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 空手やボクシングの根元にかかわる質問をします。
 拳を握り、ナックルパートの部分で敵を打つ、という攻撃方法を持つ動物は、おそらく人間だけだと思います。猿は、ゴリラもチンパンジーもそんなことはしない(できない)でしょうし、他の動物ではそもそも拳の作りようがありません。
 ところが、その割りには人間の拳と言うのはあんまり頑丈な造りではありません。レントゲンで見ればわかりますが、実に頼りない細い骨(中支骨)が、甲の骨とナックルパートとを繋いでいるだけです。空手の熟練者でさえ、本気で人間の顔面を突けば拳の骨(中支骨)の方が折れてしまうといいます。
 まして、他の動物には全然通じないでしょう。(某空手家が牛を殴り殺したとか、その弟子が熊を倒したとかいうのは嘘ですし)
“拳”というのは、進化の過程で本当に人類が獲得した武器なのでしょうか。
 何か、大きな錯覚をしているのではないでしょうか。

A 回答 (6件)

「拳」を用いるのは腕のリーチをかせぐためです。


こうのようなことを言われて、「?」と思われるかもしれません。
ボクシングなどで、グローブを付けて打ち合うのは、相手にダメージを与えないため等と勘違いしている方もいます。あのグローブは、重りで、コブシだけでは、威力が少ないので、コブシの重さを増すために付けています。
さらに、内部の内臓、脳により多くの浸透力を加えるため、少し軟らかそうに物をグローブに巻きつけています。
例えば、風呂に水を入れ、水面に拳を打ってみれば、「パシャ」と大きな音が出て、波紋が起きている時間は短く、波の大きさも小さいです。
これに対し、手のひらで水面を打つと音は鈍くなりますが、波紋が起きている時間が長く、波が大きくなります。これは、水に伝わる力がストレートに伝わったためです。人間の70%が水なので、より人体に伝わるようにグローブを使います。
何故、拳なのかは「パシャ」の音に代表されるように殺傷能力が高いためです。殺傷能力が高いと素人と経験者が戦った場合、自分の攻撃より、傷から出血したことへの衝撃度が大きいので、戦闘意欲が失われます。
一番いいのは、拳の裸とグローブを付けた試合がないのがなぜか考えてください。
よく、格闘家が動物を殺したといいますが、スペインの闘牛を素手で殺した格闘家はいません。子供に危害が及んでいる熊を素手で殺した格闘家もいません。大型動物は本当に怒らしたら(子供を守るとき)、自らの命を捨てて戦います。よって、人間が勝つ、負けるは動物の心理状況によって大きく変わります。良く、山で熊と出くわして、一本投げしたとか話はありますが、あれは、食べ物を探していて、偶然であったので、熊の方がパニックになって、人間への攻め方が中途半端になるためです。どんな格闘家も不意は弱いです。
参考になれば、いいですが‥。
(^^
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拳からは話ははずれますが、馬場の脳天から炊け割は、小指側の手首にある骨の突起で頭蓋骨の割れ目をねらいます。


力道山の空手チョップは相手の胸元の頸動脈をねらいます。

頑丈ではないでしょうがポイントをねらえばすごい破壊力になりますよ。
カウンターなどタイミング次第ですね。
明日のジョーのクロスカウンターのように・・・

それだけ頭を使うのは人間だけでしょう。柔よく剛を制す です。
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nyannyanさんこんにちは。


拳が非常に脆弱なものとのことですが。
やはり鍛えると、相当程度の強度になります。
昔、登山家の今井道子さんの講演を聞いたとき、
ある現地のポーター(重い荷物を運んでくれる人、強力「ごうりき」)
の人々は、はだしで厳しい山岳地帯を行き来していたそうですが、
足の裏が、「いい皮してますね!」と声をかけたくなるほど、
頑丈な、靴底のような強度をもった足裏に変化していたそうです。
私も、七年ほど空手を続けていますが、拳の強度は、明らかに未経験の人と、
異なっています。
拳は(あるいはヒトのその他の部位も)、最初から強いのではなく、
根気良い鍛錬によって(もしくは生活的必然性の中で)、
強くなるものだと思います。
では、さようなら。
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しょうもない想像ですが、エサを保持して移動する際に、霊長類はどうしても手を使わざるを得ないですよね。

(頬袋でもあれば別ですが)
で、霊長類が木の実を大量に握った状態で敵を攻撃するためには、拳で殴らねばなりません。
日常生活でも硬貨を束で握って殴ると重量が加算され隙間が埋まって威力が倍増します(笑)
最初の類人猿たちも、なんやこれ掴んだまま殴れるやん、便利便利、と拳をそういう風に使っていたのではないでしょうか。

結論:人が何かを握って殴るところから格闘技が始まった!
・・・カイザーナックル起源論とでも呼んでください(爆)
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武器の捕らえ方によりますけど、nyannyanさんの仰る意味の武器ではありません。


nyannyanさんの仰る意味の武器であったことも、人に進化してから一度もないはずです。
一体どのような理由でそのようなおかしな理論になったのか全く解らないのですが……

霊長目人科ホモサピエンスは脳からホモサピエンスになったのではなく、足からホモサピエンスとなったというのが現在の有力な説です。
猿が四足から直立歩行する能力(骨格)を手に入れ、それによってフリーになった前足が繊細な作業を行うことが出来るようになり、その自由自在に動かすことの出来るようになった骨格を自由自在に操るために“後から”大脳が発達したのではないかとされています。
つまり、ホモサピエンスとしての手の第一義的な意味は器用さにあります。
何か誤解があるようなのですけれど、人間にとっての拳の強さとは、霊長目人科ホモサピエンスという種族の中でのみ、相対的に強い拳を持つことに意味があり、熊と戦うためのものではありません。
人間が熊と戦う時に使う身体能力とは、直立し、自由になった手をフル活用するために獲得した大脳機能です。
大脳で考え、器用な手で作り出した武器を使い、知性によって戦略的に熊と戦うのです。

拳の強さなどというものは、鹿の雄同士のメス争奪戦の時の角の体当たり時の角の立派さの意味程度のものです。
もしくは、雄孔雀の大きくて美しい飾羽。
何か強烈な誤解をなされているようです。
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こぶしというか、手刀まで考えると、


前肢が強力な武器になっている動物は人間だけじゃないですよ。

一番強烈なのはオオアリクイでしょう。
あの前肢でカチカチの蟻塚を砕いて、中の蟻を舐め取ってるわけですね。
南米じゃ家畜が時たま殺されてますし、動物園の飼育係も安全じゃないです。カンガルーのボクシングってのは、まああれは御愛嬌の部類かもしれませんが。クマも穴掘ったりものを断ち割ったりするという意味じゃ、
前足をうまく使いますね。

まあそれはともかく、そりゃ、単純な強度だけで考えれば
おっしゃるとおりでしょうけど、攻撃して相手を倒すには、
その弱点を狙うからこそ効果的なんですよ。
たとえばこぶしで頭蓋骨を砕こうなんてアホな真似をしたら、
そりゃ簡単にはいきませんからね。
でも、頬や骨などの薄いところを突くとか、
あるいはあごを揺さぶって脳震盪を引き起こすとか、
そういった弱点を狙ったテクニックが伴ってこそ、
こぶしは武器になりうるはずです。

それに、ボクシングや空手って、そもそも相手の骨折まで
狙っちゃいないでしょう。筋肉にダメージや痛みを与えて、
相手の戦意を失わせるか、運動能力を喪失させれば勝ちなので、
その手段としては有効なはずです。
だいたい、牛や熊に素手で立ち向かうってのは、
ホラか余興ならともかく、古代から人間そんなことはしてないはずですよ。
棍棒、石斧、弓矢、鉄砲…、道具を使ったからこそ大型獣に勝てたのですし。
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