プロが教えるわが家の防犯対策術!

飼い主さんにアドバイスが出来る、病気を早期発見してあげるなどそう言うことではなくトリマーの作業はどうあるべきだと思いますか?

ただ単に早いだけではなくどうして早くないといけないのかなど。
教えてください。

A 回答 (1件)

質問が漠然としているのでどこからどこまでお答えしたらいいか分かりませんが、技術面で、という意味で捉えて少しばかりの回答をさせていただきます。



まず、早くなくてはイケナイ、といのはケースバイケースであり、
■時間の段取り
(仕事でするなら他犬や飼い主、トリミング以外の仕事や時間とのかねあい)
■質
(希望に添ったもの、毛質・肌質などの犬にあったケア、トリミングの技術力そのもの)ブラシ・シャンプー・ドライ・カットの仕方、道具の使い方なども。
■犬の負担(年齢・性格・障害によって異なる)
などを考えると、早ければいいというものでも、丁寧であってもゆっくり過ぎるのは良くないこともあります。

ただ、一人でしっかり頭数をこなせるトリマーは、経営側からすると強い戦力になるし、自営ならば生活のゆとりとなります。
理想は、「上手に早く」だと思います。
単にトリミング内容ということに加え、接客・雑用においても、時間の使い方が上手である必要があるでしょう。

また、作業の基礎一つ一つを、しっかりふまえた上で、応用を利かせるというのも、大切かと思います。
基礎をいい加減にして応用はあり得ません。
アーティスティックな面ももっているトリマー業ですが、技術とセンス、どちらもバランス良く兼ね備えていることが要求されるでしょう。これは努力でも十分まかなえるものと私は考えてます。

そして、接客の相手は飼い主であること、作業中関わるのは犬であることから、双方とのやりとりをするうえでの技術。知識も必要です。
アドバイスや病気の発見とかぶりますが、これが出来るのは知識のあるトリマーです。知識があるだけ応用も利きますから、これは実は作業自体にも影響するのです。

たとえば、できものがあるのを発見するとき、発見する事もそれを飼い主に伝えるのも役目ですが、そのできものを傷つけないようにトリミングする、というのも技術なんです。
ブラシや刃物は、時に犬を傷つけますから。
また、そのできものに関して、飼い主に伝えるとき、相手によっては、病院へいくようにハッキリ言う方がいいのか、極度に心配させないようにやんわり言うのが良いのか、病院に抵抗のある飼い主にはどこまで言うべきか・誘導すべきか、そういう接客技術も、時に犬や作業に大きな影響をもたらすので、大切なんです。もし病院に行かない飼い主なら、悪化していく状態の中どうやって作業するのかなど。

トリマーは、犬の知識・トリミング・接客・時間配分・センスなどにおいて、まんべんなく良質を求められると思われます。

このスペースでは語り尽くせないのが実際です。
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