
濃度計算ができなくて悩んでおります。
心筋細胞培養系(35mm dishに4.0*10^5 cells/mL、培養液2mL)に阻害剤(DMSOに可溶)を10μMの濃度で付加しようとしています。
その阻害剤は分子量が約380、1mg入のものです。
10μMにするにはどのように計算すればよろしいでしょうか。頭が悪くて申し訳ありません。
DMSO濃度は1%以内と聞いたのですが、それを考えるとわからなくなりました。
10μMということは、10*10^(-6)mol/L→10*10^(-9)mol/mLとなりませんか。
つまり阻害剤の分子量が約380であるので、380*10^(-8)g→0.0038mgの阻害剤を1mLのDMSOに溶かせばよいのでしょうか。
DMSO濃度1%以内とはどのような計算をすればよろしいでしょうか。
非常に長くなり読みづらくなってしまい、申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
終濃度(培養液中の濃度)を10μMにするのですね?
DMSO濃度は1%ですので、2mLの培養液にDMSOを20μL(つまり1/100量)加えると
1%となります(加えた20μLだけvolumeが増えますが、1%増ですので無視します)
終濃度を10μMにするには100倍濃い1000μM(1mM)を調製します。
分子量が380ですので、3.8mg/mLを調製すると10mMになります。
(分子量を100で割って、1mLに溶かすと10mMになります)
試薬は1mgですので、これを263μLのDMSOに溶かすと、10mMになります。
これををDMSOで10倍希釈します。
この回答への補足
ご丁寧な解説ありがとうございました。理解しました。
2つお聞きしたいことがあります。
・100倍濃いものを調製するのは常套手段なのでしょうか。
・「試薬は1mgですので、これを263μLのDMSOに溶かすと、10mMになります」とありますが、この1mgから1,5,10μM調製しようと思っているのですが、その場合は、「1mg」という部分を適当な値にして計算する、ということでよろしいでしょうか。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています
おすすめ情報
このQ&Aを見た人がよく見るQ&A
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
Yahoo!は日本人を劣化させよう...
-
アンピシリンの失活温度について
-
微生物のコロニーについて
-
トランスフェクションでの培地...
-
振とう培養と静置培養の違い
-
共局在化とは
-
酵母菌のグリセロールストック...
-
最小培地か最少培地か?
-
振とう機における回転振とうと...
-
形質転換(トランスフォーメー...
-
tween 80 solutionの作り方
-
レプリカ法
-
寒天培地の写真の撮り方のコツ...
-
マッコンキー寒天培地
-
DMSOで希釈する濃度計算の仕方
-
液体培地で培養すると大腸菌が...
-
細胞培養におけるカビのコンタ...
-
黄色ブドウ球菌の培地
-
培養での条件付けについて
-
DMSOで阻害剤を希釈する際の濃...
おすすめ情報