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甲野善紀は養老孟司との対談で「合気道は心得のあるものには上手く技がかかるが、素人にはかえってかからない」というような主旨の発言をしています。翻って西野流呼吸法では「対気」というものがあり「気」で相手が吹っ飛ぶといいますが、これも初心者ではダメで、ある程度西野塾に通った人でないと飛ばないと言います。実際に後者のほうを試してみた小生は要するにあれは自己暗示でしかないと考えていますが、前者のほうも、つまりは「馴れ合い」で飛ばされるのでしょうか?或は「暗示」ですか?(前者でも後者でも)実際に経験された方のご意見をお待ちします。

A 回答 (7件)

合気道については他の方がおっしゃっていたようなところでしょう。

が、合気道素人で力のある人や他の格闘技をやている人に対して制するようになるには、かなりの修練&研究が必要になると思います。
ただし「馴れ合い」で飛ばされるだけなら護身術としても役に立たないものになるので、それだけでは一つの流派として長く存在できないと思われます。合気道は結構長く存在しているので、それだけでも対合気道未経験者にも効果があるものといえると思います。
(対談で発言した方は自分の武術(柔術)がそうなのでしょう。)

西野流については賛否両論あると思いますが、私もSCCさんと同意見です。こちらは武術ではないし、レベルが低いと飛ばされないという(暗黙の?)論理は「飛ばされたいという願望」を植え付けるので、より飛ばされやすくなるのだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。小生が感じている所をきれいにまとめて戴いた気がします。つまり実戦(?)としての合気道は、あんなにボンボン人が飛ぶというよりは、関節止めで動きを封じたり、あるいは骨折を伴ったり、ということになるようですね。

西野流については創設者が合気道の高段者で、修業のさなかに触れないまま相手が飛ぶという経験を経て「対気」を考案したというような伝説(?)がありましたのでお尋ねしましたが、やはりなにも関連していないと考えるのが妥当でしょうか。

お礼日時:2002/05/28 15:44

私は合気道を少々やっていますが、大体3段以上に技をかけられたときがヤバイです。


飛ばないと頭から落ちます(小手返し、etc.)。
逆に級のレベルだと耐えられます(文句言われますが)。

技をかけるときですが、飛ばすことはあまり考えません。
かけられたときの経験から、うまければふっと飛びます。
素人だったら・・・多分腕折るか頭打つんじゃないでしょうか。

以前知り合いに掛けてみましたが、蹴られました。
飛ぶことはないようです。

その他の技の効き具合ですが、
 未経験者には肘極めと2教がよく効きました。(関節技)
 投げ技では腰投げ、十字投げ、四方投げがわりかしよく飛びましたが、落ち方がかなりやばかったので危険です。
 小手返し、合気落としは抵抗されて腕や首を折りかけました。(引きずり込まれそうになって怖かった)
 呼吸法や呼吸投げ、回転投げは未経験者にほとんど決まらなかったです。技の途中でつながりが切れてしまい、当身か関節技に移行するしかなくなります。

合気道の技では呼吸法が一番怪しげなので、この点を調べるといいかもしれません。

西野流呼吸法は初耳なのでできたら教えてください。
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この回答へのお礼

古い質問を見つけてご回答いただき有難うございました。内容とは直接関係ありませんが、飄々とした語り口(?)がとても心地よく、結構殺伐としたことなのになぜか楽しく読ませていただきました。

たしかに呼吸法は怪しげですよね。西野流は検索でたくさんヒットしますが概してちょうちん記事が多く、はっきり言ってますます怪しげに思えます。有名人が多く礼賛しているのでつい信じそうですが、ともあれ合気道とは関係なさそうですね。

お礼日時:2002/07/15 20:02

#2です。


>演武というのでしょうか、デモンストレーションのような場合に、まるで舞のように人が飛びますよね。あれはやっぱり飛ぶ人の意思が入っていると思われます。未経験者なら確かに関節を傷めるでしょうが、逆に力や心得のある人ならそうやたらに飛ばないのではないでしょうか。

少し誤解があるのかもしれません。
練習なので技が滞りなく行われるようにうまく動いてあげる必要もあります。
受ける側がうまくなければ技が途中で止まってしまったりしてかけるほうがうまく動けないので舞のように人が飛ぶというのは受けている人のほうが上段者で技を導いているということもあるのです。

実戦ではどうかというとあまり投げ飛ばすことはしないです(怪我させたくないですし)。
売られた喧嘩でも格闘技経験者はその全てが武器として考えられることもありつかまると不利になるようですし。
基本的に相手の攻撃を流して角度を取って気絶させれる点を狙うのが一番です。
たぶん格闘技のなかで合気関連が一番動かないで戦うかもしれません。
(祖父:「流派知らず・看板無し」に教わっただけで習ったのが一般の合気と同じかはちょっと不透明ですが・・・。)
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この回答へのお礼

失礼な言い方に思われたら申し訳けないのですが、
>実戦ではどうかというとあまり投げ飛ばすことはしない...というより、実戦ではあんなに簡単に投げ飛ばせないのではないでしょうか?合気道者同士の試合なら別ですが、心得のない者は遮二無二抵抗して、それこそ投げられるよりさきに骨折しそうです。

合気道での人の飛び方がどうにも西野流に似通うもの(つまりお互いの implied consent)があるように感じた故の質問でしたが、明らかに違うということはとりあえず理解しました。ありがとうございました。

お礼日時:2002/05/30 17:25

#3の者です。



>演武というのでしょうか、デモンストレーションのような場合に、まるで舞のように人が飛びますよね。あれはやっぱり飛ぶ人の意思が入っていると思われます。未経験者なら確かに関節を傷めるでしょうが、逆に力や心得のある人ならそうやたらに飛ばないのではないでしょうか。



合気道の受身は前回り受身と後ろ回り受身があります。

代表的な技に小手返しがあります。
合気道の初心者がこの技を受けるとやはりぎこちない受け身になります。

長年合気道をしてると当然ながら受身も綺麗になってきます。
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この回答へのお礼

再びのコメントありがとうございました。

お礼日時:2002/05/30 17:11

合気道ですが、技を受けるほうは自ら飛んで受身を取らない関節を痛めてしまいます。



ですから合気道未経験者に技をかけるのは危険です。
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この回答へのお礼

演武というのでしょうか、デモンストレーションのような場合に、まるで舞のように人が飛びますよね。あれはやっぱり飛ぶ人の意思が入っていると思われます。未経験者なら確かに関節を傷めるでしょうが、逆に力や心得のある人ならそうやたらに飛ばないのではないでしょうか。

お礼日時:2002/05/28 15:30

伊達家分派として・・・。


基本的に「イチローでもボールだまは打てない。」ということです。
合気は相手のエネルギーを流すことをしますから。
いわゆる素人の腰の入っていなかったり重心がなかったりという攻撃はうまく流しづらいものです。
(その場合は崩しとかの別な攻撃をしますけど)
下手に流すと怪我させる恐れもありますし。

ちなみに馴れ合いで飛ばされる修練もあります。
空手でゆう型に近いものですけれども。
最初はこれからやらないとうまく投げられる(受ける)ことが出来ないのでこの馴れ合いは必須です。

暗示ではないですよ。
(暗示の技もありますけどね。そっちのほうが難しいですよ。)
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この回答へのお礼

早速ありがとうございます。たしかに件の甲野氏も似たような発言をされていました。簡潔ですがいかにも経験者の方のコメントと感じました。

お礼日時:2002/05/28 15:25

 西野塾は本でしか読んだ事がありません。

私は合気道以外の武道を学んだ身なので、一般武道と通ずる合気道に関してのみ回答させて頂きます。

 対談での発言で疑問を持たれて当然ですね。確かに合気道の心得のあるものには技をかけ易いのも事実でもあり、また、阻止されやすい面も持っています。
 それぞれの武道では二人一組になって練習する方法が含まれています。この練習を繰り返す事により、相手が技をかけて来た際に自己の関節等を守るために素直にかかるように身体は動きます。これは条件反射として動きます。
 対談での言い方とは異なりますが、私の経験では「心得のあるものには上手に技がかかるが、素人には相手を怪我させないように気を遣わなければならないので難しい。」と言えます。
 余談ですが、逆に相手の骨を折る必要がある場合は相手が素人の方がやりやすいです。ハイ・・・(^^;
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この回答へのお礼

早速明解なご回答ありがとうございます。「相手の骨を折る必要がある」シチュエーションを想像するとちょっと戦慄しますが。

お礼日時:2002/05/28 15:21

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