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天井効果の解釈について。

結果が5段階(1~5)のデータを分析する際、
平均値+標準偏差が5以上の項目は異質な結果として省く(天井効果)と思いますが、
この際、「結果が5に偏っている」ということで、
「5だと思っている人が多い」と結論付けて良いものでしょうか。

同じくフロア効果もそのように解釈してよいでしょうか。

詳しい方がいらっしゃいましたらお答えいただけますと幸いです。

A 回答 (2件)

結論を出してしまう前に、回答の分布をみて、さらには、χ2乗検定で回答に有意に偏りがあることを確認する必要があるでしょう。



なお、χ2乗検定で有意差が認められた場合には、残差分析で、5または1が多いことを確認すれば、統計学的な検討としては、万全だと思います。

しかし、これが直ちに、「5だと思っている人が多い」と結論付けて良いかどうかは、分かりません。
「5(または1)という回答が有意に多かった」だけですから、質問文の内容や、選択肢の設定の仕方の影響も考えられるからです。
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この回答へのお礼

知識不足な中で質問をさせていただき失礼いたしました。
とてもわかりやすいご回答ありがとうございます。
まずはご助言のとおり、x2乗検定で分布を確認してみたいと思います!

お礼日時:2011/11/30 11:05

質問者様のおっしゃる分析というのが独立した5択の質問の解釈という意味であればNo.1様のおっしゃる通りだと思いますが、>省く という表現から察するに、因子分析の話ではないかと思いました。



因子分析の目的をものすごく簡単に書くと、「ある質問項目の5点側-1点側を分ける基準と別の質問項目のそれが似通っている場合に、その2つを同じ1つの質問と見なすならば、結局いくつになるまで絞れるか」ということです。逆に、ある質問項目が5点に偏っているというのは、5点側-1点側を分ける基準が無いということですから、質問項目として不適当だということです。
ですから、これ以上解釈するわけにはいきません。
強いて言えば、その質問項目を何かの論文から持ってきたという場合に、なぜその論文では有用な質問項目だったのに今回は無用となってしまったのか、を考える意味はあると思います。
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この回答へのお礼

因子分析の目的などわかりやすくご教示いただき、ありがとうございます!
また、過去の論文では有用だったのに、無用になった理由をしっかり考える必要性に気づかせていただき、本当にありがとうございます!

お礼日時:2011/11/30 11:07

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