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いつもお世話になっております。
質問なのですが、根治中の隣接する歯牙で、片方が根尖まで開通していて、もう片方は根尖が開いていない症例で、片方の歯牙に貼薬した例えばJG等の薬剤は隣接する歯牙の病巣に対して効果を示すものなのでしょうか?
槽間中隔の影響で効かないとかってあるのでしょうか?
お願いいたします。

A 回答 (4件)

水酸化カルシウム濃度が



カルシペックス24%
マルチカル40%

だったと思います。
以前は水酸化カルシウムの粉を水で溶いて、貼薬をする事も
あったのですがマルチカルがでてからやめました。

根治は完全に近い無菌状態を保ち自己治癒を促進させる事が
目的です。
当然毎回の根治の際は唾液の暴露を完全に防止するのは当然ですし、
(根治の意味をわからずに治療中にうがい休憩をさせる先生が
たまにいますが論外です。一度でも唾液の暴露があれば
その日根治した意味がありません)
貼薬中は口腔内からの再感染を完全に防止する必要があります。
それにはまず適切な仮封材を適切に使用する事が必要になります。
例えばキャビトンでは感染を防止するには何mmの厚さが必要と
されるかはご存知ですか?
そういう論文も多数ありますのでもしご存じなければ調べてみて
ください。
それを行ったうえで、感染防止のより高い確実性を求めて行うのが
貼薬であるというのが最近の考え方で、薬効に期待する向きは
少なくなりました。(3mix等では別ですが)
水酸化カルシウムが根充の際に除去しにくいという問題も
ありますが、感染防止では一番優れているというのが
今の多勢の意見です。
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この回答へのお礼

有難うございます。
マルチカルはそういうものなのですね。
私も根治中の唾液の暴露には注意していますが、ラバーダムの使用まで至っていないので、甘いとは思いつつも、なかなか実行できないのが実情です。
仮封はテンポラリーセメントハードで行うようにしています。
厚みまで関係してくるとは、恥ずかしい事に考えた事もありませんでした。調べて見たいと思います。
また、何かあったときご教授願います。

お礼日時:2007/08/02 23:16

薬剤の浸透力を考えると効かないでしょう。



そもそも貼薬は以前と比べあまり薬効を重視されなくなったと
言いますか次回根治までの口腔内からの感染防止の意味合いが
最近強くなってきました。

そう言いながら私も水酸化カルシウム製剤にはやはり薬効を
期待してしまってカルシペックスをマルチカルに変えてみたり
していますが。
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この回答へのお礼

貼薬剤のコンセプトがそういったものとは知りませんでした。
それと・・・マルチカルってカルシペックスと何が違うのでしょうか?
確かマルチカルは水酸化カルシウム濃度がかなり高かったように思うのですが。良かったら教えてください。

お礼日時:2007/07/31 09:48

「効かない」と断言しても良いくらいでしょう。


二つの歯(根)にまたがった根の先の病巣でも、効果はかなり低いですから、途中に骨があれば無理でしょう。
それに、病巣に効き目があったとしても、根の中までは逆流しませんから、根の中の細菌は機会を狙って再び増殖します。
根の治療で開かない根管は、必ずしも根尖まで封鎖しているとは限りませんから、再発の危険性はかなりあると考えざるを得ません。
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この回答へのお礼

有難うございます。
やはり根尖まで開けて薬効を発揮させるのが基本になるということですね。
大変参考になりました。これからも宜しくお願いいたします。

お礼日時:2007/07/31 09:49

基本的に効かないと思ってください。



根管治療薬というのは、消毒薬であって、細菌以外の人体の細胞にとっても弱い為害作用があります。ですから貼薬した根管以外へは滲みて行かない程度の濃度に作ってあります。従って、隣の根管やとなりの歯まで到達しません。
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この回答へのお礼

有難うございます。
効かない物なんですね。
大変参考になりました。これからも宜しくお願いいたします。

お礼日時:2007/07/31 09:45

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