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初めまして。質問お願い致します。今度ディスカスを購入予定でこれから水槽のセットアップに入るのですがネットで調べたら(ろ過に重要な役割をするバクテリアを繁殖させるために餌のディスカスハンバーグを少量ほど入れ1週間ほどそのままにしてフィルター、ヒーターを稼動させて置きます。)と書いてありましたが。バクテリア繁殖のために使うのはディスカスハンバーグでなくてはいけないのでしょうか?テトラが販売しているテトラミンとかでも良いと思うのですが。よろしくお願い致します。

A 回答 (11件中1~10件)

No.1,4,5,6です。

ヾ(・・;)ォィォィ

「浮泥」という呼び方は生物学の分野で主に使用される言葉で、私の使用した「ヘドロ」という呼び方より正しいです。
なお、水質浄化の分野では「活性汚泥」と呼ばれます。
(浮泥で検索すれば生物学の見解から、活性汚泥で検索すれば環境工学の見解で、濾過について知識を深めることができます。)

誰にでも想像できることを優先し、ヘドロのようなものと書かせて頂きましたが、不適切だったかもしれません...
理由は、ヘドロの場合、嫌気域を意識することが普通で、浮泥には好気域の意味合いが強いからです。
従って、No.7の専門家様のお書きになった「浮泥」の方を正しいとして覚えられて下さい。
ただ、「浮泥」も「活性汚泥」も、観賞魚店でさえ意味が通じ難い用語だと思います。
http://www.geocities.jp/goleshiiriin/Knack/detri …

ろ材を分けて貰うのは、理想的だと私も思いますが、交換して貰うとすれば、
こだわりを持ってろ材を選んでいる方が多いので、相手の納得される製品で返さないといけません。
失礼をしてしまっては、元も子もないので、十二分に配慮する必要があるでしょう。
身近なベテランは、現物も見ずネットでアドバイスしようという私よりよっぽど頼りになる存在です。

なお、専門家様のご回答、正しいと思いますよ。
目的地は同じで、通過するルートをそれぞれの考えに従って選んでいるだけですので。
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この回答へのお礼

こんばんは。いつもありがとうございます。ろ材の話は浮泥を貰った日に回答を頂いたので貰いませんでした^^;ですが浮泥はペットボトル3分の2程頂いて2時間後位に水槽に入れました。なおパイロットにはご参考URLのもあった金魚にしようと思ったのですが近くの熱帯魚屋さんに聞いたところ〔この金魚は餌用なのでもしかしたら病気を持っているかもしれないからパイロットにするならアカヒレがいい。〕と言われたのでアカヒレを10匹程飼いました。こんなに小さかったらアンモニアが出るのにかなり時間がかかってしまうのではないかなーと思いつつも専門家のお話なので素直に信じました。ちなみに今日で3日目でphは6.8KHは0 NO2は0弱 NO3は10強です。これ位で順調でしょうか? 

お礼日時:2006/11/14 22:56

質問者様、


>調整薬でなければ何を使えばよろしいでしょうか?私はマーフィードのp浄水器、スタンダードを持っていますがそれだけでGHとKHはある程度、安定するのでしょうか?

初期の質問とは違った内容となっていますので、キリが無いのでこの質問を閉切って新たに質問されてください。
わかる範囲で回答いたします。
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>試験紙ではあまり正確な値は出ないのでしょうか?


私はNO2、GH、KH、はテトラ試薬、NO3は試験紙を使用しています。
NO2については試薬をお奨めします。GH、KHは目安ですから試験紙でも良いかと思います。特に水道水のGH、KHを調整薬で調整するのは、直ぐに戻ってしまいますので避けたほうが良いですよ。

>GHは<6°dでした。
GHが6でKHが0というのは今まで経験したことが有りませんので再度測るか、試薬を求めたほうが良いと思います。GHが6であればKHは5前後が普通です。
GHは3くらいのほうがディスカスには良いのですが、暫らく様子をみて何か支障が有りましたらここに質問してください

>質問なのですがエンゼルとディスカスを一緒に飼う事は可能でしょうか?
大きさが同程度でしたら全く問題はありません。神経質なディスカスを落ち着かせる為あえてエンゼルを入れることもありますから大丈夫です。
エンゼルは縞の入った原種は気が強いものが多く、改良種のほうがおとなしくて適していると思います。

>活性炭フィルター、細目パッド、粗目パッド、サブストラットプロ1.5リット
活性炭Fは1ヵ月後には取り出して、その分小さなリング濾材を入れたほうが良いでしょうね。

頑張ってください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
早速今度、NO2試薬とエンゼルを買いに行きたいと思います。

>水道水のGH、KHを調整薬で調整するのは、直ぐに戻ってしまいますので避けたほうが良いですよ。
調整薬でなければ何を使えばよろしいでしょうか?私はマーフィードのp浄水器、スタンダードを持っていますがそれだけでGHとKHはある程度、安定するのでしょうか?質問ばかりですいません、よろしくお願い致します。

お礼日時:2006/11/15 22:54

再度しゃしゃり出ましたNO2,7です。


浮泥が手に入りましたか、良かったですね。

>phは6.8 KHは0 NO2は0弱 NO3は10強
立上げ3日でこの数値ですか?お住まいは九州とか関西ですか?
KHの0は、私の住む神奈川県では信じられない数値で、緩衝作用が効かず直ぐにpHが下がりそうですね。一度GHも測られたほうが良いとおもいます。

アマゾン原産のディスカスや難種の上級アフィオセミオンには非常に適しているように思いますが、改良品種の東南アジアから輸入されたディスカスをハンバーグで飼育すると直ぐにpHが5を下回るような水と考えられます。

肝心の水槽の大きさと濾過装置とは何を使用しているのでしょうか?
>phは6.8 NO2は0弱 NO3は10強
立上げ3日で6,8とは羨ましいですね。普通は立上げ当初はモット高いのが普通で、やっぱり使用している水道水が軟水と思われます。
NO2、NO3はまだこれから相当の変動があると思われますね。

>アカヒレでは小さ過ぎるでしょうか?
アカヒレ10匹ではディスカス1匹分の濾過バクテリアしか繁殖しないと思いますよ。
1ヵ月後のディスカス導入時には一度に沢山入れないで、亜硝酸の数値を見ながら徐々に入れて行けば良いと思います。
参考まで。
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この回答へのお礼

さっそくのご回答ありがとうございます。
私の住まいは東京です。マンションも古い〔築20年以上〕ですので水はそんなに良くないと思います。ちなみにマーフィードのエコペーハーを購入して持っているのですが今回の測定では使わず、今回はテトラ社の〔テトラテスト5in1試験紙〕を使用しました。GHは<6°dでした。使用説明通りに1秒浸けてすぐに出しましたが、家の水質は良いとは思えませんのでやはり試験紙ではあまり正確な値は出ないのでしょうか?
水槽は60センチ×36×30で濾過装置はエーハイム2213クラッシックとサブに2213サブフィルターです。濾材はサブに上から粗目パッド、エーハイメック2リットルでメインには上から活性炭フィルター、細目パッド、粗目パッド、サブストラットプロ1.5リットルです。
>アカヒレ10匹ではディスカス1匹分の濾過バクテリアしか繁殖しないと思いますよ。
今度エンゼルフィッシュを飼いに行きたいと思います。質問なのですがエンゼルとディスカスを一緒に飼う事は可能でしょうか?
エンゼルは最近まで実家でずっと飼育していましたのでパイロットで終わらせるにはしのびないのです。
よろしくお願い致します。

お礼日時:2006/11/15 00:42

NO2です。


NO1.4.5の回答者様が大変詳しく回答されていますので、しゃしゃり出て申し訳有りませんが、
質問者様が
>4リットルペットボトルで満タンに貰うつもりでした^^;
というお考えなので、あえて再回答させて戴きます。

水中に浮遊しているバクテリアの数より、NO5の回答者様が述べているように濾材の搾り汁のほうが圧倒的にバクテリアの数は多いと認識しております。私はこれと同様浮泥(ふでい)と言いこれが最高と認識しております。友人の方がいらっしゃるなら、両手に一杯の濾材を分けていただくのが一番確実と考えております。当然同量の新品濾材を友人に返さないといけないでしょうね。

この持ち帰った濾材をセットしても、水槽内にアンモニアが無ければバクテリアは増えませんから何らかのアンモニアの元(水を汚す有機物もしくはパイロット)を入れないと、いつまで経っても濾過槽全体の濾材にはバクテリアが繁殖しません。

特にディスカスをハンバーグで飼育する時は、亜硝酸が出易く試薬で毎日検査すると出る日と出ない日の繰返しになり、ディスカスにとって危険な日々が続きます。

バクテリアの分裂時間は亜硝酸から硝酸塩に分解するニトロバクターを代表する硝酸菌は27~30度で28時間と記憶しております。アンモニアから亜硝酸に分解する亜硝酸菌はこれよりもっと早いことは間違いないのですが、大分昔に読んだことで失念しました。
この2種は独立栄養細菌と言い、腐敗菌やその他の細菌は従属栄養細菌と言い繁殖分解時間は数時間と、独立栄養細菌に比して短いことで、これらが繁殖してアンモニアを発生させていると私は考えております。

その認識に立って、あえて水を汚すこと(水の腐敗具合が問題ですが)でアンモニアが発生して濾過バクテリアが濾材全体に繁殖させるわけです。この腐敗菌・病原菌は濾過バクテリアが充分繁殖することで以後問題となることは経験上した事が無く、病気の魚をこのように充分繁殖させた飼育水に入れると薬を使用せず治癒してしまうことは何度も経験しています。

ぜひ友人から濾材を分けて戴き、エンゼルフィッシュ(これをパイロットにします)を1~2ヶ月飼育してそれからディスカスを導入することが安全で、これをお奨めします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。日曜日に知人に浮泥をペットボトル4リットルのペットボトルに3分の2程、入れて貰いました。ろ材は帰って来てからご回答を見せて頂いたので貰いませんでした。ですのでエンゼルフィッシュも買わずに熱帯魚屋さんで勧められたアカヒレを10匹ほど買い、パイロットにしました。アカヒレでは小さ過ぎるでしょうか?まだ3日目ですがphは6.8 KHは0 NO2は0弱 NO3は10強です。

お礼日時:2006/11/14 22:43

No.1,4,5です。



>どれ位の量の飼育水を貰えばよいのでしょうか?

欲張れば...少ないより多い方が良いとは思います。
ただ、理論通り分裂で増えるのだと考えれば、2倍や3倍の量を貰ったとしても大きな差はないのかもしれませんね。
流石に量の差を付けての立ち上げ比較実験したことはありません。
ただ、1→100まで増やすのは時間が掛かるかもしれませんが、20→100と50→100では大きな差は出にくいと思います。

水温に関しては影響があると言えばあるのですが、
今の時期、水温の変化により全滅したということは、私の経験ではありませんので、ご心配なさることはないでしょう。

1時間程度なら問題にはなりにくいかと思うのですが、満タンに詰めてしまうのではなく、
2/3くらいまでにして中の水が空気と混ざるようにしておいて下さい。
途中で酸素がなくなってしまう状態という方が、バクテリアには大きな影響があります。
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この回答へのお礼

お話を聞けなければ4リットルペットボトルで満タンに貰うつもりでした^^;ただ酸素の問題があるとゆう事は自宅に帰って来たらすぐに水槽へ入れた方が良いのですね。私はまだ水槽に水も張っていないのでこれからさっそく取り掛かりたいと思います。
ほんとうにいつも丁寧に教えて頂きましてありがとうございます。

お礼日時:2006/11/11 23:11

No.1,4です。

ご質問がありましたので、ご回答いたします。

アクアリストのお知り合いがいらっしゃるとは幸運ですね。
水槽水だけではなく、是非ろ材の搾り汁か、掃除後の汚れた水の部分を貰ってきてください。
茶色のヘドロのようなものが混じった水です。
この中には、未分解の有機物やバクテリアなどの死骸,生きたバクテリアが多数含まれています。
一見汚いように思えますが、好気性のバクテリアが良好な状態で繁殖しているなら、【畑の土の臭い】がします。

これで、硝化バクテリアは手に入ることになりますが...
飼育に十分な量まで増殖するためには、アンモニアという餌が供給されなければなりません。
一般的には少数の魚を飼いながら、水質を検査し、危険値が検出されると換水して、バクテリアの増殖を待つことになります。

なお、立ち上げ期間が大幅に短縮されようとも、ゼロになるわけではなく、
バクテリアの数が追いつくまでは、アンモニアや亜硝酸という毒性物質が蓄積する一方の危険な状態が続くことも忘れないでください。


バクテリアの状態確認は、以下の試薬で可能です。
アンモニア・・・アンモニア(NH3/NH4+)試薬
http://store1.charm.jp/netlink/rent/chanet/shopp …
亜硝酸・・・亜硝酸(NO2-)試薬
http://store1.charm.jp/netlink/rent/chanet/shopp …
http://store1.charm.jp/netlink/rent/chanet/shopp …
試薬でこれらが検出されなくなれば、バクテリアがアンモニアや亜硝酸を分解できる量に達したことになります。

アンモニア→亜硝酸→硝酸 という順で分解(酸化)されていくうえ、アンモニアを分解さるバクテリアの方が増殖が早いようで、亜硝酸試薬だけで済ませる方も多いです。
問題があると言えばあるのですが...私も大雑把な方ですので、全部揃えろとは言いたくありませんので、ご自身でご判断下さい。

注意点ですが、【試薬は劣化がある】ため、高温で店晒しになるようなお店や商品の回転率が悪そうな店での購入は避けて下さい。
アンモニアや亜硝酸試薬は、ないと神頼み状態で管理せざるを得ない割に、
それほど売れていないようなので、あまり古い商品は精度がバカになっていて問題ありです。
紙のタイプは、精度の点で劣るという意見を散見するため、積極的にはお勧めはしません。
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この回答へのお礼

丁寧に教えて頂きまして本当にありがとうございます。感謝致します。日曜日に水槽水と搾り汁を貰いにいく予定です。
私の水槽は60×30×36サイズなのですがどれ位の量の飼育水を貰えばよいのでしょうか?予定では4リットルのペットボトルを持って行きます。あと自宅へ持って帰るまでに1時間以上かかってしまうのですが水温が低下してもバクテリアは死なないでしょうか?
本当に質問ばかりですいません。よろしくお願い致します。

お礼日時:2006/11/10 23:58

再度No.1です。


数行では到底説明することができないため、軽く触れるに留めようとしていたのですが、
回答が分かれていますので、出しゃばり過ぎを百も承知で、ご説明致します。

理屈を解説させて頂きますが、重要なのは理屈上ではなく、【実際に出来ている】という事実です。
皆さんの方法はどれも理に適っていることもまた、ご理解願います。


No.3さんのご回答は、良好な飼育水中のバクテリアを移植するという、非常に優れた方法です。
しかし、バクテリアも餌がないと増殖しませんので、水槽には【生体が入っている】必要があります。

ただ、観賞魚店には、輸送でストレスが掛かった魚が入荷してきて、お店で病気を発症させることが頻発します。
【病原体が蔓延している可能性が付きまとう販売水槽の飼育水】をわけて貰っても、良いはずがありませんよね?
問屋から配送されてきた魚を数週間トリートメントして、健康な状態にするまで手を掛けて販売しているところは、極少数の良店に限られます。
# お客さんの大半が魚を価格で判断しがちで、トリートメントの手間賃が込みになった魚の価格が正当なものとして認識されていません。

つまり、そのお店の販売用ではない良好な飼育状態にある水槽の水...
できれば、硝化バクテリアは固体表面で棲息しますので、単なる水よりは、
少量の底床やろ材に溜まったヘドロを分けて貰えれば、一番良いのです。
バクテリアがほとんどいない状態ではなく、バクテリアが多数いる状態からスタートできるわけですから、立ち上げ期間はかなり短縮されます。
そのような水槽を維持管理していて、これを快く承諾してくれる店...
今の観賞漁業界の状況を見るに、そのような良店に巡り会える可能性は高くない、と私は考えています。

No.3さんは、とても良いお店に巡り会われましたが、ご質問者様がそのような出会われるかどうかは運です。
市販のバクテリアを勧められるお店が大半の気がします。
市販のバクテリアで、全ての水槽でサクッと問題なく立ち上がれば良いのですが、これがまた運もしくは詐欺的商品多数で...

他は、【観賞魚の飼育にどっぷりと嵌り込んだ知人から、病気が出たことのない水槽の良質なヘドロを分けて貰う】手があり、
パイロットフィッシュやディスカスハンバーグによる立ち上げ云々の前に、これが可能なら是が非でも入手してください!
バクテリアを購入する金額を手土産の購入代金にして、十分お釣りが来るだけのメリットがあります。
ついでに、立ち上げ用の魚を借りてこられれば、水槽立ち上げ問題は8割方解決したも同然です。
ご自身でも、2本目以降の水槽立ち上げは、これをされると良いでしょう。


上記のように、上手い具合に事は運ばない...ことも多いので、立ち上げ時のバクテリア問題があるのです。

***ご質問の回答***
ディスカスハンバーグを水槽に入れる目的は既にご存じでしょうが、それを使う理由は、
ディスカスハンバーグは牛ハツから作られていて、タンパク質の含有量が豊富だからでしょう。
そのタンパク質は、死後の自己消化や腐敗過程での酵素作用により、
より低分子のタンパク質へ分解されている途中で、凍結処理された状態であることが予想できます。

テトラミンもタンパク質を含有しますが、加熱などの加工過程で酵素作用を無効化してあり、
より高分子のタンパク質、かつ細菌を繁殖させないようにした状態からのスタートですから、
必要な期間は長くなり、私もお勧めはしません。
------------------------------------

「餌などの有機物を立ち上げ初期の水槽に入れて、アンモニアを発生させ、硝化バクテリアを繁殖させる」
などという、ソフトな言い方で誤魔化しませんよ?
私の認識では...
【タンパク質を腐敗細菌により変性,分解することで、アンモニアを生成し、硝化バクテリアを増殖させる】です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%85%90%E6%95%97
|魚介類の主要成分であるタンパク質,アミノ酸などの含窒素化合物が細菌の分解により腐敗すると
|アンモニア,硫化水素,メルカプタン,各種アミン類のような不快かつ有害な物質が生成する。
|(新水産ハンドブック P505 講談社)

--
「腐敗細菌は嫌気性細菌で、タンパク質からアンモニアを生成する過程は腐敗以外にもある。(例えば発酵)
水槽環境を好気性に保つことで腐敗ではなく...云々」
...なども言われがちなので、前もって書いておきます。

確かに腐敗の主役を担う細菌は、環境によって異なるにしろ、かなり種類が限定されてきます。
その主な菌が嫌気性細菌なのかと想像しますが、腐敗細菌は腐敗過程に関与する多種の細菌群の総称で、
腐敗細菌には 嫌気性細菌だけではなく、通性嫌気性細菌や好気性細菌も含まれていると思います。
空気中でもナマモノは腐るではありませんか?
(嫌気性細菌は、酸素のある環境下で生育増殖が【できない】細菌の総称です。)

仮に「」が正しいとしても、肉の表面は好気性でも、内部は嫌気性になり、
水槽内を好気性に保つことで、腐敗細菌の増殖を抑えられるとは到底思えません。

よって、【腐敗過程こそが、アンモニアの主な生成原理である】...と私は認識しています。
腐敗ですから、水槽に悪臭が発生するのも当然です。
結局、硝化バクテリアの繁殖も進行しますが、腐敗細菌も増殖しますし、カビが生えればカビ臭もします。
量が少なければ悪臭に気がつかないかもしれませんが。

--
で...興味本位で立ち上げ実験をし、悪臭を放つ水槽を前に、私は考えました。(←ただの馬鹿)

・このドブのような臭いは、病気が頻発し魚も良く死ぬ,状態の悪い水槽の臭いではないか?
・いかなる腐敗細菌が繁殖しているのか分からないし、病原性の細菌も発生するかもしれない。(腐敗物を人が食べたら食中毒が起こりますよね?)
・腐敗細菌が生成するアンモニア以外の物質は、水棲生物にとって有害とはならないのであろうか?

「腐敗細菌によるアンモニア生成は、パイロットフィッシュ法の代替えとなりうるか?」

# ちなみに、悪臭のある水槽を作るには、【餌をろ過器に吸い込ませて】物理濾過のメンテナンスをサボれば
# 高確率で出来上がります。(わざわざ作る人はいないでしょうが...)

パイロットフィッシュ法の欠点は...
・過酷な環境に晒されることにより、魚の抵抗力が低下し病気が発生、病原体が蔓延する場合がある
・水槽立ち上げ終了後も、パイロットフィッシュとして用いた魚を飼わなければいけない
ことです。

なお、量が少ないとのご指摘がありましたが、バクテリア(細菌)は倍々に増える分裂により増殖しますので、
私は大きな問題でないと考えております。
http://www.geocities.jp/goleshiiriin/Knack/bacte …

わざわざ、餌を腐敗させてアンモニアを生成させるのではなく、
生体に食べさせてアンモニアを排出させた方が、硝化バクテリア以外の分解者(微生物)の増殖までを視野に入れると、
昔ながらのパイロットフィッシュ法は やはり理想的だったのだ...と思いました。

そこで注目したのが、水槽内で老齢で死亡した小型魚を一日で片付ける能力のあるレッドラムズホーンです。
少量のディスカスハンバーグを水槽に入れ、腐敗を待つのであれば、
同量を数日に分けてレッドラムズホーンに与えれば、単体でも十分に食べ切ります。

レッドラムズホーンであれば、水槽の立ち上げ後も残飯掃除係として非常に有能で、
パイロットフィッシュのように邪魔者扱いされ難いと思います。
ただし、雌雄同体ですので、複数飼育すると爆殖する可能性があるのが難点です。
(ゼリー状の卵を餌と認識して食べる魚がいれば、大繁殖しません。)

タンパク質をわざわざ腐敗させるまでもなかろう...というのが現時点での個人的な結論となっております。

--
しかしながら...
私は腐敗を否としましたが、腐敗を是とすれば、見方は変わってきます。
腐敗菌は身近に普通に存在していますし、腐敗菌がいる環境が悪だ...というわけではないのです。

少量などとケチなことを言わず、それなりの量を水槽内に放り込み、
腐敗によりアンモニアを大量発生させ、硝化バクテリアを十分な量増殖させたことを確認したうえで、
腐敗物質を取り除き、大量換水により、大増殖した腐敗菌を除去します。
硝化バクテリアは、固形物表面に粘液でもって固着しているので、一緒に除去とはなりません。
大量換水による水質変化で、硝化バクテリアもダメージを受けますが、
分裂して回復するため、数日で元の量に復帰すると予想します。

私はこれを実験したわけではないので、上手くいくのか分かりませんが、
No.2の専門家様のご回答を拝見するに、恐らく上手くいくのでしょう。
より低分子タンパク質であるアサリを利用されているあたり、ご見識のある方だと想像しています。

なお、直接アンモニアを添加する方法やマグロの赤身を使う考え方もあるので、ご紹介しておきます。
http://members.jcom.home.ne.jp/m381t/01frame01.h …

※私は観賞魚で商売をしていません。
間違いはご指摘いただければ、私にとっても勉強になり、感謝致します。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。ありがとうございます。知り合いから水槽水を分けてもらう方法でチャレンジしてみたいと思います。なおお聞きしたいのですが飼育水投入後バクテリアが十分に繁殖したの調べるにはどうすればよいのでしょうか?PHとかは試薬があるので調べられますが、、。すいません、質問ばかりで。

お礼日時:2006/11/10 14:19

過去、1200の水槽で、なかなか水が出来上がらず困った経験があります。


仲良しの熱帯魚屋さんに相談したら、
「店の水入れてみたら?」
ということで、ペットボトル数本に入れ(同じ水槽の水)持ち帰り、
投入したところ、あっという間に立ち上がりました。

量販店では色んな意味で難しいでしょうけど、
信頼のおける専門店なら、水質の心配も無しです。
ディスカスやるなら店探しから始めましょう。
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この回答へのお礼

やはり信頼の出来るお店で水を分けてもらえるのが最高なのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/10 14:20

ディスカスハンバーグのように水を汚すものを、濾過バクテリアの繁殖していない水槽に投入することは、有用なバクテリアを短期間で繁殖させる為には理に適っていると認識しています。



濾過バクテリアはアンモニアが発生しないことには何時まで立っても繁殖しません。
一般的にはこの初期のアンモニアをパイロットフィッシュを利用して発生させる訳で、この量は非常に少ないと考えられます。量が少なければ濾材全てにバクテリアが繁殖するには時間がかかりすぎると云うことです。

最初に水を汚すことで、場合によっては水は白濁し、腐敗して匂いを放つようになることも有りますが、好気性(エアレーション)であること照明を点けない(コケ藻類の防止)が条件です。時間と共に水が澄み無臭となった時点でバクテリアは繁殖し始めたことを確認できますが、亜硝酸の測定は必須です。アンモニアから亜硝酸に分解するバクテリア(亜硝酸菌)は比較的短期間に繁殖しますが、亜硝酸から硝酸塩に分解するバクテリア(硝酸菌)は時間がかかります。この亜硝酸が発生している時期にディスカスを導入すると殆どが☆になりますので避けて下さいね。

魚の入っていない時期にどんなに水が汚れても全く心配はありません。この方法を経験されていない方はどなたも大変心配されますが、一度経験されよい結果を得られた方は、パイロットフィッシュによる立上げとの差を実感されます。

ディスカス飼育は濾過器が重要で、エサにハンバーグを利用する時は特に注意してください、濾過不足により亜硝酸が発生し易くこれがディスカスには大変なストレスとなりその後の飼育を辛くします。

先の話で亜硝酸が検出されなくなってから、水槽の大きさがわかりませんが、60センチ水槽で、エンゼルフィッシュを5~6匹導入して1ヵ月後にディスカスを導入することが、最善のディスカス導入方です。

>テトラが販売しているテトラミンとかでも良いと思うのですが
水が汚れるまでに時間がかかりすぎ、その結果立上がりに時間が掛かり過ぎます。

私自身はハンバーグを使用したことは無く冷凍アサリを手で磨り潰し、水の濁り具合を見て量を判断しますので、初心者の方にはその量を判断することが難しいかも知れませんから、決してお奨めしているわけではございません。
しかし立上げ時にハンバーグを入れ水を汚すことは、濾過を理解している方にはよい方法と認識できますが、自己責任にてお願い致します。
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