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私は今度、授業で死刑制度の是非について論文を書くことになりました。
身近な人に意見を聞いていたのですが、私の周りは賛成派が多く反対派が少なかったので、反対派の方の意見をもっと聞きたいと思い今回質問させていただきました。
より多くの方にご回答いただけるとうれしいです。

A 回答 (7件)

 基本的に反対の立場です。


 勿論、闇雲に反対をしている訳ではありませんが
 (1)日本の裁判事例に於いて、未だ冤罪があり得る=死刑が冤罪の可能性が皆無とは云えない。
 (2)そもそも、「国家」が一個人に対して、「命を奪う」法的根拠があいまい。
 (1)に関しては、現在の冤罪で明らかありますが、(2)に関しては私は、古典的な自然法論者の立場を取ります。それは、「人は生まれて来た以上、人として生きる権利がある」と云うものです。勿論、殺人者はこの原則に逸脱しております。しかし、その逸脱した「犯罪者」の命を奪う権利は、誰が所有しているのかと云う問題が残ります。
 それは、「国家」だと断定すれば簡単ですが、それでは「国家」に間違い・罪は生じないのか?と云う問題が、二次的に発生します。第二次世界大戦から、既に半世紀以上経過しておりますが、あの戦争は「国家」の罪ではなかったのでしょうか?又、日本のみならず様々な「国家」は、今日も間違い・罪を犯しているのではないでしょうか?
 故に、私は、「国家」にも一個人を死刑にする権利を認めてはおりません。
 死刑は明らかな、「自然法」に違反しております。生きる権利を奪う事は、如何なる者でも許されません。それを許すのであれば、生きる権利が恣意的に制限されても構わないと云う事を黙認すると同義だと考えます。
 死刑囚の為に死刑を反対する訳ではありません。法的に逸脱しているから反対します。
 それから、死刑は「見せしめ効果」があると主張する愚かな人々が存在しますが、根本的な法律を理解しえぬ「野蛮人」だと申し添えます。
 見せしめなど、現行の法律では一切認めておりませんから。
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この回答へのお礼

国家にも間違いがあるというのは私もそう思います。
そのようなところまで考えるとたしかに死刑には問題があるのかもしれませんね。
冤罪もあってはならないですし・・・。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/03 20:48

私は反対派です。



理由1 生きて償え
理由2 誰にも、人を殺す権利はない
理由3 間違いだったらどうする
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この回答へのお礼

やはりそのようなところが死刑制度のネックなのでしょうか。
殺人犯を処罰するために誰かが殺人をしなければならない、冤罪があるかもしれない・・・。
難しい問題です。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/05 17:15

 こんにちは。


日本の司法制度は「疑わしきは被告人の不利益」が原則になってしまっています
ので、冤罪というものの生み出される余地が多分にあります。
 この点を改善出来ない限り死刑制度は危うい物だと言わざるをえません。
最近でも死刑判決ではありませんでしたが、東電OL殺人事件・仙台筋弛緩
剤殺人事件・北海道恵庭OL殺人事件と、有罪を決定付ける確たる証拠も
ないまま有罪が確定した、もしくは高裁で有罪が言い渡された判決が
出ています。これらの事件は関心があったので調べてみたのですが、どうし
て有罪になったのか理解に苦しむ事件なのです。

 確かに惨殺の刑に処してもいいような輩もいますが、冤罪の事を考えると
自分でも死刑制度の良し悪しに答えが出ないのが本音です・・・
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この回答へのお礼

この間も冤罪のニュースがありましたよね。
冤罪は決してあってはならないと思うのですが、実は私も死刑制度がよいのか悪いのかよく分かりません。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/05 17:06

最近イラクのフセイン元大統領が死刑判決がなされすぐ執行されました。


また多くの政治的混乱のある国では、権力を持ったものが自分の政権の都合の為に政敵を陥れる可能性があるので死刑を禁止することも必要かも知れません。

今の日本にいると被害者の感情論が先行していますがフセインの件で別の意味合いを考えさせられました。
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この回答へのお礼

政敵を陥れるというのは罪のない人を殺すことになりますし危険ですね・・・。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/05 17:00

私は下の方達の意見に追加して


「まだ真実や詳しい状況が理解されていないのに執行される」
という点にも問題があると思います。

池田小の事件でも「なぜそんなことを行ったのか」
という点が解決していないのに、執行されてしまいました。
原因がわからなければ犯罪を減らすことはできません。

またオウム真理教の松本被告(?)に関しても
あのような大事件がおこった原因が解明されていないにも関わらず
このままだと死刑にされてしまいます。

死刑廃止に賛成ではありませんが、必要性によっては
執行を遅らせたり、また下の方の回答のように
終身刑の導入が必要かと思います。
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この回答へのお礼

初めて聞くタイプの意見です。
確かに犯罪自体が減って犠牲者も少なくなるというのが一番の理想ですよね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/05 16:57

本来、刑事裁判は「疑わしきは被告人の利益」のはずなのですが、日本の有罪率は99パーセント近くになります。


(諸外国は80パーセント前後)
もしかしたら、死刑判決が出ているもののなかには、冤罪や、そうでなくともそれなりに情状酌量が認められるような事件も多いとは非常に考えられます。

また、死刑を積極的に執行しているのはアメリカ(一部の州では停止・廃止)と中国ぐらいなもので、他の諸外国は制度を廃止しているか停止していることが多いです。
(おそらく、♯1さまのおっしゃるように法理論的な観点から言うと死刑というのは無理があるとは思います)

また、現実問題として、死刑判決が出ているものは、
・精神的に異常をきたしている
・それなりに情状酌量をすべきようなもの
・冤罪の匂いが強い
このどれかに当てはまるとは思います。

故に、死刑制度があってもあまり意味がないような気もするように思います。
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この回答へのお礼

日本は色々と少数派だったんですね。
世界的に見たら反対派の人が多いのでしょうか・・・。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/05 16:50

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ちなみに、私が反対な理由は、
(1)死刑執行人に殺人を強いるから
(2)死刑囚をこの世の苦しみから解放してしまうから
です。

私の理想は終身刑です(無期懲役ではありません)。ただし、終身刑は場所と税金を要するので、実現が難しいのも事実でしょう。
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この回答へのお礼

二番目のは、確か池田小の犯人が「殺してほしい」と言っていましたよね。
死刑が一番つらいのか言うとそうでもないのかもしれませんね。
執行人のことも、かなり精神的な負担になりそうですし・・・。
参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/03 20:39

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