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外貨準備高は、国や日銀保有の外貨なので、貿易赤字になっても、
民間じゃないので減りませんと、どこかの回答に書いてあるのを見ましたが、
或るHPには、貿易収支が黒字になると外貨準備高が増えて、
赤字になると減ると書いてありました。一体、どちらが本当なのでしょうか?

又、もし貿易収支の影響を受けるとしたら、どうしてそうなるのでしょうか?
外貨の流れを追って、貿易のしくみから、詳しくご存知の方、是非御教え
下さいませ。何卒、よろしくお願いします!

A 回答 (5件)

貿易収支が黒字になると円高になります


日銀は、将来の円安に備え(及び円相場の高騰を抑えるために)、円を売って外貨を買います

貿易収支が赤字になると円安になります
日銀は、準備しておいた外貨を売って円を買い支えます

このように、日銀の介入は、円と外貨とのやり取りだけですので、モノやサービスが売買される『貿易』にはカウントされません

この回答への補足

どうも有難うございました。
民間がいくら貿易しても、それによって、外貨準備高が増えたり
減ったりするのではないのですね。よく分かりました。
ただ、ちょっと確認なんですが、貿易収支が黒字になると円高になる理由は、
外貨で支払いをうけた日本の企業が円に転換するときに円高になる。
という説明でよろしいのでしょうか?

補足日時:2002/07/11 22:13
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外貨準備高の変動要因として、



・貿易活動
・日本人の海外旅行
・外国人観光客の受け入れ
・為替介入 等

があります。

外貨建てで輸入を増やした場合は、銀行が外国為替市場から
外貨を調達し企業に売ります。
これに対し、日銀が市場介入し外貨を供給すれば外貨準備高が減ります。

輸出が増え外貨の供給が増えて、日銀が外貨を買い入れれば
その分、外貨準備高も増えます。

#1の投稿にもあるとおり、
政策的に円買いドル売り、とかドル買い円売り、を行えば
その分だけ、外貨準備高はどちらかへ変動します。

この回答への補足

早々のお返事どうも有難うございます。
やはり、民間が貿易をしただけでは、外貨準備高は増えも減りも
しないということなんですね。よく分かりました。

そこで、またまたなのですが、
「外貨建てで輸入を増やした場合は、銀行が外国為替市場から
外貨を調達し企業に売ります。 」という意味が勉強不足でどうも
よく分かりません。又、輸出が増えるとなぜ外貨の供給が増えるのですか?
アメリカに輸出すると、アメリカ人は、ドルでそれを支払い、その
お金を日本のどこかの銀行が円に換えて、それを輸出業者は受けとるのでは
ないのでしょうか??その辺の基本的なことがよく分かっていないみたいです。
また、なぜ、日銀がそこで、外貨を買い入れないといけないのでしょうか?
何卒、アドバイスの程を願います。

補足日時:2002/07/11 22:03
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> 外貨で支払いをうけた日本の企業が円に転


> 換するときに円高になる

仰る通りだと思います
あと、外国企業が日本企業との円建ての契約の支払のために円を買うというのもありますね
要は、円の需要が高まれば円高、外貨の需要が高まれば円安、ということです
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この回答へのお礼

どうもいろいろ教えていただきまして有難うございました。
大変良く分かりました。どうもご造作をおかけ致しました。感謝

お礼日時:2002/07/12 09:20

>「外貨建てで輸入を増やした場合は、銀行が外国為替市場から


>外貨を調達し企業に売ります。 」という意味が、、、

企業に外貨を売る、つまり両替のことですね。
円もドルも変動相場性の商品です。
ドルの需要が多いときは手持ちの円でドルを買います。

>輸出が増えるとなぜ外貨の供給が増えるのですか?
>アメリカに輸出すると、アメリカ人は、ドルでそれを支払い、その
>お金を日本のどこかの銀行が円に換えて、それを輸出業者は受けとるのでは
>ないのでしょうか??

外貨建てで輸出するということは製品でドルを買う、ということです。
日本に製品の代金分のドルが流入してきます。
外国為替市場でドル売り円買いをしない限り、ドルは増えることになります。

>なぜ、日銀がそこで、外貨を買い入れないといけないのでしょうか?

別に日銀が買い入れないといけない、と言うことではありません。
円の発行は日銀の仕事です。
通貨供給を管理する以上、余ったドルが日銀に集まるという意味でしょう。

この回答への補足

大変良く分かりました。そこで、又一つ疑問が生じてきたのです。
何度も済みません。本当に門外漢なものですから・・・。

日銀が、自由に、外国為替市場でドルや円を売買できるというのは、
聴いたことがあるんですが、

>輸出が増え外貨の供給が増えて、日銀が外貨を買い入れれば
>その分、外貨準備高も増えます。
ということは理解できたんですが、先ほどのご回答の、
>通貨供給を管理する以上、余ったドルが日銀に集まるという意味でしょう。

という個所で、民間の企業が商品と交換に外貨を受取り、
それを円転しない限り、その外貨は、その「企業内」に蓄えられるのではないの
でしょうか? だとすると、その企業が銀行に預け持っている外貨を、
日銀が買い入れるということは可能なんでしょうか?

余ったドルというのは、そういう意味で言うと、「どこに余っているドル」が、
日銀に集まってくるのでしょうか?
どうか、しつこいようですが、御教え下さいませ。m(__;)m

補足日時:2002/07/13 09:49
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>民間の企業が商品と交換に外貨を受取り、


>それを円転しない限り、その外貨は、その「企業内」に
>蓄えられるのではないのでしょうか? 

決裁は銀行間で行われますよね。
輸出代金も輸入代金も必ず銀行を経由します。
企業から見たお金は「銀行内」に蓄えられることになります。

>だとすると、その企業が銀行に預け持っている外貨を、
>日銀が買い入れるということは可能なんでしょうか?

各企業の預金額を銀行単位で見ると、円が幾らドルが幾ら、と言うことですが
輸出超過の場合はしだいにドルが余ってきます。
余ったドルをそのまま持つのか、あるいは為替変動を嫌い
円や他の資産に交換するのか、それが銀行の「運用」です。

流動性の高い資金は一刻も滞留はしません。
常に動いています。

>余ったドルというのは、そういう意味で言うと、「どこに余っているドル」が、
>日銀に集まってくるのでしょうか?

市場を流動するお金ですが、国内でのドルの需要はそれほど
多くはありませんね。
飲み屋の支払をドルで行う習慣とかは無いわけです。

ですので、ドル売り円買い=円高のバイアスが強く働きます。
日銀は調整をしながらドル買いを実施することになります。
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この回答へのお礼

良く分かりました。市場にあまっているドルを売る傾向(円高)が
強いことを察知して、調整の為に日銀が外貨を購入するということなんですね。
それで、輸出が増えると、外貨準備高も増える傾向にあるんですね。
どうもいろいろ有難うございました。大変勉強になりました。感謝

お礼日時:2002/07/13 17:30

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