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日航123便の事故から21年経ちました。幸いこの123便の事故以来、日本の航空会社は大事故を起こしていませんが、実際のところ日本の航空機は以前より安全になったといえるのでしょうか?どうも私にはたまたま事故が起こっていないだけのようにしか思えません。123便の事故を契機に何か安全上のシステムやマニュアルなどで具体的に導入された点や変更点があるのならば知りたいです。

もちろん墜落しないような安全な飛行機を飛ばすことが第一ですが、仮に再び123便と同じような墜落が避けられない最悪の事態に陥った飛行機があったとき、この事故よりも確実に被害を軽減させるだけの安全対策があるといえるのでしょうか。

表面的には「事故を風化させないようする」とか、「この事故の教訓を生かして安全に努めたい」などと関係者は言いますが、具体的な策が何一つないようでは犠牲者は浮かばれないのではないでしょうか。単に運が悪かったというので済ませるにはあまりにも残酷なような気がします。

A 回答 (6件)

#1です。


>どうやったらもっと生存率を上げることができ
るかということも社会全体がもっと考えるべきだったのではないでしょうか

ハード的、ソフト的な対策以外に、具体的事例は存じておりませんが
社会的対策?も有って良いのでは無いかというご提案なのですね。
そこまではご質問から読みとれませんでした。
救援体制、墜落場所とか、生存者の早期発見とか確かに重要ですね。
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日航123便の事故の教訓が生かされた例として1989年のユナイテッド航空232便不時着事故があります。


この便も事故により油圧操縦不能に陥りましたが、JAL便のパイロット達が試みたエンジン出力調整によるコントロールし、不時着し爆破炎上したにも係わらず、乗員乗客296人中111人の死亡に被害を抑えることに成功しました。
ユナイテッド便のパイロットはシュミュレーターにより非常時のトレーニングを積んでいたのです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%8A% …
JAL便の事故では救助体制に問題が指摘されていましたが、その教訓は阪神大震災でも生かされず、残念な思いをした記憶があります。さすがに政府もこれで目が覚めたのか、その後の大事故、大災害への対応は格段に良くなっています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そうですか、123便の事故の教訓が生かされた例もあったのですね。
救助体制も確かに問題になりましたよね。事故が起きてしまうのはある程度仕方ないとしても助かるはずの命を救えなかったというのでは悔いが残りますからね・・。

お礼日時:2006/12/08 23:48

まず飛行機事故そのものが、年をおうごとに減ってきています。


その大きな理由は
・飛行機の設計・素材・製作工程で技術革新が進み、より安全になった。
・飛行機のコンピュータ化が進み、整備の確実性が上がった。
・気象レーダーやGPSなどの発達により、飛行機を飛ばすための支援能力が上がり、より安全になった。
以上のような点で、飛行機の運行がずいぶんと安全になりました。

また一時期、コンピュータとヒューマンの境界線上で起こる事故が多発したことがありましたが、それも人間の判断が優先される場合とコンピュータを優先する場合とをきちんと分けるようになりましたので、最近はこのような事故も減っています。

しかし、123便の事故原因を作らないような体制はできましたが、あのような自体になってしまっては、それ以後使用できる安全策は無いといっていいでしょう。

そのような状態にならないように、新型の飛行機の操作系統はフライバイワイヤという方式で、油圧を使わないようになってきていますし、パイロットは訓練時に、今までの知見で得られた事故状況を再現した、シュミレーター訓練をするそうです。
また、事故が起きた際の救出活動のマニュアルも政府で作っているようです。

墜落するような状態を作らないように、飛行機はずいぶん進化しましたが、墜落するような状態になってしまったら、今も昔も打つ手はあまりありません。
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この回答へのお礼

そうですか。それなりに対応策は用意しているのですね。
それでも事故は起ってしまうこかもしれませんが、もしそういう事態に陥ったとしても救助活動のマニュアルが役に立って、被害を最小限に食い止めてくれることを願います。

お礼日時:2006/12/08 23:54

berry789さん、こんにちは。


この事故の原因と対策について、レポートが出ています。
参考URLご覧ください、以下引用。
・・・操縦者が自らの機体に何が生じたのか正確に知った上で対処すれば、
最悪の事態は免れる可能性がある。日航機では貨物室ドアの破壊と誤認し、帰投できると考えた。
他機の支援を受けて確認する機会はあったのである。・・・

参考URL:http://shippai.jst.go.jp/fkd/Detail?fn=2&id=CB00 …
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この回答へのお礼

参考URLありがとうございます。この事故は事故原因そのものが曖昧でしたからなんとも言えない部分はありますが、どうにか被害を抑えることはできなかったのかという思いは遺族のみならずありますね。ただ、123便の乗務員の責任を問うのは酷なように私は思います。機体に異常が生じた時の乗務員の対応も含めて、しっかり見直すべきでしょうね。

お礼日時:2006/12/09 00:04

123瓶の場合、圧力隔壁の破損により、4系統あった油圧が同時に全て失われてしまいました。

このため、舵が全く使えない状態となり、事実上操縦不能となって墜落しました。
パイプの破損による油の流出を防ぐための弁が付けられた(付けられる?)と聞いたことがあります。そうであれば、もし同じようなことがあっても、状況は少しは良くなりますね。主翼の補助翼は使えますから。また、同じように油圧の破損があった場合、生き残る舵が増えるので有効ですね。
あと、”油圧が全て失われることがありうる”と認識して訓練すればまた違ってきますが・・・? 

ただ、油圧が全て失われた事故は、少ないです。また、隔壁の破損が修理ミスであれば、これまた滅多に起きることではありません。そういう意味で、直接の教訓は少ないでしょうね。
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この回答へのお礼

そうですか。やはり123便の事故の場合はきわめて稀な例なのかもしれませんね。事故当時のフライトマニュアルには油圧が2系統まで失われた場合のマニュアルはあったそうですがそれ以上は書いてなかったそうです。まさに想定外の事故だったのでしょう。
油の流出を防ぐ弁ですか。それはなかなかいい案ですね。でも今のすべての飛行機に導入されているわけではないのでしょうね。めったに起りえないような事態への対処はする必要がないということでしょうか・・

お礼日時:2006/12/09 00:10

123便というのが何か知りませんが、事故というものはいかなる対策を打とうと必ず起きるものです。

事故に巻き込まれるのはその人の宿命として諦めるしかないでしょう。

もちろん原因がわかれば再発防止策は打ちます、しかし次にはまた想定外の原因による事故が必ず起きるでしょう。

名古屋では、人間の操作に対してコンピュータが逆らって大事故が起きましたよね、これなんか設計ではよかれと思ってしたことが裏目にでて想定外の原因による事故となってしまいました。

人間にはすべてのことを想定することが不可能である以上、想定外の原因による事故は防ぎようが無いのです。これは安全対策を諦めているということではなくて最前を尽くしても結果としては尽くしたつもりにしかならないというのが現実だということです。

また、いくらマニュアルを作って徹底させたり気合いを入れて仕事をするよう指導をしても、人間が絡んでいる以上再発事故というものも皆無にすることは不可能でしょう。


*もしかして123便というのは8月12日の事故ですか?
 それでしたら、私の友人がたまたま乗っていて被害にあいました。
 前日に中学校の同窓会があり久しぶりに話を交わしたのが夢のように
 思えました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
もちろんいくら努力したところで事故を皆無にすることはないことは分かっています。航空機事故に限らずこれからも想定外の事故や災害はきっと起ることでしょう。でも根絶はできないからといって事故の対策をしないわけにはいきませんね。仮に同じような事故が起きてしまったとしても、前よりも被害を少なくできたというだけでも、前の事故の教訓が生かされたと言えると私は思います。この事故の場合は日航の企業体質や安全管理の姿勢ばかりが責められていたように思います。確かに日航の責任は問われるべきです。しかしそれ以外にもいろいろと考えるべきことはあると思います。救助体制や座席の構造、救命道具の種類など事故が起きることが前提として、どうやったらもっと生存率を上げることができるかということも社会全体がもっと考えるべきだったのではないでしょうか。ちょっとした対策でも事故の教訓が生かされたといえるはずです。


ちなみに123便とは、おっしゃる通り8月12日の事故です。この事故の呼び名はいろいろありますが誰もが分かる表現ってどの呼び方なのでしょうね・・
日航ジャンボ機墜落事故?御巣鷹山事故?

お礼日時:2006/12/09 00:48

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