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1、僕の目を覚まさせたのは××だった。
2、僕の目を覚めさせたのは××だった。

「目を覚ます」というのと「目が覚める」の使い方はわかるのですが、
「させる」がつくとどっちなのかわかりません。
どっちでも良いのでしょうか?
確信できる回答をお持ちの方はどうぞご教示下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

#4のponkiejpさんの説明について。


「目を覚ます」というのは、目が目的語です。
「目が覚める」というのは、目が主語です。
ご質問の文章はどちらも「目を…」になっています。
あ~、回答者の自分もごちゃごちゃしてきた。

とりあえず上記の観点から文章をかきかえてみます。
1)××は僕の目を覚まさせた。
2)××は僕の目を覚めさせた。
結局、どっちでもいいように思えてきました…。
1)××は僕の目を覚ましてくれた。
2)××は僕の目を覚めさせてくれた。
ならいっそう、どちらでもいいように思えますが、
1)××は僕の目を覚ましてくれた。
2)××は僕を目覚めさせてくれた。
にするとはっきりしますね。

結局、問題は日本語の使い方にあり、
1、僕の目を覚まさせたのは××だった。
2、僕を目覚めさせたのは××だった。
という使いわけになってくれれば、どちらでもいいのではないかと思えてきました。あー、ややこしい。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。今日はこの質問をしただけで1日分の脳味噌を使ったような気がします(笑)まだまだ勉強が足りないなぁ、と再認識しました。

お礼日時:2004/08/13 15:55

自動詞と他動詞との問題ですね。

長くなりますがお付き合い下さい。

自動詞は、むろん使役になります。

例1、私は歩く。→(彼は)私を歩かせる。
例2、私は走る。→(彼は)私を走らせる。

「目が覚める」は自動詞ですから、「覚めさせる」もありそうですね。

では、他動詞はどうでしょうか。他動詞は目的語を取ります。つまり、「ほかへ働きかける」意味をもともと持っています。1番さん、3番さんの言い方を借りれば、もともと「させる」意味があります。

例3、私は6時に起きる。
例4、弟は私を6時に起こす。

「起きる」は自動詞、「起こす」は他動詞ですね。「起きるようにする」のが「起こす」です。

では、「起こす」は使役にならないでしょうか?

例5、私は弟に6時に起こさせる。

これは誤った文でしょうか? 正しい文ですね。「させる」という意味を持つ他動詞を使っているのに、さらに「させる」をつけることができます。なぜでしょうか?

よくお考え下さい。「働きかけ」の「方向」が違っているのです。

例4では、「弟が」「私に」働きかけています。例5では、起こすのは「弟」ですから「弟が」「私に」働きかけたように見えますが、実は違いますね。「私が」「弟に」働きかけて、「弟が私を起こす」ようにするのです。もしこれを、

例6、私は弟に6時に起きさせる。

としたらどうでしょう? 起きるのは誰でしょうか? 例5では起きるのは「私」でしたが、例6では起きるのは「弟」になります。

例6は、「弟が6時に起きる」→「私が弟に働きかけてそうさせる」。例5は、ちょっと面倒ですが、例4から考えると、「弟が私を起こす(=私が起きる)」→「私が弟に働きかけて、『私が起きるように』させる」ということになります。

他動詞だから使役にならない、ということはありません。

ご質問の件も、「覚める」→「覚めさせる」が正しいのは当然として、「覚ます」→「覚まさせる」も正しいのです。働きかけの方向が違っているのですから。

「私が(目を)覚ます」。「彼が『私が(目を)覚ます』ようにする」。「私→目」、「彼→私」という方向がお分かり頂けるでしょうか。

では、どちらでもよいのかというと、そうでもありません。「目を覚ます」とは言いますが、「目を覚める」とは言いません。ですから、「目を覚まさせる」が正しく、「目を覚めさせる」はおかしい、というべきです。
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この回答へのお礼

非常に丁寧なご回答ありがとうございます。国語の授業を受けているようでした。公的な場所に文章を出そうとしているので、本当に助かります。もっと勉強します。

お礼日時:2004/08/13 15:52

補足です。



「目を覚ます」というのは主体が目を覚ました本人です。
「目が覚める」というのは主体が本人ではなくて、何かがそうさせたという表現になります。
その意味から言っても2、が正しいと思います。

「お目を覚まさせられませ」の「させられ」は使役ではなく尊敬表現です。尊敬表現を取っ払った元々の意味は「目を覚ましてくれ」です。
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「覚ます」というのは、元々「覚める」という言葉に対して、そういう状態にさせるという使役の意味が加わっています。

それにさらに「させる」という使役の表現を加えて「覚まさせる」というのは不自然です。

このような表現というのは、丁寧語をさらに丁寧にしようとして二重の表現にしてしまう誤用と同様の傾向があります。

「聞かせてください」というべきところを「聞かさせてください」という誤用が頻繁に聞かれるようになったのと似てますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。なるほど、「聞かせて下さい」の例えはわかりやすいですね!やっぱり2が正しいんでしょうかね。

お礼日時:2004/08/13 14:27

自律的動作を表すならば「目覚める」なので、他律的な意味に使うときは「覚ませる」「覚まさせる」です。

使役の助動詞「せる・させる」を思い出しなさせられませ。
語源的には「お目を覚まさせられませ」ってことです。
∴1)が正解。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ということは、♯1の方とは逆だってことですよね?あれ?何度も読み返してたらよくわからなくなってきました……(混乱)

お礼日時:2004/08/13 14:24

○ 覚める + させる = 覚めさせる(覚めさせた)


○ 覚ます(覚ました)
× 覚ます + せる = 覚まさせる(覚まさせた)

覚めさせる = 覚ます
覚まさせる = 覚めさせさせる

覚まさせるだと意味が二重になります。
(覚める と させる の2語を合わせると 覚めさせる になりますが、覚めさせる と同じ意味で 覚ます という1単語があります。
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この回答へのお礼

わ、早速のご回答ありがとうございます。納得です。わかりやすい解説でした。

お礼日時:2004/08/13 14:16

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