
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
rei00 です。
補足拝見しました。簡単に書きますので,詳細は教科書などを御覧下さい。
【BF3・Et2O の場合】
CH3-CO-O-CO-CH3 + BF3 ←→ CH3-CO-O-C(CH3)=O・・・BF3
←→ CH3-C(+)=O + CH3-CO-O-B(-)F3
CH3-C(+)=O + R-OH → R-O-CO-CH3 + H(+)
ルイス酸(BF3)が無水酢酸のカルボニル酸素に配位する事で無水酢酸が活性化され,反応種である CH3-C(+)=O が生成します。アルコールやフェノールの水酸基が (+) の炭素を求核攻撃してエステル化が起こります。
【Pyridine (Py) の場合】
CH3-CO-O-CO-CH3 + Py ←→ CH3-CO-Py(+) + (-)O-CO-CH3
CH3-CO-Py(+) + R-OH → R-O-CO-CH3 + H-Py(+)
求核性を持つピリジンが無水酢酸と反応して活性化されたアシルピリジニウム塩を生成します。このアシルピリジニウム塩の窒素原子は (+) 電荷を持っているため良い脱離基になり,アルコールやフェノールの水酸基による求核置換が起こりエステルが生成します。
いかがでしょうか。
No.1
- 回答日時:
> 触媒としてフッ化ホウ素エーテラートとピリジンを
> しようしたのですが
「フッ化ホウ素エーテラート」と「ピリジン」は同時に使ったのでしょうか?
それとも,「フッ化ホウ素エーテラート」を使った反応と「ピリジン」を使った反応の2つを行なったのでしょうか?
補足下さい。
なお,無水酢酸を用いてのアセチル化は,酸触媒でも塩基触媒でも行なえます。一般的には,ピリジン/無水酢酸によるアセチル化が行われるはずです。
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