この間友人が言っていたことなのですが、CDをコピーすると、音質が向上してしまうソフトだかドライブが発売されたようです。
元の音源よりよくなるわけないと思い、その理由を聞いてみると、普通、音楽CDにはプロテクトがかかっており、それをすり抜けてコピーするため、音質が下がっているようです。しかし、この製品はそれらを何らかの技術で克服して、音質をそのままでコピーできるようです。つまり、音質が向上というのは、コピーした結果、普通の方法よりは良くコピーされるということようです。
またおかしく思い、「プロテクトってCCCDのこと?」ときくと、それもあるが、そうでない普通の音楽CDにもプロテクトがかかっているとのこと。
確かに、コピーすれば、読み取りエラーの補正などの理由により、多少の劣化、データで見る上での劣化は生じることもあるかと思いますが、耳で聞いて、わかるほどの劣化は生じてないと考えています。つまり、実質上、音楽CDのコピーは無劣化でコピーできるものだと思っていました。もちろん、粗悪なドライブ、ソフト、乏しいPC環境によっては、劣化の度合いもそれなりに出てくるのかとは思います。そういった意味での劣化は十分理解しています。また、CCCDなどでない限り、音楽CDには特にプロテクトもかけられていないと思います。
私の考えは間違っているのでしょうか?友人のほうが正しいのでしょうか?そうであるなら、考えを改めなければなりませんね。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
>音質が向上してしまうソフトだかドライブが発売された
PlextorのPremium2というドライブのことのような・・。
音質向上の理由を、いつのまにかCCCDのこととすりかえてしまったんじゃないでしょうか(笑)。
デジタルコピーですから、圧縮なしで行えば、デジタル的には同じものになります。
元の音楽CDが酷く傷ついていて部分的に読めない個所がある場合は補間されて別物になりますが、
そんなことはほとんどないでしょうし、万一補間されても、一瞬の違いが聴感に影響を与えることは
ないでしょう。
厳密に言えば、普通に行うとごく僅かに書き込み位置がずれますが、位置だけの問題です。
No,2さんが仰るように、CDとCD-Rから取り込んだ2つのwaveファイルを比較すれば、一致するのがわかります。
酷いメディアに酷いドライブで、最高速で書き込んだりすると、読めないCD-Rができることもしばしばありま
すが、結論として、”適切に行えば無劣化でコピーできる”でいいと思います。
ところが、やっかいなことに、音質は違ってしまいます。
いまだに、違う違わないで時々言い争いがおきるぐらいですから、人それぞれに感じ方は違うわけですが、
個人的にはそう思います。
今現在、最も不適切に焼いた場合と、最も適切に焼いた場合では、音質に雲泥の差があります。
No.5
- 回答日時:
既に回答があるように、音楽CDにはプロテクトはないですね。
まあ、SCM(Serial Copy Management)は通常機能しますが、通常CDは製品世代が0(マスター)であるため、コピーフリーでこれによって制限されることはありません。
ただ、エラー訂正に関して言えば、バーストエラーが多ければ間違いなくノイズおよび音の欠落になりますので、耳で聴いて分からないかどうかは、そのCDの品質によります。オーディオエラー訂正のCIRCには読み取り不可能と判断されたバーストエラーを飛ばすという処理もあり、補正がかかり必ず音が回復されるわけではありません。尚バーストが、繰り返されると再生不良となります。
さてここからが本題です。
例えば、ドライブであれば音質をより安定させるために記録線幅/線速を調整するものがあります。それは、Yamahaが昔CD-R/RWドライブで投入していたAudioMasterというもの。最近プレクスターが、同技術を搭載した製品を再投入したと記憶しています。
これは、CDからCD-Rにコピーする場合に、必ず1回以上のC1/C2エラーが発生しますから、それらを低減することができます。線速、線幅を調整することで余裕を持った音楽書き込みを行うため、安定しますからね。この技術は、そもそもCDも読み出しには光学的技術(アナログ)が用いられているという前提にあります。結局は光の反射を判断しなければいけません。
そこで、凹凸の境界線をより鮮明に安定させることで、エラーを低減するのです。
ただし、この技術は最近のものではなく、CD-R/RWドライブ開発末期の2003年頃までに開発されたものです。
また、他にも技術はあります。
コピーマネジメントは関係なく、CDはそもそも16bit/44,1KHzで収録されたPCM音源です。ただ、実際の音はより多くの情報から構成されています。そこで、ソニーなどはWideBitStreamと呼ばれる技術を使いCDになる前のマスターオーディオを意図的に高いサンプリングレート、ビットレートに対応したエンコーダーでエンコードさせることで、より綺麗な音(原音に近い音)を再現させるという手法を、CDの作成過程などで使っています。
これは、2000年よりもっと前90年代には既に確立されていました。
この手法は、16bit(2の16乗)までの音のトーンが指定できるものを、2の20乗や24乗の回路で処理することで、欠落部を補正・復元し音をなめらかにするという効果があります。この技術でエンコードすると、ものによっては失われた音を補正し再現することも可能になります。
これは、映像技術等(オーバードライブなど)でも今では当たり前の技術で液晶テレビなどでも活躍しています。ただ、最初に普及したのはオーディオです。
尚、コピープロテクションの回避によって音質を向上するというものは、存在しませんが、コピープロテクションが音質を下げる効果を持っているならば、それが機能しないようにして音を原音通りに再現させるということは可能でしょう。ただ、先にも述べたように、CDにはコピープロテクションはありません。(RedBookに基づく)
尚、いくらデジタルでも読み出しにはディスクを回転させる、レーザーで凹凸を判断するというアナログが使われます。完全なデジタルではないのです。これが、ノイズの原因となり、エラーの原因となります。
音質を原音並みに維持するという意味では、これらをどれだけ低減するかが重要になります。そして、記録時点でエラーが他より減らせれば、聴いた時の音質は他より多少良くなるかもしれません。
ただ、マスターオーディオより向上することは不可能です。実際には、ワイドビットのような技術を拡張すれば失われた音もしくは今ある音を忠実またはより拡張して再生することもできますが、そもそも好みの音と原音(正しい本当の意味で綺麗な音/Real)は別物ですから、音が元より良くなるならば、その時点で本当の意味で正しい綺麗な原音には決してなりません。
音でも色でもそうですが、五感を使うものは、好みと現実があり何をもって良いより良いと感じるかは異なり、少なくともマスターより向上すると謳った場合は、既に現実の音とは遠い可能性が高くなるということになります。
そのため、そういう製品があったとしても技術ではなく、物を実際にテストしてみて好みかどうかが重要です。元より向上という文句は当てにしてはいけません。
No.4
- 回答日時:
エラーがある場合、エラー訂正機能で欠けた部分を補完しますが、厳密に言うとちょっと遅れる訳ですよね。
そう言う意味ではメディア・ドライブ・ライティングソフト・総合的なPC環境でクオリティが低下する事はあるでしょう。
しかし、エラーが多くても補完しきれるディスクならば、再度リッピングすれば正常に戻るはずです。
No.3
- 回答日時:
デジタルデータのコピーにおいて、品質の変化(劣化または伸張)はありえません。
また、仮に音質が向上したとしても、著作物の改変(翻案という)にあたます。
この行為(改変(翻案))には全ての著作権者の同意が必要ですので、法的にも問題があると思います。
回答ありがとうございます。
ここでいう音質向上とは、もし("もし"で仮定していることを忘れないでくださいね。)、今までプロテクトをくぐることにより劣化していたなら、その劣化を取り除いてコピーすることにより、音質を維持できるという意味での「音質向上」です。つまり、この場合、著作権の改変には当たらないのかと思います。
しかし、そういうこと(音質の劣化)がないなら、その仮定も、音質向上のことも関係なくなりますね。
友人は何のことについていっていたのでしょうかね。本当に誤って覚えているのか、または話の論点を取り違えて私が聞いていたのか…。
何気ない会話の一部だったので、改めて聞き返すとしつこく思われそうなのでやめときますが…。
No.1
- 回答日時:
劣化といっても人の耳で判別できない微々たる物かと・・・
それならMP3で焼かず、そのままオーディオ形式でCDを焼いたほうが大分ましです。
この回答への補足
>劣化といっても人の耳で判別できない微々たる物かと・・・
ですから、私もそういう意見だと質問文に書いてあります。
>それならMP3で焼かず、そのままオーディオ形式でCDを焼いたほうが大分ましです。
MP3のことなど一言も出していません。コピーとは、オーディオCD→オーディオCDのことです。
質問文をよく読み、的確な回答をお願いします。
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