最速怪談選手権

例えば、アンパンマンを善、ばいきんまんを悪とした場合、この仮定は
本当に成り立つと思いますか?ばいきんまんは、自分の利益のために人に悪いことをしますが、アンパンマンは人を守って、ばいきんまんを退治してくれます。しかし、これには落とし穴があると思うのです。アンパンマンは、アンパンチすなわちパンチをすることでばいきんまんを吹き飛ばして退治してしまうのです。つまり、ばいきんまんはアンパンマンに暴力を振るわれるのです。この場合の暴力は善として見ていいのですか?また、少し前にイラク戦争がありましたが、この場合、戦争をしかけたブッシュが善、戦争されたフセインが悪としていいでしょうか?
大量破壊兵器は見つかりませんでしたが。アンパンマンでもブッシュさんでもいいので、悪と善の関係について教えていただければ幸いです。

A 回答 (13件中11~13件)

善と悪の関係については 出来るかぎりに事実について調べ 全情報を公開し 皆で知恵を出し合って 判断するということだと思います。



前のお二人の回答にわたしなりに補足させていただくかたちで 上の結論の根拠を次のように考えます。(すでに回答したもので 抽象的ですが)。

まづ 《絶対》の問題だと思います。

人間は 絶対の存在ではないという意味です。

そうすると 人間が《絶対》に対してどういう関係にあるかという問題になります。

絶対とは 人間が考えても 分からないことです。分かるか分からないかが 分からないことがらです。

したがって それに対する人間の態度は 《考える》以外の精神および身体のあり方ということになります。一般にこの態度を 《信じる》と言います。

従って 《絶対》に対する人間の関係としての《信じる》には その絶対の存在を《信じる》場合と《信じない つまり 信じないと信じる》場合とがあります。

仮りに《絶対》を《神》と表わすなら 有神論と無神論とです。どちらも じつは 信仰なのです。神は存在すると信じる場合と 存在しないと信じる場合とです。

そこで 善悪の問題は つぎのように考えられます。

絶対の存在 もしくは 絶対との関係にある人間の存在 これを善と規定することから始まります。生命のことと言ってもよいはづです。

したがって 存在あるいは生命 これを保持し――主観的にせよ――良く保つことは 善です。人間の社会的な行為なり人間どうしの関係なり そのような領域においても 互いの存在と生命とその保持・向上となることは 善です。

ところで 人間は 相対的で時間的にして有限な存在です。精神・知性にも 限りがあります。したがって この上に見た《善》という事柄を まちがって捉えることもあれば その善じたいを わざと 失おうとすることさえありえます。

《善》が欠けた状態 これが 《悪》です。《悪》が初めにあるのではなく はじめの存在とその能力などを まちがって使ったり 捨てたりすることが 悪だと考えられます。絶対の善ではないから そのようなまちがいが生じます。

・・・したがって まちがいを犯しうるわたしたち人間は 一人ひとりの存在に信頼をおき 互いにその知恵と能力にもとづいて 議論をつくし 善悪を見分けていく必要があります。そういう思想と社会のあり方としての民主主義という歴史の段階に至っています。

実際には 多数決という味気ない結果を招くことがあるでしょうし あるいは 悪と見なした事柄に対しては 止むを得ず その悪にかかわる存在をも抹殺するという手段(つまり最大の悪)によっても おおやけの善を守るという行動を起こすこともあると されて来ました。さて 今後は いかがなるでしょう・・・?
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人は絶対を認識できない。

 
というのも人間の特徴です。

何故イラク戦争をアメリカが始めたのかは、絶対を認識できないし、決定もできないとても限りのある私から見える風景ですが、、、、

アメリカの衰退を免れるには資源が必要です。
アメリカは石油が取れますが、十分国力を維持するには全然足らない。

サウジの王室と親密になり石油を輸入していたわけですが、サウジの方もどんどん値段を吊り上げてきた。
高い石油を買い続けることは、それだけアメリカの経済を圧迫していき、経済が停滞するばかりか麻痺しだす。
なによりアメリカ国民が政府に対して「なんとかしろ」と生活苦を訴えだし、自分達を支持しなくなってしまう危険がある。

国民の支持を得るためには国民と一致団結してあることをする必要があった。

第二の埋蔵量を持つイラクを国民と一致団結して乗っ取る というもの。

だけど、「のっとりましょう」と国民に行っても「そんな悪事できません」と協力してもらえない。

ではどうすればいいか。
パパブッシュの時代にイラクに核兵器の製造情報を流しておく。
そして計画にのっとってその数年後、子ブッシュがそれをネタにイラクを襲撃する。
「もっているはずだ」と強く言い張れた理由は、なによりパパがやっていたことをパパから教えてもらっていたから。

その通り。
パパブッシュから情報をもらっており、イラクは核兵器を作っていた。
だが、湾岸戦争で「石油問題でクエートに制裁を与えようと思いますが、ここでクエートに侵攻したとしたら アメリカはどのように動きますか?」と打診したところ、アメリカは「同種族同士の争いには不介入です」と答えた。
それで、イラクはクエートに制裁を加えた。
だが、なんと「不介入です」と言ったイラクが「正義の鉄建だ」と叫び、イラク兵をたちまち鎮圧してしまい、油田を破壊し海に流し、今回のこととは関係の全く無いイギリスで起きたタンカーの映像をもってきて、「イラクはこんなことまでしました。 100年は海は綺麗になりません。」など自分達がやった工作をイラクのせいにした。

イラクはここでアメリカが二枚舌を使うということを知ったわけです。

これじゃ 今後 アメリカはイラクに対してどういうことをするかわからない。
核兵器の製造方法を教えた理由も何かある と気づき核兵器を捨てた。


イラクが気づいたことを知らないアメリカは「イラクは核兵器を持っている」と言い張る。
やっぱり・・・・・・・。
10年以上前から計画されていた乗っ取りが開始された。

「イラク国民による当たらし政府を作ります」と言うが、そのイラク国民代表者はアメリカの息がかかった人たちばかり。
実質 アメリカ政府によるイラク政府です。


アンパンマンよりばいきんマンの方が子供達に人気がある。

ばいきんマン 名前はよくないが、菌が悪かというとそうじゃない。
善玉菌 悪玉菌。 悪玉菌も無いと人間の健康は維持できない。

両者がバランスよく存在してこそ、人間は生命を維持できているわけです。

子供に清潔状態をキープさせると、子供は抗体を作れず、人がかかっても殺せる菌も殺せず感染して発病してしまう。
弱い子供、生命力が小さい子供に育ってしまうわけです。

ということでバランスを欠くと人は病気になる。

アメリカはあんぱんマンなのか ばい菌マンなのか。

私から見ると悪者はアメリカ。

ところがアメリカは世界の中枢 つまり心臓部分の役割をもつまでになっている。
だから アメリカ経済が衰退すると 他の器官も弱ってしまう。
それじゃ 困るということで、各国もイラクに泣いてもらうしかないと アメリカを応援した。
日本もそう。
日本も悪者。


あくまで絶対を認識できない私の目から見たものですが。
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種々の行動は個別に善と悪の判断をされるので、トータルで見て善と言われたり、悪といわれたりしますね。


その判断として絶対的な善と絶対的な悪という定義や、世間的な善と悪なども存在します。
絶対的な悪というと、人に迷惑をかけることなどですので、ばいきんまんは悪ですね。人助けなどは絶対的な善なのですが、その方法が世間的に悪とされる暴力なので、これが説得で改心させるなどの方法であれば、完全にあんぱんまんも善になるのでしょう・・・。

アメリカが戦争を仕掛けた理由は基本的には他国に悪さをするイラクを懲らしめるというものですが、方法は戦争でした。
一般的に戦争は暴力ですので、非難もされます。
つまり一つの行動の理由と手段が相反する2つの評価を受けます。
※リアルな背景は無視して書いてますので、悪しからず。

つまり全ての意思を持った行動には複数の側面があり、それは個々に善悪を判断される可能性もあります。
ですので、彼は善で、彼は悪です、のように一概に表現するのは厳密にはオカシイのですが、
なんらかの意思を持って実行された事が多く共感を得られた(多くの人が善だと思う)場合に、それは善と言われ、そうではない場合が悪だと言われるのだと思います。
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