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「その物音が私を眠りから覚まさせた。」という表現は自然でしょうか? 単に使役を使わず、他動詞としての「覚ます」だけを使う「その物音が私を眠りから覚ました。」でいいと思うのですが。
「私は弟に、母を眠りから覚まさせた。」ような他動詞使役表現なら可能だと思うのですが。

A 回答 (4件)

もっと違う問題点がありました。

他動詞の使役表現には注意点が必要です。覚ます(他動詞)の動作主体は何ですか。(誰が覚ます?)その主体を使役するのは何ですか。(だれがそうさせる?)
 「覚める」(自動詞)ものがあって、「覚ます」(他動詞)ものがあって、「覚まさせる」ものがある。それをどう説明しますか。
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普通は「目を覚ます」(他動詞)「目が覚める」(自動詞)。

「目」が動作主体や動作の対象です。私のように「動作主体」を人間にすると、「私が目をさます」(他動詞型)、「私が目が覚める」(自動詞型)ということになりますが、後者はほぼ「非文」ですから、「私が目覚める」という形が出来ました。
 実は「(目を)覚ます」という言葉には、古い時代の「使役」の助動詞、「す」が使われています。従って「覚まさせた」という言い方には、二重に使役が使われる感じがあります。
 違和感なく表現するには、「物音が私を目覚めさせた」もしくは、「(私が)物音で目覚めた(目を覚ました)」です。文体の流れで、「その物音が私を眠りから覚まさせた。」というタイプの文が好みであれば、しかた有りませんが、この文体があまり効果的だとは感じません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2018/05/10 14:45

「その物音が私を眠りから覚ました。

」は、その物音が直接的に私を覚ましたわけですが、
「その物音が私を眠りから覚まさせた。」の場合は、その物音によって刺激を受けた私の聴覚が私を眠りから覚ました。
といったニュアンスになると思います。
刺激の経路を忠実に辿ることで、「私」を客観的に捉える効果があるような気がします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2018/05/10 00:10

「その物音が私を眠りから覚まさせた。

」という表現は凝(こ)った、自然とゆうより、臨場感を込めた文学的表現です。■
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2018/05/10 00:10

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