10秒目をつむったら…

いつもこちらではお世話になっております。

2ヶ月ちょっとの男の子がいます。生後7日目にABRの検査をしたら、再検査となりました。その時先生は「50デシベルではもうちょっと脳波の波が欲しいんだけどね」とおっしゃっていました。
そして生後2ヶ月目に再検査をしました。でも結果は同じで、先生は「全く聞こえていないわけじゃないと思うけど、ちょっと反応が鈍い。でも耳垢がたまっていたり水がたまっていたりすると聞こえが悪くなることもあるから、とりあえず耳鼻科で見てもらってください」とおっしゃいました。

赤ちゃんは、大きな音がするとビクッと反応するし、左を向いているときに右から声をかけると右を向いたりします。なので全く聞こえていないわけではないと思うのですが、ものすごく不安です。
私が今できることは耳鼻科にかかることだけなんですが、耳鼻科の予約も少し先のことなので不安で相談させていただきました。

50デシベルで反応が鈍い、というのはどれぐらいの聞こえなんでしょうか?
数値的に言うと、正常と異常(?)をわけるボーダーラインがあって、その少し異常側だというレベルだそうなのですが・・・
もし耳垢や水が原因ではなく生まれつきの難聴だとすると、今後の生活にどのような不自由があったり、どんなことをしていく必要があるのでしょうか?

どなたか経験談でも何でもいいので、アドバイスをお願いします。

A 回答 (5件)

私はその異常ラインの若干正常側でした


小さい声や特定の音に対しては少し聞き取りづらく、声が少し大きくなる程度でよく聞こえ問題ありません
一時期ストレスで難聴になりましたが、その時は投薬治療で1週間で完治しました
お子さんがどのような状況かは分かりませんが、私はこのような感じです
音に対し反応があるようですし、病院へいってみるまでは分かりませんから、前向きに!
楽観的に心にとめとく位のほうがストレスがなくていいですよ~
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。お礼を書くのは少し遅くなりましたが回答はすぐに拝見させていただきました。すごく不安だったので涙が出そうでした。ラインより正常側でも聞きづらいこともあるのですね・・・調べたら50デシベルというのは私たちが耳栓をしたのと同じような聞こえだと書いてあり、またショックを受けています。早く耳鼻科に行って検査をしてほしいのですが、あまり私ばかりが焦ったり悩んでも仕方ないですね。楽観的にならないと・・・ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/08 10:20

心配で心配で不安な気持ちが伝わってきます。


質問とはちょっとかけ離れていますが・・私の意見を書かせてください。

私にはもうすぐ2歳になる子供がいます。

1歳7ヶ月の時に脳に病気が見つかりました。
今は幸い元気に回復していますが・・ その時のことは今でもリアルに思い出せます。
不安で不安で仕方なかったです。そして1歳9ヶ月の時に・・耳の聞こえの検査を進められました。
予約がいっぱいのために3月に脳波で調べる予定です。

私の子供が入院していた病院はとても大きく難病の子供ばかりがいるような病院でした。 いろんな障害がある子や病気と闘っている子が沢山いて・・「元気だった我が子が当たり前」と思っていた自分が
恥ずかしくなりました。
質問者さまの心中、本当にわかります。だけど・・悩んでいても前には進めません。 「どんなことがあっても私が守る」くらいの
気持ちを持ってください。

あなたのせいではありません。 私も自分を何度も責めました・・。
だけど、責めても変わらなかったです。
自分が出来ることは・・「元気ならそれでいい」と思って
一日一日を大事に過すことだと思っています。

本当に質問とかけはなれてしまってごめんなさい。
私も聴力検査をひかえていて不安な身です。
だけど・・・考えても考えても答えはまだわからず・・・。
今できることは 精一杯愛情を注いで我が子との日々を大事にすること
だと思ったから・・書きました。


どうぞ自分を責めないでください。 お互い頑張りましょうっ。
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No.3で回答したものです。



ABRの結果の信頼性が増したとのことで、心中穏やかではないでしょうね。
ひとまず、現状を整理していくことが大事です。

まだ生後2ヶ月ですから…お子さんの聴神経の発達のスピードによって、まだ聴力が十分に発達していない状況だと考えることもできるかも知れませんよ(そういった意味で医師は経過を見ようとおっしゃっているかも知れません)。乳児は生まれた当初は、視力が悪かったように思うのですが…それと同じような可能性もあるかも知れません。
また、あくまで可能性の一つとしてですが…鼓膜の向こう側に水がたまって、振動を妨げているケースもあります。喉の奥と耳をつなぐ管が、大人よりも短く唾液などが入り込みやすいので、中耳炎と連動して聴力低下が起こりやすいらしいのです。
まぁ今回のご質問では、あまり考えにくいでしょうが…。


少し厳しいことを言います。

お子さんの難聴が見つかったことについて、大変ショックを受けていらっしゃることと思います。…どうにかして希望を見出したいとお思いでしょうが、現在の事実は事実。その事実自体は変わりません。悲しい思いでいっぱいでしょうが、今しばらくは、その思いをしっかり味わうことです。

中途半端に自分を納得させようなんて、思わないほうがいいでしょう。事実を事実として冷静に受け止めるだけの努力をなさらなかった親御さんこそ、ゆくゆく、子供の成長を妨げる、最も厄介な障壁になると私は感じています。
(中途半端な思いが歪み歪んで、お子さんを育児放棄する、自分を責めて心身症を患う、お子さんを過剰に守ろう/責めようとする、お子さんの能力を見誤る、人を信じられなくなる、関係機関を信頼できなくなる、家庭内不和を生む…といったリスクが高くなります)

また、お返事いただいた記述の中には、誤った認識を持たれている部分もあります(後述します)。そういった部分も含め、きちんとした正しい理解がされてこそ、お子さんの実態が理解され、子育て上の配慮が明確になり、関連機関との連携がスムーズに行くのだと思います。


50dBで反応が鈍いというのは、聴力レベルとして45~55dBと考えられます。
これは静かな環境であれば、補聴器がなくても1対1での会話は十分にできる程度のものです。少し騒がしい状況だと、音声を聞き取るのは難しいでしょうが、全くの不可能ではないでしょう。補聴器があれば、かなり聞き取りやすくなっているはずです(この辺り、想像に過ぎませんが)。

聾学校に在籍しているお子さんの聴力レベルは、良くても60dB程度で、90~120dBのお子さんも数多くいます。そういったお子さんの補聴器のフィッティングをする際には、補聴器をつけて大体40~60dBの音が聞こえるように調整します。つまり、そのくらいの音が聞こえれば、音声は聞き取れるという判断からです。
(お子さんの聞こえる聴力レベルに合わせているのです。お子さんの難聴の程度が比較的軽いものだと、お分かりいただけますか?)

オージオグラムの読み取りができると分かりやすいのですが…とりあえず以下のサイトを参考になさってください。
http://www.ne.jp/asahi/bellnet/study/handicap/ha …

以下のページの下のほうには、実際に聴力障害を持つ方の聞こえ方について、オージオグラムと共に実例が載っています。
http://www4.plala.or.jp/koko-sta/shichoukaku/cho …


>病院では今のところできる治療は何もない、自力で聴力検査
>がでいるようになるまでABRを数ヶ月に一度検査していく
>のみだと言われました。本当にそうなのでしょうか?

少なくとも、聴力検査が適切に行われるまでは、医学的にできることはないに等しいでしょう。まだ、聴診器も当てきっていない状況なのです。検査結果が出ない状態で治療行為はできないでしょう。

教育的には、できることはいくつもあります。ただ、ある程度聴覚障害児教育を学んでいれば実践はしやすいですが、初めてであれば、やはり専門家から学必要があるでしょう(聾学校での教育相談をイメージして書いています)。


>私は今まで難聴の方でも耳が遠い(お年寄りのような感じ)
>だと思っていたのですが、子音が聞き取れないなどもあるの
>ですね。

以下のページに、年齢によって変化する聴力レベルについて書かれています。
他のサイトのオージオグラムの例と比べると、案外似ている/似ていないということが、お分かりいただけるかもしれません。実は、お年寄りの聞こえ方も、子音から聞こえづらくなってくるのです。
http://www.f-shakyo.or.jp/kaigo/ear00.html


>私が今こどもに語りかけたりしているのもクリアには聞こえ
>ていないのでしょうか?

上記に挙げたサイトの情報を参考にしてオージオグラムの読み方が分かれば、子供に話しかけている声がどのくらい聞こえているかは、想像できませんか?

また、細かい点について、以下のサイトも情報量が多く分かりやすいです。
http://www.warp.or.jp/ent/index.html


>また成長するに従って聴力がついてくる(良くなる)ことは
>ないのでしょうか?

2ヶ月という年齢から、今後発達していく可能性も、ないとはいえないと思います(これは実態も何も分からない素人意見に過ぎません)。ただ、基本性能が向上することは考えにくいと思ったほうが良いと思います。
すでにアンテナは立ちました。アンテナの本数を人工的に増やすことはできません。これからは、受信感度を上げていく作業になります。


>2ヶ月の子でも今からできることはないのでしょうか?

前述したように、まずは現実を冷静に見つめること、親として教育環境を整えて上げること、不安なときの相談相手を確保することです。

気がもめるでしょうが…お子さんへのケアを行うにも、親御さんが正しい知識を持ち、その上で適切な療育方法について、レクチャーを受ける必要があります。聴覚障害児教育は、簡単にノウハウを口頭で伝えられるようなものではないので、実際にお子さんが見てもらえる場所に行って、専門家の指導の様子を見ながら自分でも実際にやってみる、といった形になると思います。

また、聴力レベルからすると、障害者手帳はもらえない可能性が高いので、補聴器を購入するなら自己負担となります。…ちなみに、補聴器はとても高価です。

これらのニーズ(親御さんの心理的安定、お子さんの実態把握、親御さんが正しい知識を持つ、適切な療育方法を学ぶ、福祉的なサポートについても学ぶ)を満たすことができるのは、やはり聾学校の教育相談ではないかと思います。医療機関では、そこまで手厚いフォローはしてもらえないでしょう。

以下に、全国の聾学校の連絡先が書いてあります。お近くの学校に相談をされると良いでしょう。
http://www.warp.or.jp/ent/ryouikukikan/rougakkou …


>私のせいでこどもの将来を狭めてしまったかと思うと辛くて
>悔しいです。

それは、明らかに誤りです。
母親が絶対にもってしまう悩みで、確かにお気持ちは分かるのですが…親のせいではありませんし、将来も狭まっていません。

ちなみに、お子さんが難聴であるから不幸、というのは、聞こえる状態の方が自分が聞こえなくなったことを前提に考えたときの欠損感が表れています。生まれてきたお子さんは、基本が難聴なのですから、そこに○も×も感じていないのです。

そこを勘違いして、この子は不幸だから、何とか鍛えてあげないともっと不幸になっちゃう~、と心を鬼にして(しすぎて)ビシビシ鍛えた結果、愛情を十分にもらえずに母子分離不安がちなお子さんに育ったり、反抗期が収まらずに思春期に素行が乱れてしまったりすることもあります。

生まれてきたことが、すでに◎なのです。
そこを×とか△とか、周りが勝手にランク付けしては、あんたこうすべきなのよ、と勝手にレールを引いていく行為が、本人の自主性を損なったり、意思決定が一人ではできない状態を生み出すことにもつながってしまうのではないかと、思うのです。

難聴があろうがなかろうが、お子さんは今見ている通りのお子さんです。そして聴力の程度を見るに、健常のお子さんと同様に育てることも、不可能ではない程度です。聞こえる友達がたくさん増えれば、自然と会話を楽しもうとするし、音楽が好きになれば、どんどん耳を使おうとするのではないかなぁ…と私は思います。

むしろ親御さんには、本人が自分の意思決定として、勉強したいとか、発音がもっと上手になりたいとか、近所の友達と一緒に遊びたいとか、そういう気持ちが自然と持てるように、シャワーのように愛情をあびせて、生活の中で思いを共感し、がんばったらほめて、ダメなことはダメと伝え、すくすくと当たり前に育っていけるような環境設定をされていただきたいな、と思います。

これだけお子さん思いの質問をされ、他の質問者の方にも暖かい言葉をかけていらっしゃる方なのですから、できないはずがありません。テクニックより愛情、一般的な成長を血眼になって追いかけるよりも、その子の成長に寄り添うように暖かく見守ってあげる親の愛情こそが、お子さんを成長させるでしょう。
まだまだ生まれたばかりの赤ん坊です。可能性は大きく広がっていますよ。


正直言って、実際にお子さんを見ていなければ、親御さんにも接していないので、細かいところは、はっきりしたことは言えません。やはり実際に会ってアドバイスをいただけるようなところに相談に行かれると良いでしょう。


支離滅裂になりましたが、失礼します。
気に触る表現等ありましたら、お詫びします。
長々と、すみませんでした。
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はじめまして。



2ヶ月のお子さんに難聴の可能性があるとのことで、将来を考えると、親御さんとしては不安でたまらないことと思います。自分のことでないだけに、なおさらですよね。
心配でしょうが…他の回答者の方のおっしゃるように、楽観的に構えることが、最も大事だと、私も思います。以下の文章は、その前提に読まれてください(かなり長文ですが…)。


以前、3年ほど聾学校で講師をしていたことがあります。
この夏にも、免許取得のため講習を受けた折、ABRについても概論的に伺いました。
ABR自体の信頼性については、質問者の方や他の回答者の方が書かれているように、耳垢や水といった単純な理由で結果が変わることも起こりうるようです。そうであると良いのですが、そうでない状態も想像されているでしょう…心中お察しします。


誤反応の可能性を除いたとして、50dBの聴力レベルがどの程度か。
我々の感覚でどうかを説明して、それが乳幼児ならどういうリスクがあるかについて述べます。

まず大雑把にいうと、普段の話し声や、それより少し小さい声が聞き取りにくいという程度ではないかと思います。「だいたい言っていることは分かるけど、分かりにくいなぁ…」という感じで、相手の口元を見たりして言葉を連想していれば理解できるというような。補聴器を使えば、より聞き取りやすくなるでしょう。
(以前、ホワイトノイズを聞きながら、「が」「だ」「ば」などの音を聞き取る体験をしたことがあります。55dBなら集中してどうにか聞き分けられるかな…、60dBになると母音は分かりますが子音の聞き分けはできませんでした。あくまで私の場合は、です)

ひと口に聴力が悪いといっても、低音が聞きづらい・高音が聞きづらい・両方聞きづらいなどのタイプが色々ありまして、聞き取りづらさの質が異なります。その中でも、比較的低音は聞こえやすく高音が聞こえづらいというケースが多いと思ったのですが…。ちなみに、聴力レベル50dBというのは、補聴器をつければ十分に語音の聞き取りができると思われる程度の状態です。

ちなみに、ABRは ある特定の周波数について、クリック音に対する反応を見る検査です。なので次のことは確実に言えると思います。
・その周波数については50dBの聴力レベルが想定されるのですが、他の周波数については分からない(よいかも知れないし、悪いかも知れない)。
・日本語を聴取する場合には、口型や単語・文のまとまりといった情報が加えられるので、多少の聞こえづらさは後天的な教育・訓練によってフォローすることができる。

で、
日本語の音で言えば、母音は低めの周波数、子音は高めの周波数に属するので、高音が聞こえづらいお子さんは、子音を聞き取るのが難しくなります。全部母音に聞こえてしまうというか。そういったお子さんの育つ過程の困難について、いくつか述べます。

1) 子音の聞き分けに訓練が必要(高音の聴力が低い場合)
放っておいても子音の聞き分けがしづらいばかりか、「子音の存在にすら気づかない」まま育ってしまう可能性があります。放置して脳が知覚する臨界期を過ぎてしまうのは大きなマイナスですから、できるだけ早期に補聴器を装用してあげた方が良いです。詳しいことは専門家の意見を聞いたほうが良いでしょう。
ただ、本人のタイプに合っていないと補聴器は役に立たないどころか害をなしますから、専門家と相談し聴力検査を行う必要があるでしょう。検査→補聴器選定→注文→調整という流れで装用が始まりますが、手間もかかるし時間もかかるし本人もはじめは嫌がるので、気持ちだけ焦ってイライラしないことです。

2) 自分の発音を自分で聞いて調整できない
相手の発音だけでなく、自分の声のフィードバックがうまくいかないので、発音が少し変になります。それを調整するために、聾学校やことばの教室、言語聴覚士などの専門家は、様々な発音指導のテクニックを駆使して矯正・訓練しています。

ちなみに多くの聾学校は、最早期の教育相談としてお子さんと親御さんを受け入れ、経験豊富な教員が
発音指導やお悩み相談といった母親指導も実際に行っています。もしかしたら病院でも行っているかも知れません。

3) 言語発達にハンディを持つ
聴力や知的なハンディのない状態であれば、五感をフルに活用・連動させて、自然に聞こえてくる多くの言葉を受け取り、自然と理解していくものです。その点で、入力が少なければ(例えば子音が聞こえづらければ)、それだけ理解できる範囲も狭まることになります(言葉や単語を聞き分けられず、母音だけの音声でコミュニケーションをとっているといった?誤解…やや強引な例ですが)。
その点について、自然入力では得られない情報を機械的にサポートし教育的にフォローしていく必要が生じるわけです。

4) 他の障害を併せ持つ可能性
以前は、小さい頃に高熱で失聴したり、薬の副作用での失聴したりで聾学校に入るお子さんも多かったらしいのですが、最近は医学の進歩でそういうケースは激減しています。先天的な聴覚障害を持つ方の中には、その他の障害をもっている場合、若干ながら、確かにいらっしゃいます(ただ、程度は軽微であることが多いと思います)。
純粋な聴力だけのハンディではなく言語発達や知的発達に微妙な遅れがあるのを、環境のせい、学校のせい、親のせいにされては、お子さんは成長の機会を逃してしまいます。そういうこともありうるよ、と心のほんの片隅にとめておきながら、どうしたらより良い状態に向かうことができるかを、焦らず怒らず戦わずに考えていくことこそが大事なのだと、ご理解下さい。


現時点で、親御さんに提示できる最大限のことを、良いことも悪いことも、包み隠さず述べたつもりです。ショックを受けられた記述もあるでしょうが、これが最大の振れ幅だと思うので…。


質問内容から外れますが、今後このような見通しで…ということについて、述べさせてください。

○普段のかかわりにおいては、子供が入力できる情報を幅広く、より多く提示してあげることが重要です。大げさなくらいなオーバーアクションや表情、音声とともに手話やボディサインといった代替的な言語表現を併用、視覚的な手がかりをより多く作ってあげる(多岐にわたるので割愛)、といった配慮がされると、より良いのでは、と思います。単に音のボリュームを挙げれば全てOK、という問題ではありません。

講義を受けたときに聞いた話です。
聴覚障害児は、母親が「電話が鳴ったから」席を立ったことが分からない。なぜ突然行ってしまったのか、と不安になることがある。そういう「分からない」を解消させるために、抱っこしながら電話まで行って、見ている前で受話器を取る(電話がなったらお知らせランプが付いたりすれば、よりベターですが…)といった、子供にも「何がおきているのかが分かる」ような配慮がされると、「音の世界」が存在することに、気づくことができるのだ、とのことでした。
※50dBの聴力レベルのお子さんだったらベルは聞こえますが、「障害の程度が重い子への配慮は、程度が軽い子にとっても有効である」という一般則がありますので、紹介しました。その意味で、聾学校での教育活動や手話サークルなどでのろう者のやりとりなどは、参考になることかと思います。


○親も子も「仲間を増やす」ことが、とてもとても重要です。
聾学校の教育相談、手話サークル、病院など、お住まいの地域にも、同じ悩みを持つ親御さん、先輩格の親御さん、成長した聴覚障害者、手話の上手な人、近所の同年齢のお子さんがいる親さんなど、様々な「関係者」「お仲間候補」がいます。
聴覚障害を持つ子(親も…?)は孤立しがちですから、様々な機会を捉えて交流を持つことが、ストレス軽減・お子さんの成長した姿の発見などにつながるでしょう。特に、最早期教育が行われているなら、聾学校での相談が、現時点では一番しっかりしていると、私は思います(そのまま強制的に入学、なんてことは絶対ありませんから、とりあえずは安心して相談されてください)。


○自己肯定感、チャレンジ精神を育てる。
よく伸びる子は、何度も失敗してもチャレンジする子です。そういうこは、親御さんや教師によく認められているお子さんです。心の居場所があり安心できる環境だからこそ、チャレンジできるのです。よくほめてよく認めて、明るいキャラクターに育ててあげて、たくさんコミュニケーションをとれるように育てていくことが、生涯にわたって幸せに生きていく鍵になります(叱って鍛えて、血の汗流し涙を流していては、余裕がなくなってしまいますからね)。


○言語力だけでない、コミュニケーション能力を育てる方針で
幸せに生きていくには、笑顔と協調性とが必要不可欠ですし、聴覚障害に起因するトラブルのほとんどが、コミュニケーション能力の向上によりカバーできてしまうことを考えると、本当に大事なのは「人と人とのコミュニケーションがマンツーマンでも取れるように育てる」ことかも知れません。
聴力の割に発音が上手で文章もかけて、代わりに性格が悪いお子さんに育ってしまうと、社会に出たときに愛されないことがありますから…要注意です。

以上、かなり長くなってしまいました。
参考になれば幸いです。

再びご質問頂ければ補足なり回答なり致しますので。
失礼します。

この回答への補足

ありがとうございます。いてもたっても居られなかったので耳鼻科の受診を早めて診てもらったところ、耳の中に垢や水がたまっている形跡なないと・・・鼓膜までキレイに見えたそうです。つまり、ABRの結果は間違いではなかったんです。今はショックで泣くことしかできません。病院では今のところできる治療は何もない、自力で聴力検査がでいるようになるまでABRを数ヶ月に一度検査していくのみだと言われました。本当にそうなのでしょうか?難聴は早期に発見・治療すれば良くなると言う人もいます。どうなんでしょうか?回答読ませていただきました。まだこどもは小さいのでどんなレベルかわかりません。私は今まで難聴の方でも耳が遠い(お年寄りのような感じ)だと思っていたのですが、子音が聞き取れないなどもあるのですね。私が今こどもに語りかけたりしているのもクリアには聞こえていないのでしょうか?また成長するに従って聴力がついてくる(良くなる)ことはないのでしょうか?2ヶ月の子でも今からできることはないのでしょうか?私のせいでこどもの将来を狭めてしまったかと思うと辛くて悔しいです。何かわかりやすい本などあれば教えてください。回答とても嬉しかったです。ありがとうございます。

補足日時:2006/11/10 09:21
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こんにちは!未熟児で産まれた子供が同じくABRで


左耳が中度の難聴と言われました。(数値は詳しくわかりませんが)
その時は質問者さん同様、不安でいろいろ調べて落ちこんだりしました。
その後半年ごとに耳垢をとって(結構とれます・・・・!)ABRの検査を
した所、1才半でぎりぎり標準、こないだ2才で問題なし!と言われ
めでたく耳鼻科卒業となりました。原因はわかりませんが
耳の神経?の発達が少し遅れ気味だったのかもしれないですね~と
言われました。生まれつきの難聴だと・・・と考えて心配するお気持ちも
わかりますが、取り越し苦労に終わるといいですね~。
まだ2ケ月ですからまだまだ良くなると思いますよ!
でもABRの検査自体大変ですよね。眠らせるのが・・・。
大変ですが、がんばってくださいね。応援してます。
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この回答へのお礼

暖かい言葉ありがとうございます。耳垢って結構とれるんですね・・・まだ2ヶ月なので成長するに従って治る!と思って自分を励ますしかないです。がんばります。

お礼日時:2006/11/10 09:14

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