よろしくお願いします。
現在、工学系の卒業論文で主観評価を行おうと思っています。
本などで読んだり調べたりしたのですが、あまりイメージが
つかめないので分かりやすく教えてください。
現在SD法を用いて評価を行おうと思っています。
そこで例えば、雑音に対する評価(数種類の音源(音楽、音声など)に同じ雑音を与えそれぞれの評価を行う)を行った場合この手法を用いることにより明らかになることは具体的には何なのでしょうか??
また、この方法が実際に評価にどのように現せるのかなど教えてください。
また、アドバイスなどありましたらよろしくお願いします。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
> SD法を用いてさらに因子分解を用いることにより、どちらがどれだけいいという結果を得ることは可能でしょうか?
例えば雑音Aよりも雑音Bの方が耳障りである,というような優劣関係というか方向性を確かめたいのであればSD法ではなく一対比較法などを適用した方が良いでしょう。一対比較法については『音の評価のための心理学測定法』にも載っていましたよね。
> 様々な形容詞対からなぜ因子(その結果を成り立たせる要素)が明らかに出来るのかがよくわかりません。
これは因子分析という統計学の手法(多変量解析)を学ばなければ理解するのは難しいと思います。『多変量解析実例ハンドブック』という本にもSD法を用いた研究がいくつか載っていたので参考にされたら良いかと思います。またもう絶版になってしまっている本ですが『SD法によるイメージの測定 その理解と実施の手引』も大変参考になる本です(大学の図書館で心理学の欄にはあると思います)。
お礼を言うのが遅くなってしまいすみません。
ご指摘等ありがとうございました。
参考にさせていただきます。
また何かありましたらよろしくお願いします。
No.3
- 回答日時:
No.1の者です。
>どちらがどれだけいいという結果を得ることは可能でしょうか?
これは・・・
SD法はあくまで「個人が受け止める意味の違い」を調べるものです。つまり、一定の雑音の入った音源を聞いてどう感じるか、その個人差を調べようと言うものです。
その「どう感じるか」の部分(すなわち様々な形容詞)を「よい」「悪い」にあらかじめ分けておく研究も無くは無いですが、「どれだけ」については全く触れられません。
むしろ、「よい」とは何?「悪い」とは何?というときに使うものだと思います。
補足いただければまた考えます。
お礼を言うのが遅くなってしまいました。
すみません。
参考になるご指摘ありがとうございました。
あれから本などを読みSD法についてある程度は理解することができました。
また何かありましたらよろしくお願いします。
No.2
- 回答日時:
> この手法を用いることにより明らかになることは具体的には何なのでしょうか??
雑音A,雑音B,雑音Cという3つの刺激について評価させた場合,各刺激間の距離から類似性を調べることができます。距離の求め方は忘れてしまったのですが,要するに雑音Aと雑音Cは似ているが,雑音BはAとCとは異なるイメージがあるのだろうというようなことが分かります。
後は因子分析をして刺激全体の構造や関係などを2次元,あるいは3次元などに図示することができます。例えば雑音Aは生理的不快と精神的不快という2次元の構造を持っているとかです(あまりいい例ではありませんが)。
ただSD法というのは結局のところ,形容詞対で刺激を評価させるわけですから,ある刺激がどのようなイメージがあるのかという抽象的な結果は得られても,実際にその結果を具体的にどう活かせるかは不明です。実際にSD法を用いられた研究というのがそう多くもないし,SD法がきちんと説明された書籍も少ないのです。
2,3日このレスを閉じなければ参考文献を提示できるかもしれません(保障はできませんがね)。
この回答への補足
ご回答ありがとうございます。
>後は因子分析をして刺激全体の構造や関係などを2次元,あるいは3次元などに図示することができます。例えば雑音Aは生理的不快と精神的不快という2次元の構造を持っているとかです(あまりいい例ではありませんが)。
SD法を用いてさらに因子分解を用いることにより、どちらがどれだけいいという結果を得ることは可能でしょうか?
また、様々な形容詞対からなぜ因子(その結果を成り立たせる要素)が明らかに出来るのかがよくわかりません。。。
手ほどきよろしくお願いします。
No.1
- 回答日時:
なぜSD法を用いようとなさったのですか?
ちなみに、リンク先は「SD法」の辞書的意味です。
参考URL:http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=SD+%E …
この回答への補足
ご返答ありがとうございます。
>なぜSD法を用いようとなさったのですか?
「音の評価のための心理学測定法」という本に詳しく書かれていたので
この手法を用いたら評価ができるかな、と考えました。
SD法のみではなく、どちらの音がよいかの一対比較法での評価も考えております。こちらは単に分析の結果として順位がでるので分かりやすいのですが、SD法から具体的に明らかになるのかが分からないので悩んでます。
それとも何か他によい方法はあるでしょうか??
よろしくお願いします。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 大学・短大 大学のとある講義で[基本的に授業は教室で実施されます。特別な事情で参加できないけれど課題に取り組みた 3 2022/10/27 18:34
- 相続税・贈与税 財産分与時などでの、株式などの評価額の算定法について 2 2023/01/19 18:24
- 相続・譲渡・売却 資産評価証明書取得方法 2 2022/06/07 09:00
- 就職 就活においての企業の選び方の質問です。 私は現在大学3年生です。 様々な企業様のインターンシップや会 3 2022/08/01 12:04
- 中途・キャリア 転職活動における最終面接につきまして 2 2023/05/31 17:16
- 離婚・親族 別居後10年以上たって、離婚する場合の財産分与における、株式の評価額に関して 2 2023/06/10 15:59
- 簿記検定・漢字検定・秘書検定 日商簿記2級の税効果会計の練習問題について納得行かないものがあります。 練習問題① 決算において、そ 3 2022/03/24 14:18
- 会社・職場 会社の評価の仕方にうんざりして辞めて見返してやりたいです。転職において有利な資格、自分の身になるよう 11 2023/04/20 07:30
- 簿記検定・漢字検定・秘書検定 現物出資について 写真の「時価等を基準とした公正な評価額」がよくわかりませんでした。具体的には、 ① 1 2022/05/24 14:47
- その他(悩み相談・人生相談) 評価がとてつもなく低く、モチベーションが下がってしまいました。 2 2023/07/30 08:27
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
α係数について教えてください。
-
因子分析においてのKMOの重要性
-
因子分析における共通性について
-
心理統計の方法を教えてください
-
項目ー全体相関について
-
SPSSの出力の見方(主因子...
-
バリマックス回転って?
-
相関分析と重回帰分析
-
spssでの逆転項目の処理について
-
SPSSによる因子分析を行いまし...
-
親の血液型と子供の血液型
-
SPSSを使用して、因子分析を行...
-
SD法の解析方法について
-
SPSSで分析できない(因子分析)
-
対応のあるデータ t検定 分散分析
-
相関行列って…
-
次の行列Aの余因子A32を求めよ...
-
因子分析での回転について
-
パス解析
-
因子分析とクロンバックα係数に...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
スクリープロットの見方。この...
-
パス解析
-
相関分析と重回帰分析
-
「危険分子」と「危険因子」は...
-
因子分析においてのKMOの重要性
-
α係数について教えてください。
-
SPSSで分析できない(因子分析)
-
バリマックス回転って?
-
SD法の評価尺度について
-
SD法で得たデータを因子分析す...
-
因子分析の因子負荷量について
-
A型とAB型からO型って生まれま...
-
逆転項目を直すとα係数がマイナ...
-
spssでの逆転項目の処理について
-
バリマックス回転とプロマック...
-
心理学統計について 急ぎです(...
-
天井効果の解釈について。
-
AOとAB型の親からAB型の子供は...
-
項目ー全体相関について
-
AMOS 相関係数が1を超えます
おすすめ情報