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せみが脱皮する過程を数個の標本にしたいのです。
その過程は、夕方、土の中から地上に出て来て木の枝などで脱皮しますが、見ていると暗くなる7時頃、1時間ほどで、ほぼ、大人の羽になります。
その瞬時、瞬時をそのままの状態で永久保存したいのですが、どのような保存液がありますか。
アルコールやホルマリンなど考えられますが、現実に経験ありません。

A 回答 (3件)

凍らせておく作戦は、生きているときの姿勢のままで昆虫を保持したいためなので、ホルマリン、アルコールの標本のときも、アセトンに入れるときもどちらの場合も、です。



「現実に経験ありません」と書かれておられるんですよね。若干補足します。
 ホルマリンは医薬用外劇物に指定されているので、認可された施設か有資格者でないと取り扱えないものです。入手できなかったら、ホルマリンをすっ飛ばして、いきなりエタノールに入れるのをやってみてください。エタノールの固定効果はホルマリンには劣りますが、それでも大丈夫なんじゃないかと思います。
 アセトンは、マニキュアの除光液の成分ですが、沸点が30度台と低く、非常に引火しやすい液体です。消防法の危険物に指定されています。取り扱いには十分ご注意ください。火気厳禁です。

 ちなみに昆虫の幼虫などを標本にするときには、エタノール中で保存する標本にすることが多いです。アセトンで乾燥標本にするのは、殻がある程度硬いトンボやバッタなどが多いです。
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いきなり防腐能のある固定液(アルコール、ホルマリン)に入れて絶命させると、絶命まで時間がかかるので、おそらくセミはかなり苦しく暴れてしまい、もとの姿勢を維持していないと思われます。

そこで、吹き付けると凍るほど一気に冷やせる「フリージングスプレー」を用意し、まずセミにそれを吹きかけてセミを凍らせます。セミが凍りつき、動きが止まったら、あらかじめ冷やしておいた固定液に入れるという方法はいかがでしょうか。

 固定液の選択ですが、液浸標本ならホルマリン固定して、ある程度の期間入れたら、70~90%ぐらいのエタノールに移して保管ですかね。形態の保存はよい方法ですが、色はどんどん抜けていきます。乾燥標本なら、アセトン固定がよいのではないかと思います。アセトンにある程度の期間浸しておいたら、その後は乾燥させることができます。乾燥させると扱いでぼろぼろになりやすいですが、生きているときの色が比較的維持されると思います。
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この回答へのお礼

素晴らしい回答ありがとうございました。
水溶液の標本ならば凍らせておいてホルマリンに漬け次にエタノールと云うことですか。
乾燥させたものなら、「アセトン」と云う薬品に浸しておき、後に乾燥するとのこと。
これでよろしいでしようか。
やってみます、ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/05 16:37

回答ではありません。


「瞬間、瞬間をそのままの状態で永久保存」は、無理だと思います。
ホームビデオやデジカメで記録を残す事ではいけないのでしょうか?
セミは、脱皮の過程で死んでしまうこともあるので、そういう個体を標本にするといいでしょう。ただし、私の知る限り脱皮直後の青白い色のまま、永久保存する方法はありません。

この回答への補足

早速ありがとうございました。
デジカメでは100枚ほど撮り、すばらしいものがあります。
それでは、物足りない気がしまして、そのままの状態で残したい気になったのです。
標本その1 背中の割れる瞬間
標本その2 背中、頭、足の一部等出ているところ
標本その3 尻尾の一部でぶら下がっているところ
標本その4 殻の上で羽の成長を待っているところ
標本その5 成虫になったところ
 と、このように5~6個のフィルムケースを少々大きくしたビンに入れ残したいですが、方法はないでしようか。

補足日時:2007/07/26 13:23
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