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 俳句のまったくの初心者です。 先日、残雪が多い春山に出かけ、座禅草をみつけました。 山ではよく季節が2つ同居しています。 春だけど雪そして花、そんな驚きを俳句にしてみたいと思いました。
 座禅草を春の季語にして句を作る時、中に雪のつく言葉をもってきてよいものか、残雪・雪原などを別の言葉でイメージできるように工夫すべきか、雪からはなれて別の視点で考えるべきか、わかりません。
 やはり、雪がつく言葉は季語になってしまうのでしょうか?
 俳句では、季節をイメージできてしまう言葉を2つ入れるのはいけないことでしょうか。  よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 pyonsuke81さん こんばんは



 季語で言う所の季節とは、現在の温度感覚の季節(春・・3~5月 夏・・6月~8月 秋・・9~11月 冬・・12~2月)では無く、立春~立夏前日までが春と言う旧歴の季節を用いています。例えば東京の富岡八幡宮の大祭は8月15日付近の日曜日に行なう祭りなのですが、気候的には真夏でも立秋を過ぎてから開催される祭りなので「秋祭り」と言う事になり、季語的には秋の季語になります。したがって実際問題一番雪の降る2月が春扱いになるので、雪が季節的に難しい事になります。例えば新雪ですと冬で、名残雪となると春を指す事になります。

 以上より座禅草と雪系の言葉が一緒になる事は有り得ると思います。例えば「残雪に そっと芽を吹く座禅草」みたいに「雪」と言う言葉と「座禅草」と言う言葉が1つの句にあっても良いと思います。

 俳句の中で季節をイメージする言葉が2つ入れてはいけないかですが、私には解りません。季節的に統一が取れていれば問題がないと思いますよ。
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この回答へのお礼

  詳しい説明をいただきありがとうございました。
季語は難しいですね。 「季重なり」になっても「よい・わるい」の判断はどう考えたらよいのでしょうか。 例えば(名残雪・春の窓)の組み合わせのように、どう考えても同じ季節の事がダブっていて、くどい。…こんな場合避ける、と考えればよいのでしょうか。

お礼日時:2007/05/10 14:43

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