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株式投資をする上で
・PER
・利回り
・益回り
・ROE
などが表示されますが
利回り、益回りの意味がわかりません。
株式投資をする上でどちらを重要視しますか?
また、ROEは何%ぐらいが適切ですか?

A 回答 (1件)

益利回りは、株式の一株当りの税引き後利益を株の時価で割ったものです。

益利回りの意味は、債券との比較で言えば、債券の購入価額にあたる部分を株式の時価、利息にあたる部分を一株当りの税引き後利益とおいて、投資金額に対して毎年どれだけのものを投資家が受け取れるか、その利回りを見るものです。。(勿論、債券の利息は、毎年確定した、あるいは一定の計算式に従って計算される一方、一株当りの純利益は、将来どうなるかはわかりませんが。)
利益が全額配当に回らなくても、内部留保に回った分は、確実に株主資本の増加になるので、株主資本の額=投資家のもの、という考えから、配当するかしないかに関わらず、投資家が受け取るもの、と考えます。
PERは、株価÷一株利益なので、益利回りとPERはそれぞれお互いの逆数の関係にあります。
一方、利回りとそれだけでいったら普通は配当利回りです。具体的には、1年間の受取配当金÷株の時価です。純利益を全額配当に回せば、(配当)利回り=益利回りになります。(配当)利回りは、会社の配当方針(内部留保と配当の比率をどうするか)によって変わってしまうので、投資にあたっては益利回りの方が重視されます。

ROEには何%が適切というのはありません。利益の内部留保はせず、事業に必要な金は銀行借入などに頼ると、株主資本の比率が低くなって、同じような利益水準であっても、ROEは高くなります。でも、これは利益を生み出す力が強いからではなく、単に株主資本比率が低い(=潰れやすいとも言える)からです。だからROEは高けれ高いほどいい、という訳ではないです。勿論、同じ株主資本比率であれば、ROEが高いというのは、一株当りの利益も多い、って事になりますから、それはプラス材料です。ROEは、市場金利(例えば長期国債の利回り)よりも低ければ、それは株主が預けている金を、その会社が国債並の利回りで「運用できていない」事を意味しますから、それは明らかに問題ありですが、それ以外は、「○%だから適切」というのはありません。あくまで株主資本比率と合わせて考えなければなりません。例えば、株主資本比率が20%しかないのに、ROEが6%ってひく過ぎやしないか?ってな感じです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/13 12:10

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