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はずかしいことですが,気付くの「づ」はなぜ「づ」なのでしょうか?また,ちぢむの「ぢ」,「おうさま」はなぜ「おおさま」ではないのでしょうか?はずかしながら疑問をもちました。

A 回答 (2件)

「おうさま」だけ。


現在の仮名遣いを決める(約60年前に決めました)前は旧仮名遣いが使われていたことはご存知でしょうか。主として平安時代末期の書き方を基準の仮名遣いで、現在の発音とは大きく異なっていました。

「おー」と発音する綴りでは「おほ、あう、あふ、わう」のように書かれていました。

それらのうち、「おほ」と書かれていたものは「おお」と書くことに決めました。「大きい(おほきい)」、「通り(とほり)」は「おお」としました。

「あう、あふ、わう」は「おう」と書くことに決めました。「党(たう)」は「とう」、「扇(あふぎ)」は「おうぎ」になりました。この決まりで「王(わう)」は「おう」です。

ですから、回答は「そう決めたからそう書くのです」となります。不合理かも知れませんが、そう決まってます。英語でも「hour (時間)」と「our (われわれの)」と発音が同じなのになぜスペルが違うのか、「knight (騎士)」の "k" は発音しないのだから書く必要はないのでは、と理屈を言っても通りません。それと同じです。

なお、「王」の「わう」ですが、中国語では "Wang" ですね。中国語の "ng" が日本語に入るとき「う」になりやすいのです。恐らく平安時代は「わう」と実際に読んでいたのでしょう。長い間に「おー」という発音になりました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そんな歴史があったとは思ってもみませんでした。

お礼日時:2006/12/19 22:56

「気付く」について


「づ」という仮名は新仮名遣いではなくなり「ず」と書くことになりました。「築く(きづく)」は「きずく」と書きます。
しかし、例外があります。日本語には連濁といって、二つの単語がつながるとき、後の単語の頭が清音から濁音に変化する現象があります。「落ち+葉(は)」→「おちば」などです。
「気+付く(つく)」は連濁で「きづく」になります。ただし、発音は「きずく」です。このように。「た行」が連濁で濁音になるときは「ぢ、づ」を使うことになっています。

「縮む(ちぢむ)」について
別の例外規則があったと思いますが、詳しくは知りません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2006/12/20 11:55

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