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 日本語を勉強中の中国人です。「誉める」と「誉め言葉」の反対語を知りたいのですが、ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけないでしょうか。

 また、質問文に不自然な表現がありましたら、ご指摘いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (7件)


「誉める」の反対は『貶す』ですね。
これは良く使われる自然な表現です。

似たような言葉で、
「蔑む」もありますが、これは「敬う」の反対と考えたほうが良いような気がします。
「貶す」は、「相手のある点に関して劣っているという評価を口にすること」というニュアンスだと思うのですが、
「蔑む」は、「相手の人格そのものを軽蔑する」というニュアンスが強いように思います。
「貶す<蔑む」といった印象でしょうか。
ただ、手元の辞書では「さげすむ(蔑む・貶む)」となっていますし、実際のところ明確な区別がされていないのかもしれません。

また、「貶める」という言葉もありますが、これは、
「相手への評価を数段階下げることを意識的に行なうこと」というようなイメージが、私にはあります。
つまり、先の2つが「相手を馬鹿にする」というニュアンスが強いのに対し、そのようなことをする【自分の行為自体に重点を置いた表現】という解釈です。
ですから、
「私は長い間、彼を蔑んでいた。
しかし、それは単に自分を正当化するために彼を貶めようとしていただけなのかもしれない。」
などという文が成立するように思われます。


「誉め言葉」の反対語としての「貶し言葉」という表現は、単に私の経験(あるいは知識)不足かもしれませんが、あまり聞いたことがありません。
用法は異なってしまうわけですが、
「私への貶し言葉」ではなく、
『私を貶す言葉』という表現のほうが一般的なように思います。
これに対して、
「私を誉める言葉」よりも、『私への誉め言葉』という表現のほうが自然に聞こえるということです。

文法的な用法が異なってしまうので、明確な対立語とは言えないかもしれませんが、
一般的な表現ということに着目すれば、
『貶す言葉』
『馬鹿にした言葉』
などとなるように思われます。

この回答への補足

 新しい単語を習った時、この単語についてよく次のような質問を聞きたいです。この単語は【ほめる含みのある言葉。ほめる意味に用いる言葉】ですか。それとも【けなす意味に用いる語。へんぎ語】ですか。中国語では、「褒義詞」と「貶義詞」で表現するのですが、【 】の中の内容は「褒義詞」と「貶義詞」を中日辞書で調べて、辞典による「褒義詞」と「貶義詞」の日本語の釈義です。こういうようなことを聞きたい時、どのように聞いたほうがよろしいでしょうか。「この単語は誉め言葉ですか。それとも貶し言葉ですか」でしょうか。何か変ですね。「いい意味の単語ですか。それとも悪い意味の言葉ですか」は私の意味に近いかもしれません。

補足日時:2006/11/22 22:07
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この回答へのお礼

 hakobuluさん、いつもお世話になります。「貶す」、「蔑む」、「貶める」のニュアンスを詳しく教えていただきありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2006/11/22 22:15

awayuki_ch さん、こんにちは。


お礼をありがとうございます。
先ず、お礼の中にある下記の部分について。
「誉め言葉」は日本語の場合、「人を誉める言葉」という意味なのですね。単純に「いい意味の言葉」という意味を表せないような気がします。しかも、物にも使えないのですね。
⇒「誉め言葉」は人を誉めるだけのものではないことを明記しておきます。
⇒芸術作品、趣味の作品、草花、景色等に始まり、態度、言葉遣い、おしゃれなどなど、さまざまなものが「誉める」対象であり、「貶す」対象になります。

以上のことは誤解の無いように先に記しておきます。

補足にあるご質問、
>こんな分類の「褒義詞」、「貶義詞」、「中性詞」は日本語の場合は、何と言うのでしょうか。もしこんな表現がなかったら、次の三つはいかがでしょうか。
1.この単語は通常いい意味に使われるのでしょうか。
2.この単語は通常悪い意味に使われるのでしょうか。
3.この単語はニュートラルな感じなのでしょうか。

⇒ここに書かれている「いい意味」「悪い意味」という言葉が私たちに与える意味合いは、「誉める言葉」「貶す言葉」とは微妙に異なっているのではないかと思います。もう一つ、「ニュートラルな感じ」という言葉もあまり相応しくはありません。

⇒最も一般的な言い方であれば、【この単語は誉めるときに使う言葉でしょうか】とか、【この単語は讃えるときに使う言葉でしょうか】また【この単語は貶すときに使う言葉でしょうか】とか、【この単語は侮辱するときに使う言葉でしょうか】などと、直接「誉める」とか「讃える」とか「貶す」とか「侮辱する」などの言葉を使う表現です。

⇒しかし、awayuki_ch さんが「褒義語」「貶義語」「中性詞」の例として挙げられたいくつかの言葉も、使い方によっては反対のジャンルに属してしまう意味合いがでてくる場合もあります。
例えば、「彼は楽しいばっかりの男だよ」=「いつも騒いでばかりで配慮が足りないお調子者。」
「彼は丈夫だけが取り柄だね」=「あまり頭のほうは良くない」
「彼の作品はますます枯れてきたね」=「ますます名人の域に達してきた」

このように単純に「褒義語」「貶義語」で括れないのが言葉なのではないかと思います。

そこで、「この言葉は誉め言葉として使えますか」とか、「この言葉は人を(物を)貶すときに使えますか」などと、使うことが出来るのかどうかを問う言葉遣いのほうが無難ではないかと思います。

⇒「ニュートラルな感じ」という言葉は、意味としては通じるでしょうがあまり使われません。
⇒「この単語は、誉めるとか貶すとかではなく、「どちらにでも使える言葉?」「どちらの意味もある言葉?」「どっちにも使える言葉?」「どっちの意味もある言葉?」とか、「どちらとも言えない」「どっちとも言えない」というような言葉が考えられます。

しかし、「褒義語」「貶義語」など便利な分類上の言葉がありますね。日本人が見てもすぐに意味するところが判る言葉なのに、何故、日本には無いのでしょうね。
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この回答へのお礼

 shigure136さん、こんばんは。度々詳しいご解説をありがとうございます。「褒義詞」、「貶義詞」、「中性詞」などの分類は日本にはないのですね。私は確か中学生の時に中国語の単語にはこのような分類方法があると習いました。言葉の感情色彩による非常に【曖昧な】分類方法なので、シチュエーションか文脈によって「褒義詞」が「貶義詞」に転換する、その逆もよくありますね。今回の質問をきっかけに、「枯れる」の「褒義詞」の使い方も習得できました。「褒義詞」、「貶義詞」、「中性詞」は日本語でどのように聞くのかよくわかりました。いろいろな聞き方を挙げていただき大変助かりました。繰り返し読んで、覚えておきます。とてもすっきりいたしました。
 何度も本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/11/24 23:52

awayuki_ch さん、こんにちは。


お礼ありがとうございます。
補足にある質問にお答えします。

『「本の虫」は誉め言葉ですか。それとも貶し言葉ですか』であっていますか。何か変ですね。「いい意味の単語ですか。それとも悪い意味の言葉ですか」は私の意味に近いかもしれません。

「貶し言葉」・・・なんか変ですよね。そうです変ですね。
事実、辞書には出てこない言葉です。
日本に「褒義語」「貶義語」という言葉があるのかどうか????。
また、日本にこのように一言で「誉める意味で使われている言葉であること」「貶す意味で使われている言葉であること」を言い表す言葉があるのか、私は不勉強で判りません。

ただ、このように会話として使うのであれば
⇒【「本の虫」って、その人を誉めてるの、それとも貶してるの?】
という感じになります。
⇒「○○言葉?」という聞き方ではなく、「誉めているのか、貶しているのか」を確認する言い方があります。
⇒この言葉を使うと、人を誉めていることになるの、それとも貶していることになるの?
⇒こういう言い方って、あの人を誉めたことになる?それとも貶したことになる?
⇒私はこの人のことを誉めたいんだけど、この言葉で誉めることになってるの?それとも貶しちゃってるの?
⇒これって誉め言葉なの?それとも悪口なの?
⇒私は誉めたつもりだけど、もしかしたら悪口なのかな~。
⇒あなたがあの人について言った言葉、あれは誉め言葉なの?それとも悪口なの?
⇒あなたがあの人について言った言葉、あれって誉めたの?それとも貶したの?

う~ん、やはり「貶し言葉」という表現は出にくいですね。

この回答への補足

書き方が下手で申し訳ありません。まだ私の言いたいことをはっきり伝えることができていないような気がします。補足させていただきます。

「本の虫」は不適切な例かもしれません。単語にするべきでした。私が言いたいのは、単語が持つ感情色彩によって、だいたい「褒義詞」、「貶義詞」、「中性詞」にわかれるということです。人を褒める、貶すだけではなく、ものにも使えるのです。つまり、良い意味の単語は「褒義詞」を、悪い意味の単語は「貶義詞」をと言います。「褒め言葉」だと、人を褒めるという意味だけになるのでしょうか。たとえば、「暖かいお茶」の「暖かい」は「褒め言葉」だと言えますか。「暖かい」は「褒義詞」です。「寒い冬」の「寒い」は「貶義詞」です。良い面にも使える、悪い面にも使える単語は「中性詞」と言います。もちろん、ある特定の場合によって、「褒義詞」は「貶義詞」に転換する可能性もあります。この「褒義詞」、「貶義詞」、「中性詞」の分類は通常の場合、単語が持つ感情色彩によってわかれるのです。とてもあいまいな分類方法とも言えるかもしれません。

褒義詞は賛美、肯定、尊敬などのニュアンスが持たれます。褒義詞を少し列挙してみます。たとえば、暖かい、丈夫、健康、楽しい、嬉しい、気に入る、美しい、マニア、読書家……

貶義詞は貶す、責める、軽蔑、悪いなどのニュアンスが含まれます。たとえば、寒い、枯れる、腐る、悪口、オタク……

中性詞は中性的で、ニュウトラルな感じの単語です。たとえば、結果、影響……

こんな分類の「褒義詞」、「貶義詞」、「中性詞」は日本語の場合は、何と言うのでしょうか。もしこんな表現がなかったら、次の三つはいかがでしょうか。
1.この単語は通常いい意味に使われるのでしょうか。
2.この単語は通常悪い意味に使われるのでしょうか。
3.この単語はニュートラルな感じなのでしょうか。

補足日時:2006/11/23 21:25
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この回答へのお礼

 shigure136さん、こんばんは。再び詳しいご解説をありがとうございます。「誉め言葉」は日本語の場合、「人を誉める言葉」という意味なのですね。単純に「いい意味の言葉」という意味を表せないような気がします。しかも、物にも使えないのですね。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/11/23 21:58

#3です。

ご返事ありがとうございました。

『この単語は「褒義詞」ですか。それとも「貶義詞」ですか。』は、
『この単語は「誉め言葉」ですか。それとも「貶す言葉」ですか。』で全く問題はありません。

「貶し言葉ですか」でも間違いではないでしょうが、聞き慣れないためにどうしても違和感を覚えることになるでしょう。
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この回答へのお礼

 再びありがとうございます。『この単語は「誉め言葉」ですか。それとも「貶す言葉」ですか。』でいいのですね。心がけたいと思います。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/11/23 14:29

awayuki_ch さん、こんばんは。



「褒める」「褒め言葉」の反対語。
あらためて考えさせられました。

「褒める」は、「ほむ」という言葉で、【傑出して優れていることを認める意】があり、【物事を評価し、よしとして、その所有者、行為者にその気持ちを伝える。たたえる】という意があります。

したがって、「褒める」の反対語は「貶す(けなす)」でいいと思いますし、また、「悪く言う」とい言葉が当てはまります。

「褒め言葉」から連想できる「貶し言葉」というものは目にしたことはありません。

「褒め言葉」の反対語はには「悪口(あっこう)」という言葉が良いのではないかと思います。
【悪口】⇒【人をあしざまに言うこと、また、その言葉】【わるくち】
熟語としては【悪口雑言】(あっこうぞうごん)⇒【さまざまに人の悪口を言うこと。】

上記のような「褒める」の意味を考えると、正確な意味での反対語は見つけにくいと思います。
この回答、あまり自信はありません。

この回答への補足

 新しい単語を習う時、この単語についてよく次のような質問を聞きたいです。この単語は【ほめる含みのある言葉。ほめる意味に用いる言葉】ですか。それとも【けなす意味に用いる語。へんぎ語】ですか。中国語では、「褒義詞」と「貶義詞」で表現するのですが、【 】の中の内容は「褒義詞」と「貶義詞」の中日辞書からの日本語の説明です。たとえば、前回教えていただいた「本の虫」という表現が「褒義詞」なのか、「貶義詞」なのか、日本の方に尋ねる場合、『「本の虫」は誉め言葉ですか。それとも貶し言葉ですか』であっていますか。何か変ですね。「いい意味の単語ですか。それとも悪い意味の言葉ですか」は私の意味に近いかもしれません。

補足日時:2006/11/22 22:51
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この回答へのお礼

 shigure136さん、こんばんは。ご丁寧に説明していただき誠にありがとうございました。「悪口」、「悪口雑言」のような言い方も大変参考になりました。

お礼日時:2006/11/22 23:01

#1 です。



日本語のネイティブ・スピーカーとしてお答えしますと、「貶す」(けなす=悪く言う、批判する)も「貶し言葉」(けなしことば)も十分に日常会話で使える語彙です。ただし「誉める・褒める」(ほめる=良く言う、賞賛する)「誉め言葉・褒め言葉」に比べると、否定的な意味の表現であるため、公の場で使う場面は少ないです。

「貶める」(おとしめる)、「蔑む」(さげすむ)はいずれも「劣った者と見なす、見下す、馬鹿にする、侮蔑する」という意味で、「誉める・褒める」よりはむしろ「敬う」(うやまう)とか「尊敬する」(そんけいする)の反意語に当たります。

なお、「貶し言葉」「けなし言葉」「ケナシ言葉」は下記のように Web 検索でも多数見つかります。

●貶し言葉(546件):http://www.google.com/search?hl=ja&q=%22%E8%B2%B …
●けなし言葉(883件):http://www.google.com/search?hl=ja&q=%22%E3%81%9 …
●ケナシ言葉(112件):http://www.google.com/search?hl=ja&q=%22%E3%82%B …

各々に対応する「蔑み言葉」「さげすみ言葉」「サゲスミ言葉」、「貶め言葉」「おとしめ言葉」「オトシメ言葉」よりも用例は遙かに多いです。是非、ご自分でもご確認下さい。

この回答への補足

 新しい単語を習った時、この単語についてよく次のような質問を聞きたいです。この単語は「ほめる含みのある言葉。ほめる意味に用いる言葉」ですか。それとも「けなす意味に用いる語」ですか。こういうようなことを聞きたい時に、どのように聞いたほうがよろしいでしょうか。「この単語は誉め言葉ですか。それとも貶し言葉ですか」でしょうか。何か変ですね。【いい意味の単語ですか。それとも悪い意味の言葉ですか】は私の意味に近いかもしれません。何と聞いたほうがいいでしょうか。

補足日時:2006/11/22 21:23
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この回答へのお礼

 再びありがとうございます。貴重なご意見を頂きまして誠にありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2006/11/22 20:43

「貶す」(けなす)、「貶し言葉」(けなしことば)です。

この回答への補足

 私も「貶す」と「貶し言葉」だと思います。ただ、「誉め言葉」はよく目にするのですが、「貶し言葉」という表現自体は実際使われていないような気がします。読書量が少ないとも反省しています。また、「貶す」もあまり使われず、「貶める」、「蔑む」を使う方が多いような気がします。たとえば、「誉め半分、貶し半分」ではなく、「誉め半分、蔑み半分」は使われているようです。

補足日時:2006/11/21 02:08
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この回答へのお礼

 早々とご回答を頂きまして誠にありがとうございました。

お礼日時:2006/11/21 02:15

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