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私は食に関係した仕事をしているので、食べ物について書かれたエッセイが大好きです。レストランのガイド本とか料理の指南書とかではなく、食べ物と人生の係わり合いについて書かれたような、含蓄のあるエッセイが特に好みです。好きな作家は壇一雄、開高健、吉田健一、池波正太郎などで、これらの作家の食にまつわるエッセイはほとんど全部読んでしまいました。東海林さだおのシリーズも全部読みました。最近は読むものがなくて困っています。みなさんおすすめの食べ物エッセイを教えてください。

A 回答 (11件中1~10件)

ものすごーく古いのですが・・・私はこの本がラジオで朗読されるのを聞いて、食の本にはまりました。

かなり集めました・・・笑。
村井弦斎 著 「食道楽」

http://www.yumyumtown.com/lib/shokudoraku/index. …

あと、宇野鴻一郎「味な旅 舌の旅」
獅子文六「飲み 食い 書く」「続 飲み 食い 書く」
も大変面白いです。中公文庫にはそういう食の本多いですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。「食道楽」は日本のグルメ本の原点、ということで知っていましたが、古典(?)の苦手な私はいまだ手付かずでした。堅苦しい本を想像してましたが、なんだか面白そうですね。いずれ機会を見て挑戦したいです。
宇野鴻一郎は私も大変面白く読みました。ほかにも立原正秋とか渡辺淳一とか、ちょっと官能的な小説を書く人の食味エッセイは、独特ななまめかしさがあって好きです。
獅子文六のこの本は知りませんでした。「食味歳時記」というのを昔読んで面白かった記憶があるので、この本も探してみたいです。

・・・こうして見てみると、食べ物の本を書くのは男性ばかりですね。
何故なのでしょうか?

お礼日時:2007/02/07 11:06

わたしもしつこく書きます(笑)


今読んでいるのは

石渡希和子「ぜいたくなひとりごはん―毎日の食事をちょっぴり楽しくするヒント」
野中柊「きらめくジャンクフード」

「ぜいたくな」の著者は「おいしいごはんの店」「やさしいくらしの店」などでイラストを担当している人なので、かわいいイラストやイラストに添えられた説明書きも楽しく、ゆっくり少しずつ読んでいます。
「きらめく」はハンバーガー、ポテトチップスなどのいかにもジャンクフードからクラムチャウダーやベーグル、オムライスなど数々の食べ物に対するエッセイが目白押しで、読んでいると口が寂しくなってくるので、一気に読んでしまうのがもったいなくてこれも少しずつ読んでいます。

それにしても、食べ物エッセイを2冊も同時進行で読むわたしって相当食いしん坊かもしれませんね。

ほかには
岸本葉子「岸本葉子の暮らしとごはん―シンプルで心地よい生活ノート」
も、結構好きです。
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この回答へのお礼

mutsuki1さん、何度もありがとうございます。
おすすめの本、書評を読んで見ました。
私は外食関連お仕事をしていますが、この辺の本を読むと何かヒントが得られるのかもしれませんね。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2007/02/14 10:55

まだ〆られてなかったので、性懲りも無くまた書きました(笑



>・・・こうして見てみると、食べ物の本を書くのは男性ばかりですね。
何故なのでしょうか?
そう言えば、何故なんでしょう・・・実は矢張り男の方がいやしいのでしょうか・・・(苦笑 
そう言えば、お袋の味とかに拘るのも殆ど男ですよね・・・うーん・・・
と・・・横道に逸れました。

こう言うのはいかがでしょう。

C・W・ニコル「冒険家の食卓」角川文庫
開高 健 「ああ、好食論争」潮文庫
同    「食卓は笑う」新潮文庫
同    「地球はグラスのふちを回る」新潮文庫
畑 正憲「ムツゴロウの雑食日記」文春文庫

開高 健は特に面白いです。畑さんは凡そなんでも食べるのでこれまた面白いです・・・実は・・・私と友人とで昔、開高 健と畑 正憲とC・W・ニコルが居たらありとあらゆるものは食べてしまうのでは無いか・・・等とよくギャグを言い合ってました。  
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この回答へのお礼

ironman28さん、またまたありがとうございます。

>そう言えば、何故なんでしょう・・・実は矢張り男の方がいやしいのでしょうか…
女性の食べ物本もいくつか読みましたが、「おいしそう」と感じさせる本は少ない気がします。よく「男は舌で味わい、女は目で味わう」と言われますが、そもそも女性の味覚は男性の味覚とは種類が違うのではないでしょうか。どうも私(男)には女心が理解できません(笑)。

開高健さんは私も愛読しています。すごいですね、あの健啖ぶりは。名作「新しい天体」には圧倒されました。ニコルさんと畑さんは未読なので、こちらの方は是非読んでみたいです。ムツゴロウさんも食べ物本を書いていたとは初めて知りました。

最後に、
>開高 健と畑 正憲とC・W・ニコルが居たらありとあらゆるものは食べてしまうのでは無いか・・・
この3人にもう一人加えるなら、農大教授小泉武夫さんです。是非ご一読を。

お礼日時:2007/02/14 10:24

わたしも食べ物に関するエッセイがすきなのですが、他に何があったかど忘れしてしまって・・・。

とりあえず浮かんだものを書きます。

石井好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」
森下典子「いとしい たべもの」
阿川佐和子/檀ふみ「ああ言えばこう食う」

また、読んでみたいと思っているのは、平澤まりこ「すてきなあなたに 秋・冬」や森茉莉さんのエッセイです。
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この回答へのお礼

mutsuki1さん、ご紹介ありがとうございます。
女性の書いた食べ物エッセイはほとんど読んだことがないので、今後チャレンジしてみたいと思います。
石井好子さんというのは有名なシャンソン歌手ですね。パリの思い出を書いた本でしょうか。面白そうですね。
森下典子さん・・・この人は知りませんでした。書評で見るとなかなか面白そうな本です。
阿川佐和子/檀ふみ・・・両女史とも父親は名うてのグルメで、食に関しても名著を残している方々です。きっと娘の本も面白に違いありません。早速本屋で探してみます。

ちなみに女流の方の書いた食べ物エッセイで私が一番面白かったのは、大道珠貴「東京居酒屋探訪」という本でした。食べ物というより「酒」のエッセイですが。おすすめです。

お礼日時:2007/02/08 14:05

#3です。

百けん先生はお読みでしたか^^;

「食道楽」も…と思ったら他の方がおススメでしたので、他の本を思い出したので追加します。

太田愛人という牧師さんのエッセイです。
「辺境の食卓」「大地からの贈物」です。
食いしん坊だけどマジメな牧師さんで、自給自足(もちろんムリなものはムリせず購入)、引越しの贈物に鍬をもらったりする方です。含蓄ありまくりですよ。

自分で作って食べるものも美味しそうだけど、旅先でのゴハンの描写も捨てがたいです。

賞もとったエッセイなので、これも既読かな…と思いつつ。
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この回答へのお礼

takomariさん、再度ありがとうございます。
太田愛人さんという名前ははじめて聞きました。牧師さんですか・・・ロハス系(?)の人みたいですね。「辺境の食卓」の書評を見ると、結構ワイルドな食生活の人みたいで、興味がわきました。早速取り寄せてみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/08 13:45

単純に「美味そう!」という本であれば、東京農大の小泉武夫先生が日経新聞夕刊に連載しているコラムをまとめた4冊、『食に知恵あり』『食あれば楽あり』『食に幸あり』(以上、日経ビジネス人文庫)『小泉武夫の料理道楽食い道楽』(日本経済新聞社)が良いですが、



私がお勧めなのは、西川治さんの『悦楽的男の食卓』 (白馬出版)です。

かなりグッとくる、男っぽい料理と写真と生き様の本です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。小泉先生は私も大ファンです。あのパワー、知識、行動力、探究心、頑健な胃袋、リズムの良い文章、すべてに圧倒されてしまいます。この4冊は未読なので、早速探してみます。ちなみに私のおすすめは「不味い!」です。
「悦楽的男の食卓」この本はたしかに男っぽい料理の本ですね。「男子厨房に入る」ブームの原点になった本のひとつでは、と思います。私も昔、この本のレシピで料理を作ったことがあります。(何を作ったか忘れましたが)

お礼日時:2007/02/07 16:13

 有名どころですので既読かもしれませんが・・・・



 『もの食う人びと』 (辺見庸著、角川文庫)
 元通信社特派員の著者によるルポ!講談社ノンフィクション受賞作です。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%82%E3%81%AE%E9%A3 …

 『ゆで卵』(角川文庫)
 こちらは、食べ物をめぐる短編小説集です。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%86%E3%81%A7%E5%8D …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。『もの食う人びと』は私もちょっと気になっていました。レビューを見ると、なんだかすごそうな本ですね。是非呼んでみたいと思います。
 『ゆで卵』…小説は、私はあまり読まないんですが、『もの食う人びと』が面白かったらチャレンジしてみたいです。

お礼日時:2007/02/07 15:54

古いし外国の本ですが…



『美味礼讃』ブリアーサヴァラン(著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4003252411
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この回答へのお礼

うーん、これは名著中の名著、いわゆる「古典」ですね。題名は知っていますが、難しそうで、なかなか買ってみる気になれない本です。これも食わず嫌いかもしれませんが。
同じような古典で「随園食単」というのもありますね。私はどちらかと言うとフランス料理より中華のほうが・・・。

お礼日時:2007/02/06 22:09

内田百けんの(けんは門+月)「御馳走帖」はおススメです。

食いしん坊先生の食にまつわる文章の集大成です。
三宅艶子の「ハイカラ食いしんぼう記」も良いですよ。物心ついたときから結婚初期までの美味しいものの思い出がいろいろなエピソードとともに書かれています。
どちらも私の大好きな本です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。百鬼園先生は私も大ファンです。「御馳走帖」は名著ですね。ホテルでの豪華な「新年会」の話など、とても痛快でした。
三宅艶子という名前ははじめて聞きました。面白そうな内容です。いつごろの時代でしょうか。早速探してみます。

お礼日時:2007/02/06 21:44

手に入りにくいとは思いますが、


伊丹十三さんの「フランス料理を私と」
子母澤寛さんの「味覚極楽」の2冊が特にお薦め。
辻静雄さんの本も文庫になっている物がありますし、玉村豊男さんの本も良いと思います。あと嵐山光三郎さんの「文人悪食」とか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。「味覚極楽」と「文人悪食」は名著ですね。私も愛読しています。
伊丹十三さんも食エッセイを書かれるとは知りませんでした。私はどちらかというと中華・和食党なので、フランス料理系の本はちょっと敬遠していました(食わず嫌い?)。今度探してみようかと思います。

お礼日時:2007/02/06 20:13

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