
A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
「グメリン」を見てみると、Fe3+触媒によるH2O2の分解において、中間体として[Fe3+(H2O)5(HO2-)]といった錯体ができることが考えられているようです。
この錯体の色ではないでしょうか。ただ、正確な反応機構はまだわかっていないみたいです。ドイツ語は読めないので、詳しいことはわかりません、すみません。もうちょっと調べてみようとは思いますが…。
呈色自体は定性分析の教科書にでも載っていそうな気がしますが、意外にないですね。私もこの呈色は初めて知りました。
参考:
"Gmelins handbuch der anorganischen chemie"の"Sauerstoff"第7分冊、p. 2377-2383
No.1
- 回答日時:
無機化学は専門外ですので,具体的な回答は専門家の方にお任せするとして,チョットした参考意見だけ。
お書きの反応式には「塩化鉄(3)」は出てきませんね(触媒なので当然ですが)。しかし,反応機構を細かく見れば,どこかで「塩化鉄(3)」が「過酸化水素」等と反応しているはずです。
この反応で生じる化学種がその色の元でしょう。例えば,「水酸化鉄(III)」は赤褐色です(今の場合に当てはまるかどうかは判りません)。
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