架空の映画のネタバレレビュー

はじめまして。デジタル一眼レフ初心者のdrnaakです。
よろしくお願いいたします。

現在レンズの勉強中なのですが、ちょっと疑問があります。
マクロレンズとは一体?
「被写体に接近して大きく写すことの出来るレンズ」という事は
一応知っております。
では、少し離れてズームレンズでズームアップし、画面いっぱいに
撮影するのと、マクロレンズで実際に被写体に近づいて画面いっぱいに
撮影するのはどこがどう違うのでしょうか?
 また、レンズのラインナップを見ていると中望遠マクロと言った
カテゴリがあります。
望遠なのにマクロ?接写を得意とするレンズではないの????
となっております。
単焦点300mmのマクロレンズなんていうと私にはさっぱり
分かりません。遠くのものを接写するの?
マクロレンズとは、どのようなレンズなのかお教え下さい。

A 回答 (6件)

 言葉の定義の問題ですね。


 「少し離れてズームレンズでズームアップし、画面いっぱいに
撮影するのと」と言うのを実際にまずやってみるのがおそらく一番手っ取り早いですのですが・・・
 マクロではないレンズでこれを実際にやってみます。ズームをいっぱいにして、被写体が画面にいっぱいになるように近づいてみましょう。被写体が大きいと意味がないので、小さいものがよいですね。そう。2cmとか、1cmとかくらいの。どんどん近づいてファインダーいっぱいに被写体が写るようにしようとすると・・・ある距離から、ピントを合わせることができなくなります。
 この距離を、そのレンズの最短撮影距離と言い、レンズのカタログの仕様に書いてあります。
 この最短撮影距離まで近づいたときに、被写体の大きさがどれくらいに写るかが問題です。これが、仕様に書いてある最大撮影倍率です。この数字の読み方ですが、普通は、35mmフィルム(24mm×36mm)に被写体がどの大きさで写るかで表記します。1cmの被写体が1cmで写れば、1:1と表記します。2cmの被写体が1cmで写れば、1:2です。マクロ機能を謳うレンズであれば、まぁ、この位の数字が書いてあるはずです。特に、1:1の撮影倍率のレンズを等倍と称します。
 単純に言えば、35mmフィルムの有効撮影領域の横の長さが36mmですから、等倍のレンズで1cmの被写体を写すとだいたい1/3と1/4の間くらいの大きさ。というわけで、トリミングしなければ、1cmの被写体が画面全体の1/3よりちょっと小さめに写るわけです。撮影倍率が1:2であれば、その半分の大きさです。

 大概のレンズメーカーは、最大撮影倍率が1:2とか1:1のものを称してマクロレンズとかマクロ機能(ものによっては、マクロモード切替スイッチつき)とか称しています。この段階では、焦点距離の問題は考えていません。

 では、同じものを、同じ大きさに撮影したとき、広角のレンズと望遠のレンズでは何が変わるかが、この次の問題です。広角レンズを使用すると背景を広く、望遠レンズですと背景を圧縮して写し取ることになります。また、被写界深度の問題で、同じ絞りで撮影するなら、望遠の方が背景はぼけることになります。この辺は、マクロ撮影特有の問題でもなく、普通の撮影でもまったく同じことです。
 ですから、マクロレンズにも、いろいろな焦点距離のレンズが存在することになります。

 後は、マクロレンズでは、最短撮影距離周辺での画質の向上を図っていたりすることも多いです。これは、まぁ、メーカーの思想によって変わります。
 最短撮影距離・最大撮影倍率、この辺の値を注意しながら、マクロレンズのカタログと、普通のレンズのカタログのスペックをいろいろと比較してみてください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。アタマの中のもやもやがすっきりしました。初心者の私にも本当に分かりやすい説明でした。
1:1で写せる、という事はいろんなところに書いてありましたし、これまでに書き込んでくださった皆様もご説明いただいていたのですが、「1:1(等倍)で写せる」と言う言葉の意味が良く分かっておりませんでした。
 本当に良く分かりました。ありがとうございます。
レンズ購入を検討していたのですが、大変参考になりました。マクロレンズ、楽しそうですね^^。

最後になりましたが他の方々も、沢山のお返事ありがとうございました。仕事が終ってPCを開いて、予想以上の反響に驚いております。
また何か機会がございましたらよろしくお願いいたします。

お礼日時:2006/09/29 00:27

私の知る限りでは、単焦点マクロレンズには、50-60ミリクラスの「標準マクロ」、90-100ミリクラスの「中望遠マクロ」、180-200ミリクラスの「望遠マクロ」があったように思います。


また、ズームレンズのなかには、「マクロ機能」がついたものもあるかと思います。
100ミリマクロレンズと、ズームレンズの焦点距離100ミリの状態で、もし撮影倍率が2分の1倍、という感じで同じならば、撮れる写真はまず同じであろうと思われます。
仮に、50・100・200ミリの単焦点マクロレンズがあって、それぞれ同じ大きさ(撮影倍率)で花を撮影するとします。撮れる花の写真の大きさはほぼ同じですが、撮影するときのレンズ先端から被写体までの距離(ワーキングディスタンス)は段々遠くなります。
100ミリクラスのマクロレンズが使い勝手がいい、といわれる所以だと思います。
また、50・100・200ミリの単焦点マクロレンズではそれぞれ花に対しての背景の描写の違いや被写界深度(ピントの合う幅)が違ってきますので、微妙に写り方が違ってくると思います。
「遠くのものを接写する」というのは、撮影距離は遠くても拡大して写す(接写する)ことになりますから、一見変なようですが、その通りということになりますね。
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最短撮影距離が短いものと言うよりは、撮影倍率が大きい物をマクロレンズと言うようです。


被写体と同じ大きさで35mmフィルムに記録できれば、撮影倍率1:1になり、半分なら1:2となります。

50mmと100mmでは、同じ物を同じ大きさで撮影しても、パースの付き方が違ってきます。
50mmの方がパースが付いて奥行き感が出るのに対して、100mmだと若干パースの付き方が弱くなります。

最短撮影距離も違うので、ちょっと遠くのものも大きく撮影したいのであれば、焦点距離の長いものの方が良いです。
あまり近づけない昆虫等を撮影するのにも焦点距離が長い方が便利です。

焦点距離が長いと、手ブレもしやすくなるので、手持ち撮影する時は50mm等の焦点距離の短い方が扱いやすいです。
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ズームレンズで、マクロと表示されてる物は、単に、最短距離を、短くしたもので、有る程度大きく撮れる物に、付けてるようです(明瞭な定義がなさそう)



単焦点の場合
普通のレンズは
無限で、最良のレンズ性能を、発揮できるように設計されてます
マクロレンズは
焦点(フイルム)面での大きさが、1/2以上の物に付けられ
近距離で、レンズ性能が、良くなるように設計されてます

300mmの件ですが、離れて撮りたいときや
被写体によっては、近づけない時がありますし
被写界深度も浅くなりますので、それなりに必要な人があるのでしょう(私は、60mmと90mmで、満足してます)
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マクロ(マイクロ)レンズは、普通のレンズよりも被写体に近づけるレンズと思ってよいです。


多くのマクロレンズは、1/2倍あるいは等倍まで近づけます。
等倍というのは、フイルムに実物と同じ大きさに写る、ということです。デジタルでその意味合いがわかりにくくなっていますけど。

マクロレンズ、以前は50mmや100mm程度が多かったのですが、最近は望遠のものもでてきましたね。
望遠になると、同じ大きさに写す場合、より遠くから写すことができます。ただ、ピントの合う範囲が狭くなります。これを生かせば背景をぼかしやすいのでうまく使えばいい写真になりやすいです。どちらかといえば短焦点のマクロの方が使いやすいとは思いますが、写したいものによっては望遠マクロの方がよいでしょうね。
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実際に焦点距離と最近接撮影距離または最近接撮影範囲を調べてく


てください。マクロレンズじゃないレンズの場合、せいぜい1/10倍
から1/7倍くらいまでしか寄れません。

個人的には等倍以上で撮れるレンズがマクロレンズだと言い張りた
いところですが、実用的には手札に焼いたら等倍以上になるくらい
でもいいんじゃないでしょうか。

というわけで300mmのレンズでなんとか1m弱までフォーカスが合うよ
うに設計出来れば、1/2倍くらいの倍率で撮れますから、マクロレン
ズを名乗っても悪くはないですね。そんなに離れてると狙い難いだ
ろうなとは思いますが、立ち入り禁止の場所に踏み込まなくても花
が撮れるなら、それはそれでいいのかも。
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