

No.1ベストアンサー
- 回答日時:
前半について。
これは単なる酸無水物の加水分解です。
酸や塩基がないのなら、水の酸素が求核剤となり、カルボニル炭素を攻撃し、C-O結合の切断が起こります。生じた-C(=O)-OH2^+からH+がとれて-COOHになります。この時生じたH+が(形式的には)-COO^-の部分にくっついてもう一方の-COOHを生じます。
後半について。
これは難しい問題だと思います。2個のカルボキシル基の間に、分子内水素結合が生じるなどの要因が考えられますが、断定的なことは言えません。
>加水分解が関係してるのでしょうか?
酸無水物の加水分解のことでしょうか?反応の生成物に関する性質を述べる場合、基本的に、それがどう言った方法で製造されたかは無関係です。つまし、ジカルボン酸の製法はご質問の方法以外にも考えられますが、どの方法で製造しても、ジカルボン酸の性質は同じになるはずです。したがって、これが酸無水物の加水分解のことをさすのであれば、関係していませんということになります。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報