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増資して資金調達すれば、利払い負担はないし、将来の返済義務もないのに、何故わざわざ社債を発行して借金するのでしょうか?

A 回答 (5件)

「利払い負担はない」というのは全くの間違いではないですが、結論としては企業は増資より社債を好みます。



増資というのは会社の一部を切り売りするということです。総株式数が100の時、50を増資するというのは、資金が足りないから会社の1/3を売り渡すということです。あなたが大株主なら、会社の一部を売り渡すことに賛成しますか?

会社が清算・売却された時にはその割合で増資を引き受けた人のものになりますし、毎期の利益の一定割合を株式数に基づいて配当金という形で永遠に還元しなければいけません。

あとライブドアみたいに増資をし過ぎて株主数が増えると、株式発行、株主総会通知や配当金支払いにかかる諸費用も馬鹿に出来ません。

そして、嫌気が差して買い戻そうとする時には普通、社債でまかなった場合を大きく上回る資金が必要になります。
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それらに加えて、財務戦略の一つに「財務レバレッジ」という考え方があります。


自己資本比率が高い会社が、あえて負債を増やすことにより、利益の増大やROEの向上を狙う戦略です。

この言葉で検索すれば、解説がたくさん出てきます。
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3人のご回答のほかには、現在が低金利時代だからというのもあります。



つまり、低金利であれば社債発行・管理コストが低くなり、株式発行・維持管理コスト(株主総会開催コストなども含みます)と比較しても魅力的な取引コストとなっている点も、企業を社債発行に走らせる理由のひとつです。

借金による支払利息コストを加味してもなおコスト面で魅力的であり、その他のメリット・デメリットを勘案しても調達政策上メリットが大きい、ということです。
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(NO1さんの指摘通りですが・・・細分化するなら)


●乗っ取り回避
●所謂総会屋が煩いのに嫌気がさして
●(引手数多な場合も有得ますが、間接金融で)資金調達の為に銀行(金融機関)を駆けずり廻るのが面倒etc辺りの故ではないでしょうか?

又次のURLによると
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/news …
http://www.president.co.jp/pre/20050214/001.html
長期的経営戦略を視野に入れ、(直接金融により調達した)資金を効率的に活用すべく、緊張を持たせる側面もありそうな気がします。
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経営に口出しされたくないとか


この間も社員のほとんどが反対しているのに株主総会で
社長が辞任させられてたな
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