
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
>> 発エルゴン反応は発熱反応に相当し,
> もしかしてエルゴンを熱としてはいけないのでしょうか?
相当というのが何を指すのか曖昧ですが,同義と捉えたのでは何のために「エルゴン」なんてものを引っ張り出したのか,まったく意味がなくなると思いますけどね.
> ΔSはJ/K・molで系の温度が上昇するに従い高くなる。
完全な誤解.
> アンモニアの合成(1/2N2+3/2H2→NH3)の場合、800℃で
> ΔH=-53.7ΔG=38.8なので、発熱反応なのに高温高圧が必要なのは
アンモニアの合成は低温かつ高圧ほどアンモニア生成系に有利.
高温にしなくてはならないのは反応速度を稼ぐためであって,平衡論的には高温にしてはいけない.
> もしかしてエントロピーがマイナス?
エントロピー自体はマイナスになることはありえません.エントロピー変化とエントロピーをごっちゃにしないように.
アンモニア合成反応は,エントロピー変化は負です.
あと,標準ギブズエネルギー変化とかとある反応条件での実ギブズエネルギー変化とかをごっちゃにしないように.
ありがとうございます。
エントロピー変化とはエントロピーがどれだけ温度辺りに変化したか?でしょうか・・それともこれはどう考えればいいのでしょうか?
エントロピー変化が負ということは温度を上げれば上げるほどエントロピーは下がっていく事になるのですか?
教えて下さい。
ΔGfとΔG(T)はごちゃまぜになりやすいので、気をつけています。
しかしまだ間違える事があります。
No.2
- 回答日時:
> ΔGがギブス自由エネルギーであり、これが反応のエネルギー変化と考えてよいのですか?
基本的には.
> ΔH=13.66kJ/mol、ΔG=-106KJ/molというのは反応は発熱、でも系全体としては吸熱。
ΔGは発熱,吸熱とはぜんぜん別の話ですが.
> そして活性化エネルギーはまた別なんですよね?
熱力学に活性化エネルギーという概念はありません.
> TΔSを完全に無視してよいのか?
エントロピー項を考えなくてはいけないからこそ,自由エネルギーで考えなくてはいけないのです.
またまた大変ありがとうございます!
えー実はある文献にこうありまして・・・
>ΔG<0:発エルゴン反応。反応は右(正方向)に進む。
>ΔG=0:平衡状態。正味の反応は起こらない。
>ΔG>0:吸エルゴン反応。反応は左(逆方向)に進む。
>反応熱が正のとき発熱反応というが,化学反応を自由エネルギー
>変化を考えるときには,エルゴンという語句を使う。発エルゴン
>反応は発熱反応に相当し,吸エルゴン反応は吸熱反応に相当する。
とあるんですが・・・なんかやっぱり混乱してます。
もしかしてエルゴンを熱としてはいけないのでしょうか?
あとΔSはJ/K・molで系の温度が上昇するに従い高くなる。つまりこれは
熱を加えた結果、体積一定のまま、温度が"温度低"から"温度高"に変化
する場合→温度で積分→エントロピーの増加量は、温度高/温度低の対
数に比例する。
熱を加えた結果、温度一定のまま、体積が"体積小"から"体積大"に変化
する場合→体積で積分→エントロピーの増加量は、体積大/体積小の対
数に比例する。
ですからアンモニアの合成(1/2N2+3/2H2→NH3)の場合、800℃で
ΔH=-53.7ΔG=38.8なので、発熱反応なのに高温高圧が必要なのは
もしかしてエントロピーがマイナス?
No.1
- 回答日時:
> しかし通常反応エネルギーはΔHで表しますよね。
表しませんが.
> しかしΔHがプラスで吸熱でもΔGがプラスの場合は発熱反応なのでしょうか?
定圧系であれば,ΔGとは関係なく,ΔHが反応熱を表しますが.ΔH<0 が発熱であり,それ以上でもそれ以下でもありません.
> そもそも反応に必要な熱量はΔH
ではありません.定圧条件下で反応のさいに出入りする熱がΔHというだけのこと.
> ΔH=13.66KJ/mol
> ΔG=-106KJ/mol
> です。これは発熱反応?吸熱反応?
吸熱.なお,KJ は間違い.kJ と KJ は意味がまったく違う.
大変あるがとうございます。
ΔH=ΔG+TΔSということは
ΔGがギブス自由エネルギーであり、これが反応のエネルギー変化と考えてよいのですか?
電池等の場合、化学反応エネルギーがそのままエネルギーになるのでΔGだけで評価します。そして理論効率としてΔG/ΔHを計算します。
燃料電池なんかはそうですよね。
しかし思うに、ΔH=13.66kJ/mol、ΔG=-106KJ/molというのは反応は発熱、でも系全体としては吸熱。
これがいまいちまだもやっとしてます。
そして活性化エネルギーはまた別なんですよね?
最近電池だけでなく、生物の細胞での反応は,
この自由エネルギーGの変化で反応を検討していると聞きました。
これもいまいち分からんのです。
TΔSを完全に無視してよいのか?なんだか分かったようなわからんような話なので・・・
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています
おすすめ情報
このQ&Aを見た人がよく見るQ&A
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
職場のおばさんの反応がうざい ...
-
ベンジルからmeso-ヒドロベンゾ...
-
話しかけてないのに反応する人...
-
好きな女性と職場で偶然手が触...
-
転化率
-
当量の意味は?
-
酢酸エチルの活性化エネルギー...
-
ジベンザルアセトンの収率を上...
-
Dibennzalacetone
-
副生成物
-
アセチルサリチル酸の合成での...
-
バーフォード反応について
-
女性がマスク外した時可愛い顔...
-
ラジカル重合において、高分子...
-
インスタのストーリーでよくあ...
-
Liebermann-Burchard 反応の機構
-
アルドール反応(ジベンザルア...
-
SBS(重亜硫酸ソーダ)と次...
-
Chem Drawで(基本的なことです...
-
酢酸エチルの収率について。
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
酢酸エチルの活性化エネルギー...
-
女性がマスク外した時可愛い顔...
-
副生成物
-
ジベンザルアセトンの収率を上...
-
職場のおばさんの反応がうざい ...
-
好きな女性と職場で偶然手が触...
-
アセチルサリチル酸の合成での...
-
Chem Drawで(基本的なことです...
-
インスタのストーリーでよくあ...
-
CuS+HNO3=??
-
実験のレポートで収率を書くとき…
-
話しかけてないのに反応する人...
-
単離収率とはなんでしょうか?
-
転化率
-
グリニヤール試薬
-
「また誘ってもいいですか」は本...
-
反応機構と反応式の違いってな...
-
ラジカル重合において、高分子...
-
女性に質問です 僕は職場で好き...
-
濃硝酸
おすすめ情報