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ドイツのメルケル首相の掲げた項目に「米国との関係改善」がありますが、米独は何か対立したものがあったのでしょうか?
また、今後の政治活動で注目すべき点がありましたらぜひお教えくださいませ。

A 回答 (2件)

イラクへの経済制裁や、その後の侵攻にドイツは協力しなかった


ばかりかアメリカを非難(イラク侵攻反対)したからです。
イランへの支援もドイツはこっそり続けており、それもアメリカを怒ら
せていたのです。

ドイツのこの行動は、
イラクは歴史的に観てドイツと関係が深い。
イラクの石油利権を英米が独占することを嫌っている。
ドイツ国内にイスラム教徒を多く抱えるドイツ(フランスも含む)は
イスラム圏との対立を避けたい。
といった理由からだったのですが、
アメリカはイラクで泥沼にはまり、早くこの地域の混乱を収束させたい
と考えたことと、
ドイツ国内の産業関係者から、アメリカでのドイツ製品の売り上げが
落ちたという抗議を受け、メルケルが「米国との関係改善」をうちだし
たのです。

今後、ドイツはトルコを通じてイラクに介入してくるでしょうね。
でも、そうするとイギリスとフランスが黙っていませんからトルコの
EU加盟問題を持ち出して、ドイツの動きを牽制してくるでしょう。
米・英・仏・ロ・トルコ・ウクライナ等の東欧・イランにそれぞれ
重要な関係にあるドイツは、悩み所でしょうね。

ところで、メルケル首相は美人ですね。
若いころは、騒がれたんだろうなぁ・・・。
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外務省のHPにこうありました。



(2)対米関係
 2002年、シュレーダー首相が総選挙前に、米主導の対イラク軍事行動への不参加を明言して以降、米との関係に軋みが生じた。軍事行動後は、独はイラク復興支援に前向きに取組む姿勢を見せるなど、米国との関係改善を念頭に置いた施策に努めてきたが、世論の評価は依然厳しいものであった。対米関係の改善を標榜するメルケル首相は本年1月に訪米、ブッシュ大統領との会談後の会見に和やかな雰囲気で臨み、好調なスタートを切った。また、本年5月にも米ユダヤ人協会設立100周年記念式典出席のため訪米し、その機会に同大統領とイラン核問題等につき協議するなど、対米関係の強化に努めている。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/germany/kankei. …

参考URL:http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/germany/kankei. …
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