪しい企業です。

容器性能、密封試験。別個に記載すべきです。

以上、以下から小学生はこの数値は高いんだ。
こう学習します。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/18 23:47

1.少なくとも-0.05MPaまでの減圧に耐えること。

さらに減圧を止めてから一分間にわたり保持した検査値が-0.04MPaから上へ戻らぬこと。

2.長さは少なくとも10mmであること。
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この回答へのお礼

「少なくとも」を使った表現ですね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/18 23:53

>私は、負数にしろ、ある値を含み、これより低い値は「以下」、これより高い値は「以上」でいいと思うんですが、営業部門に「数学的には正しいかもしれないが、国語的にはおかしい」と言われてしまいました。



おかしいとは思いません。理解できる表現です。
しかし営業サイドの言う事も理解できます。

>負数での話だが、符号を考慮しない(絶対値)で考えると0.05>0.04であり、紛らわしいからだと思います。

この場合絶対値で考えるほうがおかしく、また絶対値でなく数値として考えるのならば確かに「-0.05<-0.04」です。
しかし受け取る側の感覚によって表現は変わります。

・受け取る側が、頭の中に0が真ん中で左右に針が振れるアナログのメーターを置いた時、
「-0.05以上針が振れる」と言う表現は、
 →数値では「-0.05より低い圧力」になります。
「針の振れが-0.04以下になる」とは
 →数値では「-0.04より高い圧力」です。

・また「減圧」という言葉に重点を置いてしまう場合は、「減圧」に対して数値を低くしていく方がプラス表現となり、
例えば減圧室に人が入り気圧を変えていくと
「○○以上減圧をすると危険だ」は
 →気圧としては「より低くすると危険だ」です。
「減圧を○○以下に抑えた方がよい」は
 →気圧としては「より高い方がよい」となります。

営業サイドはその受け取り側の感覚によって矛盾が生じる、混乱する事を言っているのでしょう。

ですから、あくまで「-(マイナス)」「減圧」「Mpa」「以上・以下」という言葉を入れて正確に表現するなら、補う言葉をいれるしかなく
・「気圧を…」「大気圧マイナス0.05MPa」以下まで減圧でき、(減圧を止めて)1分間保持して「気圧が…」「大気圧マイナス0.04MPa」以上にならないこと。

とするか

・「大気圧から」「メーターの針が」-0.05Mpa以上「振れるまで」減圧でき、(減圧を止めて)1分間保持して「大気圧から」「メーターの針が」-0.04MPa以下「に振れるまで」ならないこと。

とするしかありません。
しかし、言葉というのは細かい説明を入れるほど解りにくくなる事もあります。また、圧力の数値で考える人にとっては、新たに矛盾と混乱を招く事になります。


一番いいのは真空をゼロとして、気圧の上下で表現する事でしょう。
・○○気圧以下に減圧でき、1分間保持して○○気圧以上にならない事。

これが一番スッキリします。


しかしどうも大気圧をゼロ基準としてMpaを使う事(検査用の圧力計が-MPa表示)、「以上以下」を使わない事が条件のようですから
1.は
・大気圧をゼロ基準とし、圧力計の針の値が-0.05MPaより大きく振れるまで容器内を減圧でき、(減圧を止めて)1分間保持した後、圧力計の針の値が-0.04MPaより小さくならないこと。

とするしかないですかね。「針の値が」と断ってるところがミソですがね。苦しいですねw。


2.は
長さは10mmよりも長いこと(10mmを含む)。

と言う、数学の「10mm≦長さ」を口語で表現したものが、みっともないけど一番正確ですかね。
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この回答へのお礼

ご回答いただいた減圧室の例のように、常態(常圧)の状態から人工的に力を加えて(減圧の場合は真空ポンプを作動させて)変化させる場合、力の強い方向を「以上」、弱い方向を「以下」と表現するのが自然な人間の感覚なのかもしれません。

文例ご回答いただきありがとうございました。
わかりやすいのですが、1.のほうは「アナログの圧力計をデジタル式に更新した場合はどうするんだ?」とツッコまれた場合ちょっと困ってしまいますが…。
負圧の表現って難しいですね。

お礼日時:2006/09/20 22:08

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