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上司や先生から怒られている人を見ると、怒っている人の目を見ていない方が多く見られます。「こっちを見ろ」と怒っている人が言っても、一瞬目を合わすだけで目を合わせられていません。

自分も、怒られているときや自信がないときは目を合わすことができないことがありよく気持ちが分かります。

心理学の世界では、この怒られている人が目を合わせられない理由というのはどういう状況(理由)であるからだと判断するのでしょうか。

参考になるサイト等ありましたらご教示頂ければ幸いです。

A 回答 (4件)

私が子どもの頃、犬を飼っていまして、ある時イタズラした犬の鼻先をつかんで顔を近づけ、目をじぃっと見つめたことがありました。

すると犬は目を左右に泳がせ、瞬きを繰り返したすえにギュッと目を閉じてしまったのです。
それで普通の状態のときに呼びかけながら目をジッと直視してみますと、やはり犬は目を、しきりに泳がせまして、しまいには眉間にシワまでよせ、なんともバツの悪そうな表情をいたしました。
後日、聞いたところによると犬族にとって、目を直視するという行動は警戒心の表れですとか敵対行為なのだそうで、なるほど、それなら飼い主に対して目を直視するというのは犬にとって、とんでもない無礼な行為ということになりましょうか(笑)
そういえば見ず知らずの人が玄関先に訪れたときなど、犬はキッと目を
見開き、相手を凝視しながら吠えていました。
こうした感覚はヒト族にとっても決して理解不能なことではなく、むしろ
「なにガンたれてやがる」だの「メンタン切りやがった」だのという喧嘩コトバにも表れていますように敵対的な行為である、また
「人をジロジロ見るのは不躾である」
といった注意にみられますように、無神経な行為、マナー違反であると見なされる面が確かにありますね。
これは猫の場合なんですが、猫というのは、どちらかというと普段から目をジッと見つめるのをいやがらない傾向があるようなのですが、それでも、私が飼っていた猫の目を、ふざけてジィっと見たとき、どういうわけか顔をぶつけるようにして飛びついてきました(笑)
また、市販されている猫のえさが入っている箱に、モデルの猫の顔が大きくクローズアップされているものがありますが、うちの猫は、よく、この箱に飛びかかっては写真の猫ちゃんの顔をバリバリと引っ掻いていました(笑)
私の部屋に飾っていた比較的大きなフランス人形にも飛びかかって、そのパッチリした眼を、よく引っ掻いてくれていました(笑)
またある時は、戸外に干しておいた座布団が、いつの間にか地べたに落ちてしまっていたのですが、その落ちたお座布団の上に猫がチャッカリ寝そべっていたので「コラーッ」と怒鳴りましたら、猫は慌てて起き上がり、こちらに背を向けたまま、うなだれているので顔を覗き込みましたところ、目をギュッと、つむっておりました(笑)

さてヒトの場合ですが、これら犬や猫の場合にも見られるように、視線が敵対行為や暴力であると見なされる感覚は確かにありますし、不快なものを目前にして視線をそらすということも、よくあることですね。
そして御質問で挙げられました情況は「怒られている」わけですから、当然、当事者にとって不快なもの直視したくないものであるわけです。

尚且つ「怒られる」という情況に見られる関係性――どちらも怒っている場合はケンカになってしまいがちですが、一方が一方を怒っている場合は自ずと立場の強弱があるわけですね。これは必ずしも身分の上下ということに限らず、「怒る」ことができるのは、どちらの側か、ということです。その部分において、すでに一つの上下関係があるわけですね。ですから「怒られる」側つまり受け手側にいる人を「下」と見なすこともできるでしょうが、だから「目を合わす」という、本来、敵対行為ともされる、少なくとも対等な存在であることの主張ともいえる「目を合わす」ことが憚られてくるわけです。
この点で、他のスレッドで質問されている「目が合ったら笑い合う」ということの理由の一つがうかがえると思います。

恋人どうしの場合などは、そうした警戒心など不要な関係なのであるとか本来の敵対行為をも乗り越えられるのだという受容度を測っている、そのスリルを楽しんでいるのかもしれません。まあ私の場合ですと単純に好きな相手の目ですから見るのが楽しいだけという側面もありますが、あまりしたくないのも確かです(笑)

そこへもってきて先述しましたように、こうした情景は立場の弱い当事者にとっては不快なものなのですから当然、見たくもないわけで、ですから「こっちを見ろ」と怒っている人から要求されるのは一種の拷問です(笑)

ということで、ごく自然な快不快の情動によるとともに関係性の自覚、こういったところではないでしょうか。

幼い子どもなどがジィッと見るのは純粋な興味の表れと同時に自我意識の未発達ゆえ関係性の自覚に乏しいということが言えるかと思いますが、たまにイイ年のおとなでも見かけますね(笑)但し、おとながこういうことをする場合は、純粋な興味ではなく色眼鏡つまり先入観から来ている関心であり、関係性の客観的な視点に欠ける人であると言えるかもしれません。

そして、「怒られ」ても仕方がないような情況であるにもかかわらず視線を返すというような態度をとる人は大概、反抗的だとか評されてしまいますが、本当のところは防御本能が強い、往々にして強過ぎるくらいに弱い、ということも言えるかと思います。

御参考に
http://www8.plala.or.jp/psychology/topic/shisen. …

http://www.alles.or.jp/~ikuyama/man/sisen.htm
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この回答へのお礼

noname002様。ご丁寧な回答ありがとうございます。

>ごく自然な快不快の情動によるとともに関係性の自覚
>一種の拷問です

自分が上司に怒られているとき、こっちを見ろと言われ見れないのです。体が動かない。まるでお腹いっぱいのときに大好きなお寿司を出されていて手にはとるが口まで持っていけないような感じです。・・・微妙に違うかもしれませんが。

もしそれが本当に自然な行動であれば、私は理不尽なことでよく怒られているということですね。「目を見ろって言ってるだろ。何回言ったら分かるんだ」と怒られるたびに言われます。

今度隣の家の犬を凝視してみます。きっと彼は目をつむってくれるはずです。
そう信じて、次は怒られたとき言い訳してみようかと思っています。・・きっと怒られる時間が5倍になりそうです。

お礼日時:2007/06/20 22:34

kaitara1です。


主体性というのは自分の思う通りに行動することができることという風に考えてよいと思います。眼が自由に動かせるということは最も明確に自分の自由に行動していることを表しています。「目が生き生きしている」とか「眼を輝かせて」という言い方がそのことをよく示しています。ところが眼で見られたものはその眼の持ち主によって支配される事になります。生き物だったら生かすも殺すもその人の思うままになってしまいます。いわばその人の目から出る視線によって釘付けにされて動けなくなってしまうような感じです。これが目であったらその人の目は動かしにくくなってしまいます。怒っているヒトは怒られている人の目をみようとじっと狙っています。起こられている人は目が合えば怒っている人の視線で射すくめらルことが分かっていますから怖ろしくて眼をsらしています。眼をそらすことによって僅かに自分の主体性を確保しています。本当に命がとられかもしれないような相手から怒られていたら怒られているひとは恐怖のあまり(殆ど主体性を失った状態で)怒っている人の目を凝視するはずです。一応ここまでにしますが理解しにくいところがあったら補足で書いてください。
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実は怒られていなくても、目を合わせることは意外と困難なんですよ。


他人に近い関係であれば3秒もたないと思います。
逆に恋人同士や親子などなら、密な関係であれば多少は伸びますが、それでも10秒見つめあうと圧迫感があります。
怒られているときであれば、親近感もへったくれもないですよね。
当然、目を合わせるのは困難になります。

ちなみに相手の鼻先から喉元にかけた範囲(口元がいいと思います)を見ていれば、「こっちを見ろ」と言われることは減ると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに、面接でも「相手のネクタイを見る」なんて言われますよね。

私の質問の仕方がヘタクソだったのかもしれませんが
「怒られているとき、目を合わせられないのは仕方がない。目ではなく、口元あたりを見た方がいい」という解釈でよろしいでしょうか。

上司に怒られて「こっちを見ろ」とは言いますが、見れないのです。大人の自分が見れないのです。その理由が自分でも分からないのです。ちなみに、だいぶ長く強く怒られているときです。

お礼日時:2007/06/20 22:17

ひとの視線は向けられる対象の主体性を消す作用があります。

眼は主体性の象徴ですから起こっている人の目を見返すということは怒っている人と少なくとも対等以上の主体性を表現します。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
人の主体性を消すとはどういったことでしょうか。
「眼は主体性の象徴」とはどういうことでしょうか。
せっかくご回答いただいたのに恐縮ですが、あまり理解できませんでした。もう少しくだけて説明頂ければ幸いです。

お礼日時:2007/06/20 22:07

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