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自然環境を守ろうとして取った行動が、実は自己満足(視点を変えればマイナスの行動)で終わっているケースってありますか?
例えば(*)ボランティアで砂漠へ行き木を植えて帰る行為は飛行機の燃料や排ガスを考えるとペイできないとか…。また太陽光発電は自然に優しそうだけど、そこから将来生産されるエネルギーとその器械が作られるまで掛かったエネルギーや排ガス(水とか)を考えると疑問が残るとか…。もしもそういう(結局しない方が良い)行動があった場合、どのように考えていけば良いのでしょうか?

(*)この分野は詳しくないので想像で話しています。質問の意図を伝えるための例としてあげました。根拠はありません。

A 回答 (12件中11~12件)

市民団体などによる放流活動が該当します。


河川の美化活動の一環として行われることがあるコイ・メダカ・アユなどの放流の問題点は
・生息に適さない環境に放流した場合、放流個体が短期間で死滅するだけに終わる。
・対象種以外の生物(モツゴ、ゼゼラ、ツチフキ、タナゴ類などの国内移入種、タイリクバラタナゴ、ブルーギル、カダヤシなどの国外移入種)が侵入する。
・移入種が在来集団・他種に生態学的負荷(捕食・競合・病気・寄生虫など)を与える。
・移入種が近縁種と交雑する。交雑個体に稔性がない場合には在来種の縮小・絶滅につながる(シナイモツゴとモツゴなど)。
・在来集団と遺伝的に異なる個体が放流されることにより、地域環境への適応度が下がる。
・コイによる水生昆虫・貝類・魚卵・仔魚などの過剰な捕食は生態学的負荷(底生生物の減少、タナゴ類・ヒガイ類の産卵床となるイシガイ類の減少など)を与える。
・コイを放流しても水質の改善にならない。

以上が放流の主な問題点です。
自然環境・希少種の保全・復元活動において、コイ・フナなどの放流は行わないベストだというのが個人的な考えです(コイの個体数が多い場合は捕獲する)。
日本魚類学会では2005年に「生物多様性の保全をめざした魚類の放流ガイドライン」を作成しています。
自然環境の保全を目的とした放流以外にも共通するガイドラインで、「希少淡水魚の現在と未来/信山社」もしくは下記の日本魚類学会HPで見ることができます。

参考URL:http://www.fish-isj.jp/iin/nature/guideline/2005 …
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この回答へのお礼

回答有難う御座います。実に興味深いお話でした。私利私欲ではなく地球環境に良かれと思って行った行為、またはその人、に対してどのように接するべきなんだろうか?と思っています。彼らは主義主張と自分の行動にプライドを持っていますので、説得しようとしてもうまく行かないような気がします。自然環境を全く考えていない人より「良い」とも言えるし「悪い」とも言える…難しい問題です。

お礼日時:2006/12/06 06:15

家電などのリサイクル



使えるものだから再利用して資源を無駄にしないといっても、
お古を買ってもそんなに大事にしないと思う

新しいものを購入したい為に使えるものを処分するための言い訳な感じ
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この回答へのお礼

回答有難う御座います。

お礼日時:2006/12/06 06:01

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