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先日お亡くなりになった鈴木ヒロミツさんの戒名は生前ご自身が決めた物
であるという記事を読みました。
そこで質問なのですが、戒名は自分で考えても良いものなのでしょうか?
通常お寺で頼む場合は一文字増えるほどに高額になりますよね。
生きている間に自分で考えたり、家族がこの戒名をつけて欲しいとお寺に頼んだら戒名代?は払う必要はないのでしょうか?

A 回答 (8件)

自分で付けることはできませんが、“自分で考えた(つくった)戒名を、菩提寺のお坊さんに付けてもらう”ということならば、お坊さん次第です。


自分で考えた戒名は自分で考えただけのものであり、それを付ける(授ける)のはあくまでもお坊さんですから戒名料(戒名料とは名目にすぎず、本来は“布施”のはずです)に影響しませんが、このように特別な配慮をしてもらった場合にはそれなりの御礼をしなければならないでしょう。
本来、戒名は当人のことをよく知っている菩提寺のお坊さんが、本人に“ふさわしい”ものを考えて付けるものですので、自分で考えるべきものではありません。
生前戒名(逆修)なら、「このようになってもらいたい」と願いを込められて付けられます。

ところで、当方の知り合いに、戒名の付け方(正しくは“つくり方”、いろいろ決まりごとがあるんです)を檀家に教え、おかしくなければ希望のものをそのまま付けるお坊さんがいます(そのこと自体の是非はともかくとして)。
ほとんどの檀家は、本人にぜんぜんふさわしくなくい、しかも“○○院□□△△居士(大姉)”を希望するそうですが、「そのようになってもらいたい」と説いて、生前に付けるようです。

しかし、ほとんどのお坊さんは自分で考えた戒名は嫌いますね。その寺の法脈(簡単に言えば、“方針”)に合わないものがほとんどだからです。ほとんどの場合、分不相応の戒名を考えてきますから。

なかには、お坊さんと全くかかわらず、自分で勝手に考えた戒名を用いる人もいます。当然、正式なものではなく、お坊さんも認めませんが、ダメということもありません。
お寺の記録(おもに“過去帳”等)に記載されない正式ではないものは、戸籍に記載されない名前は正式なものではないのと同じということです。

今のように戒名を付けるようになったのも古くはありませんし、位牌も本来は儒教のものですから、仏教徒はあまりこだわらない方がいいものです。
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この回答へのお礼

有難うございます。
確かに自分で考えた戒名が分不相応だと良くないですよね。

>今のように戒名を付けるようになったのも古くはありません
そうなのですか!江戸時代頃からでしょうか?

お礼日時:2007/04/01 01:06

>法事は仏教信者の人は行わないのでしょうか?


これは『仏教信者の人』ではなく、『仏教信者ではない人』のミスプリですよね。その仮定でお答えします。
 非仏教徒は『法事』はやりません。私は神道の信者ですから『お祭り』をやります。従って盂蘭盆会はやらず、神主さんに来ていただいて春期恒例祭、秋期恒例祭を行ないます。

>日本の慣習で皆(少なくとも私の周りでは)しているから、仏教信者
>かどうかに関係なく行わなければいけないものだと考えていました。
 御自分の意志とは関係なく、法事を行えば、他人は貴方を仏教徒の見なしますね。でも御自分は違うと思われるなら、戒名は勝手につければいいのです。その代わりお寺の和尚さんとの関係は壊れ、法事には来て貰えなくなる覚悟が必要です。
 キリスト教徒に改宗するとこれはクリスチャンネームを貰うことになります。特に法事はないようですね。 
 神道は先に説明したとおりです。
 私は神道に改宗されることをお奨めしますよ(^_-) 何の手続きも不要で、春分、秋分に神主さんに来ていただいて祝詞を神棚に向かって上げていただけばいいのです(^_^) 神社はどこでも構いませんが、私は出雲大社です。そうすれば戒名料は一切なしです。葬式代も神棚と榊だけですから格安です。
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この回答へのお礼

有難うございます。ミス失礼いたしました。
法事は仏教信者の人ですね。
でも死んだ人が仏教信者で、家族や親族が他の宗教の信者であった場合はどうするのでしょうね(^^;)
私自身は何教を信じるということはなく(キリスト教の学校に通っていましたが)、大きな存在(神様)が宇宙全体を見守っている…という漠然とした考えです。

お礼日時:2007/04/01 00:56

 戒名は死後のミドルネームではありません。


 仏教徒として保つべき戒めを授かった、その証としての名前。つまり正式に仏教徒となったことを意味する名前です。
俗人の名前は世間的な名利・名誉を求め、それが叶うようにと付けられる世俗的価値観に基づいて付けられるに対し、そのような世俗的価値を捨てて、悟りを求め仏道に精進することを表す名前が戒名(法名)です。
 仏教徒の葬儀は、単なるお別れ会ではなく生前に正式に仏教徒になるために儀式を受けることができなかった人に、死を契機として導師を努める僧侶の元に弟子入りし、そこで仏教徒としての戒めを授かる。そして師から弟子に名を授ける。それが物事の順序というものです。
 そして重要なのは世間的な価値観(金持ちになりたい。会社で出世したい…)に左右されて名乗る名前ではありません。金が惜しいから…という気持ちで名乗るものでもありません。仏教徒としてどのように生きていくかを前提として名乗るものです。

 生前に決めた戒名というのは、生前にすでに菩提寺より戒名を授かっていたという意味でしょう。もちろん、自分で希望した戒名を…ということも可能ですが、それも師からその名を名乗ることを認めてもらい、そして師より授かるものです。


>さて、戒名を自分でというのは、言ってみれば自分で勝手につけたということで、お寺とは関係がないものということでしょう。
>お寺とは無関係に自分で考えたり、家族でつけることは可能で、その場合、お寺に頼むことはできませんし、戒名代は払う必要もまったくありません。
>>自分で考えた場合は戒名代は不要なのですね。
そんなものは単なるニックネームに過ぎず戒名ではありません。戒名は仏教徒としての証明の名前です。仏教徒以外の人に戒名は存在せず、また戒名は死後のニックネームでもありません。
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この回答へのお礼

有難うございます。
死ぬ=戒名をつけるという単純なものではないのですね。
仏教信者がつけるものなのですね。

お礼日時:2007/04/01 00:43

No. 1 のものですが補足します。



> 戒名を書いた位牌を用意して仏壇に飾ればよいだけだと思っていました…。

それでご遺族が納得していればいいとも言えますが。私の感覚では、自分勝手に付けた戒名の位牌なんて金が惜しくて作った偽位牌で、拝む気にはなりません。偽位牌を作るくらいなら、戒名なんて付けず俗名だけの方がマシです。しかし、これは私の感覚で人それぞれです。

正式な位牌は、菩提寺に戒名を付けて戴き、菩提寺経由で仏具店に位牌を作って戴きます。菩提寺の住職が位牌に魂を入れて、ただの木切れではなく位牌になります。位牌が不要になって棄てるときも、住職に依頼して魂を抜いて貰う必要があります。もちろん、これらの儀式は単なる気休めだからどうでも良いとも言えます。
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この回答へのお礼

再度有り難うございます。
俗名というのは普段私たちが使っている自分の名前のことでしょうか?
将来自分が死んだ時は、墓も仏壇も作らず、法事もせず、遺体は焼いて海とか宇宙に散らしてほしいなんて考えていますが、難しいかもしれませんね(^^;)
質問の趣旨と異なりますが、私自身が戒名を自分で付けたいということではなく、付けることが可能かどうか気になったということです。

お礼日時:2007/03/31 08:22

一般には本人の希望を寺が追認する形になります。


あるいは本人の希望(内願)を取り入れて寺がそれを付けた形にします。生前にお決めの方の場合にも、使ってはいけない文字等もありますので宗派上の決まり上問題ないか住職が希望を確認し、その内願されたものを追認し使用します(本人が希望したものを寺が付けた形にします)。
あくまで当該宗派または寺院の仏弟子として師僧が付けた形となります。したがって、寺院墓地の場合には当該寺院の仏弟子だから納骨ができるわけです。それ以前に、ちゃんと付けられていない状態で葬儀の同士をする寺院はありません。(セレモニー用の偽坊さんなら可能かもしれませんが、それでは悲しいでしょ。)
なお、本人の希望(内願)を取り入れて寺がそれを付けた形のほうが、希望を取り入れて下されたと言う意味合いもあって御布施は高めになります。
もし、ご貴殿が所属寺院のある檀家なら檀家としての寺院維持費の負担金ですから、それを理由に御布施を減らせば寺院が赤字になり他の方が出すか寄付金依頼が行くか寺が潰れるだけです。檀家以外でしたら、寺院は毎年の維持費を代々負担している檀家さん以下で葬儀のお引き受けは出来ない(檀家から怒られます)ので、やはりそれで費用が安くなると言うことはありえません。
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この回答へのお礼

有り難うございます。
使用できない文字もあるのですね。
わが家は檀家ではないと思います。
そういった話をきいたことがないので…。

お礼日時:2007/03/31 08:14

 貴方が仏教徒であることを認め、法事などをお寺さんに頼んでやって貰いたいなら、仏教のしきたりに従う必要があり、戒名は貴方の家が所属しているお寺の住職につけて貰う必要があります。


 しかし仏教を捨てるなら戒名を勝手につけてもいいし、つけなくてもいいでしょう。ちなみに私の家は神道の信者なので戒名はなく、故人は生前の名前に男の場合は命(ミコト)、女の場合は刀自(トジ)とつけた名前を墓に彫ります。キリスト教の場合はたぶん洗礼名を入れることになるのでしょうね。いずれの場合も戒名料などというものは取られません。
 戒名を勝手につけることは、できるかできないかではなく貴方がどうするかの問題なのです。
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この回答へのお礼

有り難うございます。
私自身は仏教徒である自覚はありません。
(特定の宗教を信じるということは無いということです)
法事は仏教信者の人は行わないのでしょうか?
日本の慣習で皆(少なくとも私の周りでは)しているから、仏教信者かどうかに関係なく行わなければいけないものだと考えていました。

お礼日時:2007/03/31 08:11

元来、戒名は死後につけられるものではなく、生前の功徳に対してお寺がつけるものです。

本当は戒名は金銭で買うものではなく、功徳に対してつけられるものなのです。
現在でも、お寺で研修?or奉仕のような機会を設けておられるので、そういった行事に参加されたり奉仕をされると戒名をつけてもらえます。
尤も参加費がかかりますが。。。

さて、戒名を自分でというのは、言ってみれば自分で勝手につけたということで、お寺とは関係がないものということでしょう。
お寺とは無関係に自分で考えたり、家族でつけることは可能で、その場合、お寺に頼むことはできませんし、戒名代は払う必要もまったくありません。
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この回答へのお礼

有り難うございます。
自分で考えた場合は戒名代は不要なのですね。

お礼日時:2007/03/30 08:33

類似質問がありました。


http://personal.okwave.jp/qa2796992.html

結論からいうと、「戒名は自分でつけるものではない」です。どの宗派でも、戒名を付与する僧侶には資格が必要なこと、戒名はただ漢字を並べたものではなく厳密な決まりがあること、が理由です。

もちろん、宗派と関係なく自分で勝手に名乗るのは自由ですが、僧侶が認めるかどうかは別です。少なくとも、葬式の際に自分で付けた戒名ではお経をあげて貰えないでしょう。鈴木ヒロミツさんの戒名はこのケースではないでしょうか。

自分で付けた戒名を墓石に彫れるかどうかはお寺さん(及び石材店)との交渉次第です。
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この回答へのお礼

有り難うございます。
戒名はお経をあげる時に読まれたり、墓石に彫るものだったのですね。
戒名を書いた位牌を用意して仏壇に飾ればよいだけだと思っていました…。

お礼日時:2007/03/30 08:31

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